2020年以降社会不安が世界的に増大し混沌とした世の中になる!

日欧米における格差社会は限界に達して来ていると言われて何年か経ちますが、その結果が、アメリカにおいては、サンダース革命だったのですが、バーニー・サンダースは予備選で敗れ、常識的政策と法と秩序尊守を謳ったトランプ氏が勝利しました。トランプ氏は格差社会の申し子みたいな存在ですが、トランプ政権下で行われるだろうと予想されている、富裕層への超大型減税と社会保障の大幅カットで格差はさらに広がることが予想されているので、結果的に、アメリカ国民は格差社会を容認したということになります。

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2020年以降社会不安がピークに

Social instability lies ahead, researcher says

さまざまなデータを分析モデル化して得られた結論によると、2020年代に政治的混乱と社会不安がアメリカを中心に世界的にピークに達するみたいです(Political Instability May be a Contributor in the Coming Decade)。トランプ政権下での、アメリカ最優先を公約しているトランプ氏は、世界経済を犠牲にしてでも、アメリカを再び世界に冠たる圧倒的超大国にする野望を抱いています。ロシアと協力してイスラム過激派撲滅も誓っているので、歴史が大きく動いていくことになりそうです。そういった意味でも、2020年以降に社会不安と政治的混乱がピークに達するというのは正しい予測かもしれません。

エリート生産過剰

elite overproduction(エリート過剰生産)は、エリートが増え過ぎて、自己顕示欲と出世欲と金銭欲がやたら強いエリートは、とにかく富を収奪し、そえが貧富の差を拡大させる原動力にもなっているようです。1983年から2010年の間、アメリカでは、資産が1000万ドル(約12億円)を超える層が、66000人から35万人に激増しているようです。これは人口増加率をはるかに上回り、特に中間層が絶賛崩壊中のアメリカにおいては衝撃的な数字です。しかし、ある意味、アメリカンドリームを達成した人が相当数いるとも言えなくもありません。なので、良いこと何だか悪いこと何だか分かりません。

Elite overproduction generally leads to more intra-elite competition that gradually undermines the spirit of cooperation, which is followed by ideological polarization and fragmentation of the political class. This happens because the more contenders there are, the more of them end up on the losing side. A large class of disgruntled elite-wannabes, often well-educated and highly capable, has been denied access to elite positions.”

「エリート生産過剰は、一般的に、徐々に協調性精神を蝕む、より多くのエリート内部抗争をもたらし、その後に、政治的クラスの思想分極化や断片化が続きます。これは、競争者が増えると敗者が増えることで生じます。不満を持つ自称エリートの巨大なクラスは、たいてい学歴が高く極めて有能なのに、エリートポジション獲得を拒否られます。」

エリートが増えすぎると、エリートになれない人間が増え、エリートと同じか、それ以上の学歴や能力を持っているにも関わらずエリートになれない、怒りに満ちたクラスが作られることになります。俺クラスの人間がやる仕事じゃないと仕事を選り好みし、エリート意識むき出しのエリートになれない悲しい人種とも言えます。こういった層の人間がネットで毒を撒き散らしているとも言われていて、社会の害悪になっているとも、一部の間でよく指摘されています。プライドと学歴だけがやたら高い負け組とも言われています。

弁護士や法律家が増え過ぎ

アメリカで一番問題になっているのは弁護士の多さです。弁護士が多すぎて、訴訟社会になってしまっています。さらに、政治家のほとんどは弁護士か法律学科です。アメリカは弁護士に支配されていると言っても過言ではありません。それぐらい弁護士の発言力と政治力が絶大ということです。フォックスニュースを見れば分かる通り、番組ホストとコメンテーターの全てが弁護士という笑えない状況が多々あります。とにかく弁護士があまりにも多すぎて、それによって法を知った人間だけが得をする世の中になっています。

政治的分断も反トランプの共和党員が多数いたことからも分かります。法律家対ビジネスマンの戦いでもありました。テッド・クルーズ氏、マルコ・ルビオ氏、ヒラリー・クリントン氏の全てが法律家でした。オバマ大統領も法律家です。本当に法律家だらけです。

社会不安は防げるか

社会不安を防ぐには、さらなる政治的分断や格差拡大を防ぐしかありません。しかし、トランプ政権下でそれを望むには無理があり過ぎます。むしろ、それが極限まで拡大される可能性が大です。トランプ政権がもたらす政治的混乱はアメリカ国内のみならず、世界規模で拡散されていきます。4年間を無事過ごせたとしても、相当なダメージが既に与えられているので、2021年以降、そのダメージが原因で、世界的な社会不安がピークに達する可能性は十分あります。日本でも、オリンピック終了後は、坂道を転げ落ちる転落人生が待ち受けていると予測されています。日本は2030年までに、昭和恐慌のような状態になっているとも、一部で実しやかに囁かれています。社会不安や政治的混乱、経済恐慌を回避するためには、抜本的な改革が必要ですが、残念ながら、人間は土壇場にならないと動かない習性なので、もちろん、時既に遅しで、それが人間の悲しさでもあります。

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