beg the question, beg to differ, go begging, beg off 意味

TOEIC、高校、大学、センター試験の受験に役立つ英語シリーズとして、今日はイディオム beg the question, beg to differ, go begging, beg off について少し調べてみようかと思います。おまけとして、Beggars can’t be choosers. をサラっと取り上げます。まず各々の単語の辞書的な意味を見て行ってみましょう。beg = 物乞いをする、懇願する、頼む、せがむ、(質問や論点などを)はぐらかす、differ = 異なる、相違する、意見が合わない、違う、begging = 物乞い、となっています。例えば、I beg your pardon. というフレーズがあります。pardon = 寛容、許し、恩赦、放免する、もう一度言ってもらえますか?となっていて、つまり、I beg your pardon. を直訳すれば、私はあなたの許しを懇願します。となって、ご免なさい、失礼しました、のような意味になるほか、済みませんが、もう一度言ってもらえませんか?という意味にもなります。Pardon me? も全く同じ意味になります。軽く謝る時は、excuse me の方が一般的です。I’m sorry. はよりformalな謝り方です。許しを乞う時は、please forgive me. を使いましょう。

スポンサーリンク

beg the question

beg the question = dodge a question = (質問、問題、論点などを)はぐらかす、疑問を投げ掛ける(raise the question)、この他にも logical fallacy (誤謬)として使われます。何の裏付けがないにもかかわらず論拠を真実と仮定して議論する、みたいな意味合いになるみたいです。Get over it ← このサイトによると、以下のように説明されています。

“To beg the question” is an old term from logic that means “to assume one’s own conclusion in an argument”; today, most people use it to mean “to prompt the question”.

「To beg the question は議論において、自分自身の結論を前提にするという論法を意味する古語なのですが、現在は、非常に多くの人達が疑問を投げ掛けるといった意味合いでも使っています。」

begs the question vs. raises the question ← このサイトによると、基本的にbeg the questionとraise the questionは別物だと思った方が良いと言っていて、beg the questionの本来の意味を以下のように定義しています。

This fallacy is also called circular reasoning and vicious cycle, and goes by the Latin name petitio principii.

「この誤謬はまた循環論法、悪循環とも呼ばれ、または、ラテン名の論点先取の名で通っています。」

原則的には論点先取という意味みたいなのですが、現在では、疑問が生じる、質問をはぐらかす、という意味でも使われているみたいですが、それらは誤用だと言っているネイティブも多々見受けられます。

Why Donald Trump won’t stop talking about Judge Curiel

All of which begs the question: Why is Trump doing everything in his power to keep this terrible story alive?

「それら全て(トランプの意味不明な行動の全て)が疑問を投げかけています。なぜトランプはこのとてつもなく不快な報道ネタを全力で生かし続けているのでしょうか?」

beg the questionの訳し方を巡って、ネイティブ達が非常に悩んでいるスレッドがあります。

beg the question?

“Creative persons are typically linked to one another in chains, and appear as contemporary rivals. But is there not a sense in which networks of creativity beg the question?”

「創造的な人達は概してお互いにつながり合っていて、同時代のライバルのように見えます。しかし、創造性のネットワークという感がないことが問題を提議していませんか?」

創造的な人々はお互いにつながり合うことでネットワークを形成していますが、創造性のネットワークが存在しないことに疑問を投げかけています。そもそも創造性のネットワークが存在しないのに、何で創造的な人達が存在するのかと言っているのではないでしょうか。前後の文脈を考えた場合、卵が先か鶏が先かのような議論に思えます。つまり、創造性とはどこから発生するのかという根本的な問題を提議しているということです。創造性が過去においては一部の閉じられたネットワーク内でしか継承されて来なかったことは確かだし、創造的な人々が構築したネットワークは、その関係者にしか創造的ネットワークを提供しませんでした。新しいネットワークを構築しようと思ったら、結局は常に誰かが最初の創造者でなければならないのですが、その創造者の創造性はどこから生まれるのかと言ったような問題なような気もしますが、はっきり言って全く分かりません。

Begs a question ← このサイトも一見の価値があります。

beg to differ

beg to differ = 不賛成です、同意しかねます、賛成できません、と言ったような意味になります。I beg to differ = I am sorry, but I don’t agree (失礼ですが、私は同意できません)と言ったような意味合いになります。I beg to disagree. という言い方もありますが、beg to differ/ beg to disagree ← このサイトを見ると、beg to disagree の評判はすこぶる芳しくありません。

I’d say “I beg to differ” is a lot more common than “I beg to disagree“. I might use the former if I was feeling a bit pompous; I don’t think I’d ever use the latter.

「I beg to differ. は I beg to disagree. より断然一般的です。私が少し気取りたいなら、前者を使うかもしれませんが、後者を使うことはまず有り得ないでしょう。」

I beg to differ. はかなりformalな言い回しらしいので、気取っているように相手に思われてしまう可能性もあるかもしれません。但し、気取って言う分には全く問題無いです。

go begging

go begging = 買い手が付かない、物乞いして歩く、引き受けてがない、といったような意味合いになります。

Hustling Dollars for Public Health

Yet every time an emergency like this happens, public health officials must go begging bowl in hand to Congress for the funds to deal with it. And as the current squabble between Republicans and President Obama over money for the Zika virus shows, there’s no guarantee of significant or even timely relief.

「それにもかかわらず、このような緊急事態が起こる度に、公衆衛生の担当者達は、それに対応するための資金のために、議会へボウル片手に物乞いして歩かなければならないのです。そして、ジカウィルスのための資金を巡る共和党議員とオバマ大統領の間の昨今の小競り合いが示しているように、十分な、もしくは、時機を得た救済の保証はどこにもありません。」

この場合は資金得る為に議会へ物乞いしに行かなければならないと言った意味で使われています。ボウルを片手に議会の中を物乞いして歩くの方がしっくり来るような気がします。大統領も議会の承認無しには財源を確保出来ないので、このように担当者が議員を説得して回らなければならないのです。

beg off

beg off = 丁重に断る、免除を乞う、理由をつけて何とか断る、御免蒙る、といったような意味合いになります。

She begged off going out to dinner with her family.
彼女は家族との外食を理由をつけて何とか断った。

I will have to beg off. 御免蒙ります。

Beggars can’t be choosers

Beggars can’t be choosers. = もらう立場なので文句は言えません。Beggars can’t be choosy. もらう立場では選り好みはできません。という言い方もあります。choosy = 気難しい、好みがうるさい、選り好みをする、Beggar = 物もらい、物乞い、といった感じの意味になります。

beg を使った慣用句には他に、Don’t make me beg. (後生だから、お願い)、I’m begging you. (ほんと、お願い)などがあります。

スポンサーリンク

フォローする