ビットコインの最大のライバルと目されていたイーサーがハッキング攻撃を受けたようです。その結果としてイーサーの価格は大暴落しているわけなのですが、デジタル通過の脆弱さをまざまざと見せつけられる騒動となっています。やはり投資はこういう事があるから怖いですね。とは言っても、ビットコインも暴落した後で、結局値を戻してきているので、今回も暴落しきったところで拾えた人が勝ち組なんでしょうが、私にはそんな度胸はありません。心臓に毛の生えている人間には敵わないことを肌で実感しています。前回仮想通貨への投資も手だと言ったのですが、まさかこんなに早く投資の危険性が露呈してしまうとは想像もしていませんでした。投資は自己責任が原則なので、投資をする際は多角的に考察して、事前調査をする事が重要になってきます。注意一秒怪我一生というやつです。ちょっとの注意を怠っただけで、全てを失ってしまう可能性もあるので、細心の注意を払うべきなのです。
仮想通貨イーサーが盗まれる！？
Bitcoin’s Largest Competitor Hacked: Over $59 Million “Ethers” Stolen In Ongoing Attack
As of this morning, however, it is decidedly the latter, because it turns out there was something else that bitcoin’s biggest emerging competitor could do: get hacked.
「今朝時点で、しかし、それは決定的に後者であり、何故なら、ビットコイン最大の新手のライバルがまねできる他の事の存在が明らかになったからで、それはハッキングされるということです。」
ビットコインも一時最大級の取引所だったMt. Goxがハッキングの被害に遭い続けて破綻したように、今回はイーサーの取引所である、DAOがハッキングの被害に遭ってしまったのです。DAOとは何かと言えば、下記サイトにその詳細が載っています。
DAO（分散型自動化組織：Decentralized Autonomous Organization）と呼ばれるあるグループは、ネットワーク上のコンピューターコードを通じて運営している。ガバナンスから日々の業務、支払い計 画まで、業務上の詳細のすべては会社を運営するコードに書き込まれている。そこには法人定款も取締役会も最高経営責任者（CEO）もない。
今回のハッキングでDAOがMt. Goxと同じ運命をたどるのかどうかは現時点では分かりませんが、仮想通貨の危うさを改めて痛感されるハッキング騒動が起きてしまったことは投資家にとっては悲劇としか言いようがありません。
“The DAO is being attacked. It has been going on for 3-4 hours, it is draining ETH at a rapid rate. This is not a drill.
Amusingly, the attacker’s ETH address is still accumulating Ethereum’s token currency, with a balance of 3,559,374 ethers, currently valued at $59.05 million USD.
「DAOがアタックを受けています。攻撃は3~4時間続いていて、急速な勢いでETHを吸い上げています。これは訓練ではありません。面白いことに、攻撃者のETHアドレスは未だイーサレムの代用通貨を蓄積し続けていて、残高は3559374イーサー、現在5900万ドルの価値になっています。」
5900万ドルというと60数億円というとんでもない額のイーサーが盗まれてしまったようです。盗まれた人も飛んだ災難ですが、DAOが潰れたらもっと悲惨なことになってしまいます。本当に投資の怖さを思い知らされる嫌な出来事が起きてしまいました。関係者は本当に気の毒としか言えません。ハッキングという行為は本当に経済を破壊しかねないとんでもない犯罪です。今後増々デジタル化が進んで行けば、こういうハッキング被害もどんどんでかくなっていき、巻き込まれる人の数も半端ないことになるんでしょうね。怖い世の中になっていく事に、一抹の不安を感じてしまうのは私だけでしょうか。