腸内細菌と人間の平和的な共生はダイエット(食べ物)次第!

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

You are what you eat. (健康は食次第)とは良く言ったもので、何を食べるかで人は健康でいられるか、病気を患うかが決定されてしまいます。人間は食べなければ生きていけないので、当然の事ではあるのですが、何を食べるかはそれだけ重要な意味を持っているということです。暴飲暴食は論外として、健康に良いダイエットの代表はやはり野菜でしょう。野菜は、ビタミン、ミネラルが豊富なだけではなく、食物繊維も豊富なので、腸に非常に優しいダイエットとも言えます。野菜中心の食生活を心掛けるだけで、多くの病気に対する予防にもなります。私自身もそうだったのですが、子供はとにかく野菜嫌いです。私の子供の頃は、肉や甘い物をやたら好んで食べていました。それが今考えると心臓病を患ってしまった原因なのかもしれません。子供の頃から野菜と果物を摂取する習慣を付けておかないと、大人になってから生活習慣病に罹りやすくなるとも言われています。健康維持のためには、毎日の適度な運動と野菜中心の食生活が基本ですので、とにかく野菜と果物を食べましょう!

スポンサーリンク

人間は細菌だらけ

今日はWar and peace in the human gut: Probing the microbiomeから引用させてもらいます。かなり面白いニュース記事です。

Scientists are only beginning to appreciate the significance and complexity of the bacteria comprising the microbiota, which number approximately 30 trillion, about the same number as human cells.

「科学者達は、人間の細胞とほぼ同数の約30兆という微生物群を構成する細菌の重要性と複雑性を認識し始めています。」

体重70kgの人間の細胞数が30兆個みたいなので(Revised estimates for the number of human and bacteria cells in the body)、人間の細胞数と同数の細菌が体内(表皮)に存在というか生息しているという事実は驚きです。健康維持には体内細菌をコントロールする必要があるということを実感させられる数字です。

Most of the human microbiota resides in the gut. At least 500 different species exist, though most fall into several well-recognized groups. Emerging research suggests the composition of these microbes exerts a profound influence on human health throughout life, including the propensity for obesity and the susceptibility to allergies. They may even affect behavior.

「人間の微生物群のほとんどが腸内に棲息しています。少なくとも500種が存在しますが、大部分が数種類の広く認識されているグループに分類されます。新興の研究は、肥満とアレルギー耐性に対しての性向を含め、これら細菌の構成が、人生を通して人の健康に深い影響を与えていることを示唆しています。細菌が人間の行動に影響さえ与えているかもしれません。」

30兆個の微生物群の大部分が腸内に存在しているらしいです。悪玉菌と善玉菌はよく耳にしますが、善玉菌の代表格でもある乳酸菌の重要性がよくメディアで取り上げられています。それにしても、細菌が我々の行動にまで影響を及ぼしているかもしれないとは意外過ぎます。

スポンサーリンク

腸内細菌の働き

Cooperative behavior between humans and gut microflora occurs when bacterial cells produce energy and vitamins and help to screen out pathogens threatening the host. In return, host cells help maintain the microbial habitat, providing them with an environment conducive to their growth and proliferation–a win-win situation.

「人間と腸内フローラの間の協力的な行動は、細菌細胞がエネルギーとビタミン類を生成して、宿主の健康を脅かす病原菌を排除する手助けをする時に発生します。その見返りとして、人間細胞は、細菌の棲息環境を保守、細菌の成長と繁栄をもたらす環境を提供します。まさに相互勝利の状況だと言えます。」

腸内細菌と仲良く共生できれば、腸内細菌が病原菌の退治をする手助けをしてくれるそうです。これはまさに鬼に金棒と言えます。人体細胞も腸内細菌の為に腸内環境の健全性を保つ努力をするので、腸内が常に綺麗な状態みたいな感じです。腸内細菌と良好な関係を保つことは健康維持に重要な意味を持っているようです。

If bacteria are able to move between hosts easily, they can exploit the current host and move on, whereas if they’re more limited they can become dependent upon the reproductive success of the host for their own success,” she says. “In extreme cases, symbionts become dependent upon their hosts to such an extent that they no longer have the capacity to live outside the host – we see examples of this in some invertebrates.”

「”もしバクテリアが宿主間を簡単に移動できれば、彼等は今の宿主を搾取し尽くした後で、次の犠牲者へ移動できるのに対し、もし彼等が行動を制限されているなら、彼等自身の繁栄のためにも宿主の繁殖成功が重要になってきます。”と彼女は語っています。”極端な例では、共生生物の中には、宿主に依存し過ぎるあまり、宿主なしでは生きていけない体になっています。我々は一部の無脊椎動物にこの例を目撃します。”」

ある種(有毒株)の大腸菌なんかは宿主を変えて悪さをしていますね。宿主を変えられる腸内細菌は病原菌にも成り得るということだと思います。日和見菌みたいに、宿主の体が弱る(免疫力が低下する)と悪玉菌に豹変するとんでもない輩も存在するみたいです。

スポンサーリンク

腸内細菌と仲良く共生

Internal disputes can break out when the needs of microbes and humans are at cross-purposes. Should conditions of cooperation break down, gut microbiota may contribute to chronic afflictions including inflammatory, metabolic and cardiovascular diseases or use nutrients intended for the host, causing inflammation and other negative health effects.

「細菌と人間のニーズに食い違いが生じた場合、内紛が勃発します。連携の前提が破綻すれば、腸内細菌群は、炎症、代謝、心臓血管に関係した病気、あるいは、宿主が必要な栄養を横取りして、炎症や他の病気を引き起こす原因になる可能性があります。」

腸内のバランスが何らかの原因で破壊されてしまった場合、恐ろしい結果を招くようです。

Sugar and fat in the diet may constitute a recipe for such internal conflict. Unlike dietary fiber, fats and simple sugars can be used not only by host cells but also by potentially harmful microbes, such as pathogenic E. coli. Instead of resource sharing, a microbial tug-of-war ensues.

「食物に含まれる糖質と脂質が、そのような内紛を作り出す1つの要素になっているかもしれません。食物繊維と違い、脂肪とショ糖は、宿主の細胞だけではなく、病原性大腸菌のような潜在的に有害な細菌にも使われます。リソース共有の代わりに、細菌による綱引きが結果として起こります。」

低食物繊維、高糖分、高脂質の食事を続けていると腸炎などを引き起こすと言われています。便秘などの原因にもなるし、良い事なしです。鉄分の摂取も問題を引き起こす可能性があるそうです。悪玉菌が鉄分を宿主細胞のタンパク質から直接横取りするみたいです。それを防ぐ為に免疫活性が起き、細菌対宿主免疫の抗争が激化し、人体に有害な影響を与え、結果として、脂肪炎症、肥満、糖尿病等の原因になってしまうようです。腸内細菌と仲良く共生するには食生活が非常に重要になってきます。脂っこい物や甘い物を控える事が大切です。善玉菌を増やすには、牛乳が良いみたいです。牛乳に含まれる難消化性炭水化物も腸には良いみたいです。牛乳を飲むと便通がよくなるのはこのせいかもしれません。ヨーグルト+オリゴ糖の組み合わせは昔から黄金と言われているように、腸内の善玉菌を増やすためには、食生活の工夫が必要になります。腸の健康のためにも野菜やヨーグルトなんかをバランスよく摂取しましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク