FRBの6月7月の利上げの可能性は?日銀は?Brexit?

5月の雇用統計が酷い有様だったので、今月と来月の利上げの可能性がなくなったと言われています。今月利上げの可能性が無くなったというのは賛成できますが、来月の利上げの可能性については、今の段階で無いと決めつけるのは時期尚早のような気がします。6月の雇用統計次第なんでしょうけど、株式市場が史上最高値を更新した場合、利上げの可能性もあるのではないでしょうか?FRBが利上げに拘るのは、物価上昇懸念、特に不動産価格の高騰による家賃の大幅上昇が原因とも言われているので、先月の段階で年内利上げは必ずあると予想している人もいます(The price inflation could encourage the Fed to raise interest rates later this year.)。アメリカの大都市部の家賃の高騰は手に負えない状態になっています(Where The Rent Is Still Too Damn High)。家賃の高騰に対してこのまま手をこまねいていると、経済活動自体に重い足枷になってしまうので、年内利上げの可能性は高いと言えるのです。

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7月利上げの可能性

WSJ Survey: Economists Shift Rate-Rise Expectations From June to July

But 51% of economists said the Fed would raise rates in July, up from 21% last month, suggesting many forecasters shifted their expectations to the Fed’s next meeting.

「しかし、51%のエコノミストはFedが7月に利上げするだろうと言っていて、これは先月の21%からUPしていて、多くの予測者が7月のFOMCへ予想がシフトいることを示唆しています。」

過半数のエコノミストが7月利上げを予測しています。まぁ、エコノミストほどいい加減な人種もいないということも言えるのですが、来月利上げの可能性は高いと言えることだけは確かなはずです。6月の雇用統計次第であることだけは間違いありません。予想よりかなり強ければ、来月26日~27日のFOMCでの利上げと思っておいても問題ないかもしれません。当然米追加利上げとなれば、円安圧力が強まるので、参院選(7月10日)の自民圧勝との相乗効果で、8月は円安・株高が見込まれます。

今週の日銀は?

今週15日~16日にかけて開かれる日銀政策決定会合において、追加緩和が期待されているが、再び失望に終わらされる可能性も出てきている(物価低迷、悩む日銀 15~16日決定会合 追加緩和には慎重論)。こういう声もあります(日銀、6月緩和なら新記録 参院選のわずか24日前)。個人的にはBrexit(6月23日)問題が絡んでくるだろうと思っています(EU Referendum: Massive swing to Brexit – with just 12 days to go)。Brexitに現実味が出てきているだけに、日銀が動く可能性が高いとも言えるのではないでしょうか?来月にFRBの利上げと日銀の利下げがダブルで実施されるだろうという意見もありますが、今週日銀が単独で動く可能性も捨て切れません。とは言っても、日銀内部にさらなる追加緩和はよろしくないという意見もあるので、ここのところは何とも言えません(緩和限界論意識されており、早期の政策柔軟化必要=佐藤日銀委員)。参院選24日前で動くとは思えないという意見が正論なのかもしれません。サプライズ要素がかなり強いことも確かなので、様子見が一番いいのかもしれません。

Brexitの可能性

Brexitの可能性がかなり高まってきました。実際にBrexitになったら世界の金融市場に与える影響はどれくらいあるのか?誰もが気にかけることかと思います。

Fed-BOE-BOJ Rates, Apple Meeting, Brexit: Week Ahead June 13-18

Earlier on Saturday, U.S. Treasury Secretary Jack Lew added his voice to a chorus of leaders from within and outside the EU about the risks of pulling out of the European Union. “I see only negative economic outcomes” if the U.K. votes to exit, Lew said in an interview to be broadcast on CNN’s “Fareed Zakaria GPS.” A Brexit would also put geopolitical stability at risk, Lew said.

「米財務長官ジャック・ルーは、イギリスのEU離脱の危険性に対する内外からのリーダー達の大合唱に声を加えた。”私は経済に対するマイナスな影響しか思い浮かびません。”もし英国民がBreixtに賛成すれば、とルーはCNNのインタビューに対して述べた。Brexitは地政学的安定を危険にさらしかねない、とルーは語っている。」

Brexitが実現した場合、後追いする国が出かねない危険性もはらんでいます。何れにしても、イギリスが再び栄光ある孤立を選ぶのだとしたら、それはそれで良い事なのかもしれませんが、世界経済や世界の軍事バランスに与える影響は計り知れないものがあるのも事実です。Brexitが世界経済に与える影響には、大したことないという識者もいるので、実際に起こってみないと何とも言えないという意見が正解なのかもしれません。個人的には、英国民が土壇場でBrexitに反対票を投じるだろうと楽観視していますが、私の予想は外れることが多いので、何とも言えません。

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