熟語 – consist, burst, come up, call to – イディオム

英熟語には非常に紛らわしい組み合わせがある。例えば、deal in (扱う、論じる、商う)、deal with (処理する、取引する、料理する)の区別はとっさにはつき難いと言えるだろう。in time (時間内に、間に合って)、on time (定刻に = punctual, on schedule)は定番中の定番だろう。be anxious for (切望している)、be anxious about (心配している)も for, about の違いでこれだけ意味が違ってしまう。be used to (慣れている = be accustomed to)、used to (昔は~していた、以前は~だった)もかなり紛らわしい。他にも、be familiar with (~に詳しい)、be familiar to (~によく知られている)も基礎英語ではあるが、どっちがどっちだか分からなくなる時がある人もいるみたいだ。今日は試験問題に頻出する難解で紛らわしい英熟語に焦点を絞ってみることにした。

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consist (in, of, with)

consist in (ある)、consist with (両立する、一致する)、consist of (~で構成される)も非常に紛らわしい熟語だ。それだけに受験や試験に頻出している。ただ、consist with は古めかしいフレーズではある。

Her social success consists in her hard work ethics.
彼女の社会的成功は彼女の勤勉倫理観にある。

The information perfectly consists with her account.
その情報は彼女の説明と完全に一致している。

Water consists of hydrogen and oxygen.
水は水素と酸素で構成されている。

burst (in, out, into,with)

burst in (押し入る、邪魔をする)、burst out (突然~し出す、絶叫する)、burst into (突然~し始める、乱入する)、burst with (~でいっぱい)、burst out 動名詞、burst into 名詞、と覚えておく必要があります。She burst out speaking. = She burst into speech. 彼女はいきなり話始めた。

She burst out crying. 彼女は突然泣き出した。

She burst into tears. 彼女は突然泣き出した。

Autumn leaves burst with color. 紅葉は色とりどり。

He burst in on our conversation. 彼は我々の会話に割って入った。

come up (for, with, to)

come by (立ち寄る、入手する)、come up for (出馬する)、come up with (思い付く、追い付く)、come up to (匹敵する、応じる)

He came up. 彼がやってきた。He came up to my house. 彼が私の家にやって来た。 The issue came up. 問題が取り上げられた。The issue will come up for discussion at the next meeting. その問題は次の会議の議題です。前置詞が come up の後に続いても意味が変わらない場合と、完全に意味が変わる場合がありますが、come up for (出馬する)のように意味が変わる句動詞(動詞+副詞+前置詞)を三語句動詞(three-word phrasal verb)と呼びます。

He comes up for reelection. 彼は再選挙に出馬します。

He came up with a great idea. 彼は凄い考えを思い付いた。

The mass never comes up to the standard of its best member, but on the contrary degrades itself to a level with the lowest. – Henry David Thoreau
集団というものは、絶対にそれの最良の構成員の標準には達しない、しかしそれどころか、最悪の構成員のレベルまで自身を貶めてしまうものです。 – ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

人間は集団になると非常に醜くなるという事を言っています。一人では怖くてできなくても、みんなでやれば怖くないという群集心理は非常に危険です。mob rule (衆愚政治)という言葉があるように、群集心理は時として、とんでもない政権を誕生させてしまう危険性を孕んでいるからです。例えば、個人では差別主義はいけないと思っていても、ある差別主義者のプロパガンダにより大衆が扇動されてしまい、いつの間にか差別主義自体が正当化されてしまうというとんでもない事態に陥ってしまうのです。今アメリカの共和党内で起こっている事がまさにそれです。白人至上主義者 vs 多文化主義者の戦いが今アメリカで繰り広げられています。一説では2000万人とも言われている不法移民に市民権を与える事への恐怖心が、トランプ台頭の原動力となっています。

参考サイトHow to use separable three-word phrasal verbs with the object is a pronoun

call (in, on, by, about, up, for, at…)

call in (呼ぶ、求める、立ち寄る、回収する)、call to (声をかける)、call on (訪ねる、求める)、call by (立ち寄る)、call about (電話する、訪問する)、call up (電話する、思い出させる、招集する、提案する) call for (呼ぶ、求める、電話する、命じる、立ち寄る)、call at = call into (ちょっと立ち寄る) 、call down (命じる、叱る、下に向かって叫ぶ、神に祈る)、call back (電話をかけ直す、呼び戻す、再訪する、取り消す)、call forth (生じさせる、呼び起こす)、call off (中止する、断る)、call over (呼び寄せる)、call it a day = call it a night 今日(今夜)はこれでお終い。call it quits これでお終い。きりがないので、call については次回に詳しくやろうと思っています。call 関連の熟語は非常に種類が多くて、わけが分からなくなる時が多々あります。

I cannot call to mind her name. 彼女の名前が出てこない。

I called to ask her a question. 聞きたい事があったので彼女に電話した。

I called to her, but she didn’t hear me. 叫んだが、彼女には聞こえなかった。

I called her, but she didn’t answer. 彼女に電話したが、電話に出なかった。

call to = call out to = shout 大声で名前を呼ぶ、叫ぶ、声をかける、call は電話する、呼ぶ、という意味で、call to は名前を大声で呼ぶ(聞こえるように叫ぶ)という意味になります。I called to ask her out. 電話で彼女をデートに誘った。のように、call to不定詞は、~する為に電話する、という意味になります。I called her to my office. 彼女を私のオフィスに呼んだ。call, call to は紛らわしいので注意が必要です。

参考サイトI call to/call him
参考サイトcall

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