Jill Stein(ジル・ステイン)、トランプの救世主!?

Jill Stein(ジル・ステイン)が次期アメリカ大統領になる確率は、バーニー・サンダースが民主党代表候補に選出されるくらい可能性が低いですが、バーニー支持者の多くがヒラリー・クリントンではなくステインを支持すると宣言しているそうです。これは、トランプにとっては願ってもない超強力な援護射撃で、ステインが2000年の大統領選挙でのラルフ・ネーダーのようなspoiler(スポイラー)の役割を演じる可能性が大です。

2000年のアメリカ大統領選挙では、民主党代表候補だったアル・ゴア副大統領がgeneral votes(一般投票)で勝利したにもかかわらず、共和党大統領候補のジョージ・W・ブッシュがElectoral College votesで勝利したので、国民の総意を無視する形でブッシュが大統領になってしまい、アメリカを未曾有の悲劇が襲う結果となってしまいました。

あまりにも悲劇的過ぎたブッシュ政権を、国民の意思を無視した選挙制度に対する反面教師にすべきだったのですが、アメリカは結局過去に学ぶことはせずに、現状維持に甘んじる結果になっています。

ラルフ・ネーダーは当時のGreen Party(緑の党)の代表候補だったのですが、ジル・ステインも緑の党の代表候補です。トランプ大統領誕生はもはや時間の問題と言える展開になって来たことだけは確かで、2017年は波乱の年となることは必至です。

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Who’s Jill Stein?(ジル・ステインて誰?)

Who’s Jill Stein? Clinton’s new problem

Could Green Party leader be this election’s Ralph Nader?

「緑の党のリーダーは今年のラルフ・ネーダーになり得ますか?」

はっきり言えば、ジル・ステインはラルフ・ネーダーなど問題にならないぐらいのスポイラーになるでしょう。トランプが圧勝します。トランプ政権はブッシュ政権とは比較にならないほどの悲劇的な政権になりますが、しかし、それは新世界の誕生には必要な産みの苦しみでもあり、先進諸国が格差の無いより平等な世界を構築するための、一種のcreative destruction (創造的破壊)とも言えるのです。

ステイン大統領の可能性

ヒラリー・クリントンにしてもドナルド・トランプにしても、とにかくアメリカ国民から嫌われています。アメリカ人にとってはまさに、choose the lesser of two evils(どちらを選んでも最悪という状況下でどちらかを選ばなければならない拷問のような選択)で、そういう有権者達にとって、ステイン候補は砂漠のオアシスのような存在になっています。

Seeking Support From Sanders’ Base, Green Party’s Dr. Jill Stein Heads To Vermont

“This concept of splitting the vote depends on thinking we are tiny,” Stein says. Current polls show that between 2 and 5 percent of voters support Stein.

「票を奪うというこのコンセプトは、緑の党支持者が取るに足らないちっぽけな存在という思考によって決定付けられています。とステインは言っています。最近の世論調査は、ステインを支持している有権者は、2~5%の間を示しています。」

直近の世論調査では、ステインの支持率はトランプ、クリントン両候補の10分の1程度でしかありません。なので、とても次期大統領候補などと言える存在ではないのですが、しかし、11月の大統領選では、クリントン候補から票を奪い取る可能性が相当高く、彼女がトランプをホワイトハウスへ送り込む事になるかもしれないのです。

ジル・ステイン/バーニー・サンダース

Jill Stein/Bernie Sanders ticketの可能性はあるのか?という非常に興味深い可能性であり、ヒラリー・クリントンにとってはナイトメアどころの騒ぎではなく、あるいはトランプにとっても、悪夢になる可能性すらある、ミラクルチケットとも言えます。Jill Stein invites Bernie Sanders to lead Green Party ticket: Jill Stein in the news

“He could lead the ticket and build a political movement,” Stein added.

Stein said she made her offer directly to Sanders in an email at the end of primary season, but had not received a response. “I’m not holding my breath, but I’m not ruling it out that we can bring out 43 million young people into this election,” she said. Read more at The Guardian.

「”サンダースはチケットをリードできるし、政治運動を続ける事ができます”とステインは付け加えました。ステインは予備選挙時期の終了間際にサンダースに直にE-Mailで彼女の申し出を伝えていますが、返事をもらっていません。”私は期待はしていませんが、しかし、今回の選挙に4300万人の若者たちを引き込む可能性を除外してはいません”と彼女は言った。」

サンダース/ステインのドリームチケットが誕生する可能性は限りなくゼロに近いですが、それでもステインがMillennials(新世紀世代)を取り込む可能性は高く、トランプ大統領誕生を揺るぎないものにするでしょう。まさにHistory repeats itself. (歴史は繰り返すです)

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