スーパーフードのマンゴがダイエットに劇的な効果!?

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マンゴを食べると腸が健康になるみたいです。マンゴがダイエットにいいとはかなり前から言われていましたが、この度、Journal of Nutritionで、ネズミを使った実験でその事が証明されたようです。今回の研究で、マンゴには高脂肪食によって腸内善玉菌が失われてしまう事を防ぐ働きがある事が分かったようです。この発見は、腸内細菌の中には肥満や糖尿病に関わるものも存在するので、非常に重要とのことです。いわゆる悪玉菌と言われているやつで、腸内環境を整えることで、善玉菌を増やす事ができるみたいです。

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dysbiosis(腸内毒素症)

Mango and the microbiota: Potential role of this superfruit in maintaining gut health

“Fiber and other bioactive compounds in plant-based foods are suggested to prevent gut dysbiosis caused by a high-fat diet,”

「植物系の食べ物に含まれる食物繊維と他の生物活性化合物は、脂肪分の多い食事によって引き起こされる腸内フローラの乱れを防ぐことが指摘されています。」

腸内毒素症、gut dysbiosisは、腸管微生物叢(腸内フローラ)が乱されてしまう状態を言い、脂っこい食事ばかりしていると腸内環境が悪化してしまうそうです。植物系(野菜やフルーツ)の食事をとることでこの弊害を防ぐことができるとだいぶ前から言われています。分かっていても脂っこい食べ物が恋しくなってしまうのが、実は腸内悪玉菌によるマインドコントロールだとも言われているので、何とも恐ろしい限りです。

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マンゴーダイエット

“Mango is a good source of fiber and has been reported in previous studies to have anti-obesogenic, hypoglycemic and immunomodulatory properties. The results of this animal study showed that adding mango to the diet may help maintain and regulate gut health and levels of beneficial bacteria levels. Further research is necessary to see if these study results can be replicated in humans.”

「マンゴは食物繊維の宝庫で、過去の研究で、抗肥満、低血糖、免疫調節性を有していることが報告されています。今回の動物研究の結果が、食事にマンゴを加えることが、消化管の健康と善玉菌の水準を維持して調整する働きがあるかもしれない事を示しています。これらの研究結果が人間にも複製されるかどうかを確かめるためにさらなる研究が必要です。」

あくまでもネズミを使った実験なので、この結果が人間にも当てはまるのかどうかはまだ分からないみたいです。とは言っても、マンゴは体に良いことは確かなので、マンゴを食べて痩せる、マンゴーダイエットが今後の主流になるだろう事は言うまでもありません。

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体重は減らない?

The high-fat dietary treatment with 10% mango (equivalent to 1½ cups of fresh mango pieces) was found to be the most effective in preventing the loss of beneficial bacteria from a high-fat diet without decreasing body weight or fat accumulation. Specifically, mango supplementation regulated gut bacteria in favor of Bifidobacteria and Akkermansia and enhanced short-chain fatty acid (SFCA) production. SCFAs have been shown to possess a wide range of beneficial effects, such as anti-inflammatory properties.

「10%のマンゴ(1.5カップ分の新鮮なマンゴ片)を伴った高脂肪食餌療法が体重を減らすことなしに、あるいは、脂肪の蓄積なしに高脂肪な食事から善玉菌の喪失を防ぐ最も効果的であることが証明されました。特にマンゴの追加がビフィズス菌とアッカーマンシア菌に有利になるように腸内細菌を調整し、低級脂肪酸の生産を高めました。短鎖脂肪酸は、抗炎症性などの幅広い有益な効果を有していることが明らかにされています。」

体重は減るどころか10%増えるみたいです。それでいて脂肪の蓄積がないという事なので、おそらく筋肉が増えたりしているのかもしれません。とは言っても、体重が減らないで増えてしまうのはダイエットにはならないので、マンゴが肥満と糖尿病を防ぐことにはならないような気がするのですが、何だか不思議な研究結果だとも言えます。

よく見たら生後6週間の育ち盛りのC57BL/6マウスを実験に使っているので、マンゴを10%加えたダイエットで、脂肪が増えないで体重が増えるのは当然だという事が分かりました。つまりマンゴを加えない高脂肪食事は体に良くないので、腸の調子が悪くなって成長を阻害している可能性があるのかもしれません。

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マンゴーを食べよう!

One cup of mango is bursting with antioxidants and over 20 different vitamins and minerals and provides a good source of fiber. While it has been well-documented that compounds in mango exhibit anti-inflammatory activities and that fiber aids digestion, the effects of mango on the gut microbiota have not previously been investigated.

「カップ一杯のマンゴは、抗酸化物質と20種類を超えるビタミンとミネラルで満ち溢れ、食物繊維の良い摂取源にもなります。マンゴー中の化合物が消炎作用を示し、食物繊維が消化を助けている事がこれまでかなり書かれていますが、腸内フローラに関するマンゴーの効果は過去に詳しく調査されていませんでした。」

マンゴーはスーパーフルーツであり、スーパーフードでもあります。冷凍マンゴーでもいいので、ヨーグルトと一緒に食べれば腸内環境がかなり改善されるでしょう。女性に多い大腸がんを防ぐことにもつながるかもしれません。腸内環境が乱れると精神衛生上にもよろしくないことが分かっているだけに、マンゴは非常に重要だと言えます。

Although more research is needed on the effects of mango on human health, this study suggests that mango consumption may be important in improving gut health particularly for those consuming a high-fat diet.

「人間の健康上のマンゴーの効果に関しては、さらなる研究が必要ではあるのですが、この研究が、マンゴーの摂取が、特に脂っこい食事をとっている人達の腸内健康を改善するのに重要であるかもしれないことを示唆しています。」

マンゴーを食べて腸内健康を保とうというのが、今回の研究から導き出される結論であるとも言えます。マンゴと言えば、前宮崎県知事の東国原 英夫氏(そのまんま東)がテレビでよく宣伝していたのが思い出されますが、国産マンゴーは高くて手が出ないので、外国産の冷凍モノやドライマンゴーなんかがいいかもしれません。

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