世界初!一酸化炭素を除去可能な大豆製エアフィルター!!

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

冬のストーブ等の暖房器具使用で一番怖いのは一酸化炭素中毒です。その厄介な一酸化炭素を除去可能なエアフィルターが大豆を使って作られたみたいです。大豆は、世界5大健康食品の1つで、日本を代表する食品の1つでもあります。日本の代表的な食材である味噌、醤油、豆乳、納豆、豆腐は全て大豆から作られています。まさに奇跡の食品です。

冬の名物とも言える、湯葉豆乳鍋や湯豆腐は大豆抜きには考えられません。刺し身につける醤油や、熱い豆腐と油揚げの味噌汁も、偉大な大豆がもたらしてくれる恵みです。

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大豆製エアフィルター

Researchers develop environmentally friendly soy air filter

ワシントン州立大学の研究者が、一酸化炭素やホルムアルデヒド等の、現在のエアフィルターが除去できない有毒な化学物質を補足可能な大豆ベースのエアフィルターを開発しています。今回の研究は、特に世界中の酷い大気汚染に苦しんでいる地域に住む人々のために、より優れた空気清浄器をもたらしてくれる可能性があります。エンジニアは、今回のバイオフィルター用素材を設計・試験して、Composites Science and Technology 誌で彼らの研究について報告しています。北京科技大学の研究者と協働で、ワシントン州立大学研究チームは、全てが天然の生体分解可能な安価なエアフィルターのために、バクテリアセルロースと共に、純粋な混じりけのない大豆たんぱく質を使いました。

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有毒ガスを除去可能なフィルター

大気汚染は、世界中で健康問題を引き起し、喘息、心臓病、肺がん等の病気の要因になっています。商業用空気清浄機は、煤煙、排気煙、車の排気ガス中に存在する微粒子を、こういった有害な微粒子が直接肺に取り込まれるので、除去する事を目的にしています。

世界の一部の地域では夥しい数の汚染源が存在していますが、大気汚染もまた、一酸化炭素、ホルムアルデヒド、二酸化硫黄、他の揮発性有機化合物などの有害なガス状分子の混合物を含んでいます。代表的な、たいてい、合成プラスチックのマイクロファイバーで作られているエアフィルターは、物理的に微粒子を濾過していますが、化学的にガス状分子を捉えることはできません。さらに、それらは、ほとんどの場合、二次汚染の原因になるガラスや石油製品ででいています。

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大豆は完璧なフィルター

WSUと中国チームは、天然の精製した大豆プロテインと、細菌によって作られた有機化合物の細菌セルロースを使っている、新しい種類の空気濾過材を開発しました。大豆タンパク質とセルロースは、費用効率が高く、既に、粘着剤、プラスチック製品、組織再生材や創傷包帯などの、非常に多くの用途で利用されています。

Soy contains a large number of functional chemical groups – it includes 18 types of amino groups. Each of the chemical groups has the potential to capture passing pollution at the molecular level. The researchers used an acrylic acid treatment to disentangle the very rigid soy protein, so that the chemical groups can be more exposed to the pollutants.

「大豆は、多くの数の機能的な化学基を含んでいます。それは、18種類のアミノ基を含んでいます。各化学基は、分子レベルでそれを通過する汚染物資を捕える潜在性を秘めています。研究者は、化学基がより汚染物質に触れることができるようになるように、頑強に凝り固まった大豆蛋白質のもつれをほぐすためにアクリル酸処理を用いました。」

その結果できたフィルターは、ほぼ全ての微粒子と化学汚染物質を除去できました。

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安価で生物分解可能なフィルター

特に酷い汚染地域でに住む人々は、清浄するのが難しい、未知の混合汚染物質を吸っている可能性があります。しかし、その多数の機能的な化学基を使って、大豆タンパク質は、多種多様の汚染分子を引き付ける可能性を持っています。

そういった化学基が、大気中の毒物を取り込むのを利用することができ、その材料が安価で生体分解性で、さらに、大豆は世界で最も豊富な植物の1つでもあります。

Zhong occasionally visits her native China and has personally experienced the heavy pollution in Beijing as sunny skies turn to gray smog within a few days.

「ゾン氏は、折に触れて彼女の出身地の中国を訪れ、数日以内に晴天が灰色のスモッグに変わってしまう、北京の深刻な公害を身を以て経験しています。」

”大気汚染は重大な健康問題です。”と彼女は語った。”もし、我々が、室内の空気品質を改善できるなら、そのことが、多くの人々を救うことになるはずです。”

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フィルターと紙タオルの特許申請

大豆フィルターに加えて、研究者達は、ゼラチンとセルロースベースのエアフィルターも開発しています。彼等は、フィルター材を、強化と性能向上目的で、廉価の使い捨てペーパータオルの上に塗布しています。彼等は、今回開発した技術に関する特許を申請していて、商品化の機会をうかがっています。

大豆を使って一酸化炭素を除去できるとしたら、車とか、家庭用空気清浄機には重宝されそうな気がします。特に冬場のストーブを使う時期は、一酸化炭素中毒の危険性がつきまとうので、こういったエアフィルターを装備した空気清浄機は必須とも言えます。大豆の持つ底力を改めて見せ付けられた格好で、世界を代表する日本の健康食品だけあります。

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