気候変動を無視するコストは相当高くつくらしい

トランプ次期大統領自身は、気候変動(地球温暖化)に人間が少しは関わっているかもしれないと認めてはいますが、それでも経済が最優先されるべきという姿勢は崩してはいません。なので、トランプ政権は完全に気候変動は無視するだろうと目されています。それどころか、EPAルールのほとんど全てを破棄するとさえ言われています。あるいは、EPA自体を解体するとさえ一部で噂されています。もしそんな事が現実に起これば、アメリカが中国のように、大気汚染などの公害に苛まれる可能性さえあるということになります。

スポンサーリンク

温暖化無視のつけは大きい

Ignoring climate change just got more expensive

If President-elect Donald Trump stops taking climate change into account when making federal energy policy, he’ll do so just as a leading projection of climate-related costs rises sharply.

「もし、次期大統領ドナルド・トランプが、連邦エネルギー政策策定時に、気候変動を無視すれば、気候関連コストの最有力予測の急上昇を招くことになるでしょう。」

気候変動を考慮に入れたエネルギー政策を立案すれば、それが経済に与える影響の方がはるかに大きいとも言われています。近視眼的な物の見方をすれば、経済優先ということになりますが、しかし、実際に何が近視眼的なのかという問題があります。気候変動は地球のサイクルかもしれないし、そうでないかもしれないし、人間が関わっているとは言えないという根強い意見もあります。気候変動が人為的という考えが近視眼的という人もいるし、それを無視するのが近視眼的という人もいます。まさに水掛け論としか言えません。

動的気候・経済統合モデル

William Nordhaus of Yale University is a central figure in the study of climate change and economics. In the early 1990s he developed what became the leading computer model for studying the effects of warming on the global economy. The Dynamic Integrated model of Climate & the Economy, or DICE, has long given resource economists, students, and policymakers an opportunity to test how different scenarios might lead to quite different future climates.

「エール大学のウィリアム・ノードハウス氏は、気候変度と経済の研究における第一人者です。1990年代初期に、氏は、温暖化が世界経済に及ぼす影響を研究するための、優れたコンピューターモデルを考え出しました。動的気候・経済統合モデル、または DICE は、長い間、リソース(情報資源)を与えてくれています。」

Nordhaus recently updated DICE. He published results of an early test-drive of it this week in a National Bureau of Economic Research working paper, titled “Projections and Uncertainties About Climate Change in an Era of Minimal Climate Policies.”

「ノードハウス氏は、最近DICEを更新しています。氏は、”最低限の気候政策の時代における気候変動に関する予測と不確実性”というタイトルの全米経済研究所の研究報告書の中で、今週、それの初期のテストドライブの結果を掲載しています。」

この最低限の時代は、氏によると今のことを言っているようです。このまま気候変動を無視続けると、世界の平均気温が2℃以上上昇して、cascading catastrophes (連鎖破局)を招きかねないとのことみたいです。もちろん今すぐどうこうの話ではありません。

淡い期待

Tea-leaf-reading aside, the new administration’s actual intentions and priorities will become clear only after Jan. 20. The planet, meanwhile, seems to have intentions and priorities of its own, judging by the unprecedented warm Christmas near the top of the world.

「紅茶占いはさておき、新政権の真意と優先順位は、1月20日以降にならないと誰にも分かりません。この星(地球)は、その一方で、世界の北端近くでの前例のない暖かいクリスマスから判断した場合、それ自身の意図と優先順位を持っているように見えます。」

トランプ政権にまだ淡い期待を抱いているようですが、実際に起こるだろう事のギャップの大きさに驚愕させられるかもしれません。基本的に温暖化を騒いでいるのはリベラルであり、それを真っ向から否定しているのが保守層です。ビル・オライリー氏のように温暖化に人間が深く関わっている事を認めている保守主義者も存在していますが、保守派は人為的な温暖化は認めていません。なので、共和党政権下では、温暖化問題は存在しないと思っておくべきです。すさまじい勢いで環境破壊が進むだろうと危惧されています。

気候変動の問題は、進化論と創造論のように、リベラルとコンサバ間で、意見が真っ二つなので、どうすることができません。ただ、アメリカ国民(選挙制度)がトランプ氏を選出したので、共和党の政策が最優先されるべきなことは言うまでもありません。

スポンサーリンク

フォローする