温泉が体に良いなんてのは、日本人なら誰でも知っている事で、昔から日本では、湯治で体の不調や傷を癒やすということをやっていて、うちの婆ちゃんも長野や群馬の温泉で湯治をよくしていたと、子供の頃よく聞かされていました。1575年武田軍が織田・徳川連合軍に長篠設楽原の戦いで壊滅的な大敗を喫した後で、武田方の負傷兵が伊香保温泉で湯治したという逸話も残っているほどです。
榛名山の火山活動により、温泉が湧出したという伊香保温泉。その中心には有名な石段街があるが、これはもともと長篠の戦い（1575年）で敗れた武田勝頼 が、傷ついた兵士を癒すために真田氏に命じて造らせたものといわれる。当時、共同浴場や旅籠は山中の源泉近くにあったが、武田方はより多くの戦傷者を収容するため湯宿を広い場所に移転させる。これが現在の石段街の原型となった。山上から湧き出す源泉を木製の導管で引き、たくさんの浴場に分湯する伊香保独自 のシステムは「小間口制度」と呼ばれ、代々土豪たちに引き継がれてきた。
温泉旅行はとにかく最高
温泉旅行はとにかく最高です。温泉と言ってもピンきりなので、特に循環濾過湯の場合、衛生的な事や、レジオネラ菌の問題等色々あるので、源泉掛け流しの天然温泉をお薦めします。毎週温泉へ行ければいいのですが、そんな身分ではないので、温泉へ行くこと自体が超贅沢の我が家にとっては、せいぜい年1回の温泉旅行が精一杯です。話は逸れましたが、温泉はやはり露天風呂が一番最高です。温泉に浸かりながら、夜空の星を眺めるのが至福のひと時です。朝一番で行って、渓谷沿いの露天で、渓流を見ながら入る温泉もいいものです。観光して、温泉に入って、美味いものを食べて、寝る、こんな最高なものは他にはありません。日本人に生まれて本当に良かったと、しみじみ感じる貴重な時間でもあります。
温泉はとにかく体に最高
今回新たな研究で温泉が体に良いことがまたまた証明されてしまったようなのです。
日常的に温泉に入浴する人は、動脈硬化につながる脂質異常症（高脂血症）になりにくい可能性があるという調査結果が、早坂信哉・東京都市大学人間科学部教授の研究で得られた。
温泉に習慣的に入り続けられる人が羨ましいです。10代の頃、温泉旅館で働いた事があったのですが、確かに毎日温泉に入れるし、賄い料理も美味いしで、非常に居心地は良かったのですが、仕事があまりにもハードだったので、契約期間を満了すること無く辞めてしまった事を思い出しました。今思えばあの時から、仕事が辛いとすぐ辞める癖が付いてしまったような気がします。中高5年間の部活で、心身共に鍛えに鍛え抜かれたと思っていたのですが、いざ社会に出てみたら、何の役にも立たなかったというわけです。
医学博士で温泉療法専門医の内田代表によると、市民の温泉入浴の健康への影響を健診データを基に調査しているのは、熱海市独自の取り組みだという。内田代表は「日常的に温泉に入っていると、コレステロールがたまりにくいかもしれないことがわかった。温泉が健康に好影響を与える可能性を示している」と語る。
熱海市と言うと、以前は新婚旅行のメッカだったらしく、今で言うところの、ハワイのような存在でした。常磐ハワイアンなんていうのもありますが、とにかく熱海が良い所である事だけは確かです。しかし、熱海の場合、温泉浴効果以上に、魚を毎日食べている効果の方が大きいような気もします。青魚に多く含まれDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が、コレステロールを抑制するとも言われているので、魚と温泉の相乗効果なような気もします。何れにしても、美味い魚を毎日食べて、温泉に入れる熱海市民や近隣住民は幸せです。静岡と言えば緑茶も有名なので、健康的には言うことなしの県かもしれません。すばらしいです。武田信玄と徳川家康が争うだけの事はあります。
アルカリ泉は美人の湯
お肌がツルツルになるアルカリ泉は美人の湯とも言われていて、女性に大変人気があります。実は、埼玉県に全国屈指の美人湯が存在するので紹介しておきます。この温泉は日本一のアルカリ温泉と言われていて、知る人ぞ知る名泉となっているみたいです。
一般的には、温泉どころとしての認識の薄い埼玉県。そんな埼玉県にも、ある数値で「日本一」を誇る温泉が存在する。それが「都幾川（ときがわ）温泉」だ。
ここは、11.3pHを示す強アルカリ性温泉。この数値が「日本一」なのだ。
埼玉で温泉と言えば、秩父が圧倒的に有名ですが、日本一のアルカリ泉があることは意外と知られていません。1日4組限定の日帰り客のみとなっているので、そのこだわりの程が伺えるのではないでしょうか。とにかくお肌がつるっつるになるらしいので、女性の方は試してみては如何でしょうか。