プレバイオティクス(オリゴ糖や食物繊維)がストレスに良い!?

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

普段の生活で、ストレスにうまく対処するための手段を何か持っていますか?ヨガでストレス解消を試みているとか?それとも瞑想で心を落ち着かせてる?あるいはエクササイズでストレスを発散させたりしてますか?多分、そのストレス解消法リストの中に、プレバイオティクスを摂取する事を付け加えると、ストレス解消に結構いいかもしれません。

ストレス解消は運動が一番良いみたいに言われているので、運動は欠かせません。

スポンサーリンク

プレバイオティクスとしての食物繊維

Prebiotics may help to cope with stress

Probiotics are well known to benefit digestive health, but prebiotics are less well understood. Prebiotics are certain types of non-digestible fibers that probiotic bacteria feed on, such as the fibers found in many plant sources like asparagus, oatmeal, and legumes. Certain bacteria also feed on non-fibers such as the protein lactoferrin, which also acts like a prebiotic and is found in breast milk.

‘プレバイオティクスは、消化器官の健康に非常に有益なことで、一般的に広く知られていますが、プレバイオティクス自体はあまり良く知られていはいません。プレバイオティクスは、アスパラガス、マメ科の植物、オートミールのような多くの植物源に含まれている食物繊維などのプレバイオティクス細菌の餌になっている、特定種類の難消化性食物繊維です。また、ある種のバクテリアは、プレバイオティクスのように振る舞い、ブレストミルクに含まれる、たんぱく質ラクトフェリンなどの非繊維性の物も餌にしています。’

スポンサーリンク

プレバイオティクスで快眠

コロラド大学ボウルダー校の教授、Monika Fleshner (モニカ・フレッシュナー) 博士と彼女のチームによってFrontiers in Behavioral Neuroscience誌にオンライン掲載された新しい研究によると、定期的なプレバイオティクスの摂取が、beneficial gut bacteria(善玉菌)を増加させてストレスフルなエピソードの後で、通常の睡眠パターンの回復を後押ししてくれるようです。

“極度のストレスは、gut microbiome(腸内マイクロバイオーム、腸内微生物叢)を、混乱させます。”と、ポスドク特別研究員で、本研究論文の共著者の1人、Dr. Agnieszka Mika(アグネシュカ・ミカ博士)は説明しています。”そして、我々は、プレバイオティクスが豊富に含まれている食べ物が、beneficial bacteria(善玉菌)を増加させたり、ストレスによって引き起こされた混乱から腸内細菌を保護することができるかどうかをテストし、それらが、ストレスの多い出来事の後で混乱されやすいので、通常睡眠パターンの回復に対する、プレバイオティクスの効果も同時に調べてみたいと思っています。”

スポンサーリンク

ストレス解消に食物繊維

この実験の中で、テストラットは、ストレスフルなテストコンディションに置かれる数週間前にプレバイオティックな食事を給餌され、プレバイオテックが豊富に含まれた食事を給餌されていないコントロールラットと比較されました。興味深いことに、ストレスフルなイベントの前にプレバイオティクスを食べたネズミは、腸内微生物叢におけるストレス誘発混乱を経験することなく、対照群に比べ、健康的な睡眠パターンをより急速に回復しています。

”こういった実験がネズミを使って行われている事を考慮すると、この実験結果は、人間にも該当するでしょうか?ネズミが受け取ったストレッサーは、交通事故や最愛の人を失うことなどの、単独の非常にストレスフルな出来事に相当しています。”と、本研究論文の筆頭著者である Dr. Robert S. Thompson(ロバート・S・トンプソン博士)は言いました。”次の一連の研究課題は、プレバイオティクスが、人間が、腸内ミクロフローラを保護・回復する手助けをし、忘れられないくらいの酷い出来事の後で、正常な睡眠パターンを回復させる後押しをできるのかという疑問に関して、きっちりと調べていくことになるでしょう。”

”取り敢えず、我々は、ストレスに対処するのに役立つプレバイオティクスを我々の普段の食事に取り入れた方がいいのでしょうか?今までのところは、プレバイオティクスが人体に悪影響を与えるという事例は報告されていません。”と、ミカ博士は言いました。また、それらは、多くの植物に広く含まれており、ブレストミルク中にさえ存在していて、既に、市販されてもいます。健康的な腸内細菌と安らかな睡眠は、人に対して非常に有益な事でもあります。

ヨーグルトにはオリゴ糖や、食物繊維を豊富に含む果肉入りジャム等をかけて食べるのが良いと言われるのは、プロバイオティクスの餌になるからで、腸内での、プレバイオティクスとプロバイオティクスの相乗効果が、善玉菌を増やして、ストレスを軽減して、正常な睡眠パターンの回復、すなわち、快眠を促進し、さらに、アルツハイマー病、大腸がんや大腸炎の予防にもなります。腸内微生物相の健康維持には、プレバイオティクスは欠かせません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク