お腹の脂肪と火照り:更年期は運動で乗り切るのがいいらしい

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更年期の女性と会話をしたら、hot flashes(一過性熱感、体の火照り)や減量、特にお腹の脂肪を落とすのが難しい事に対する不平不満を聞かされるかもしれません。新しい研究が、定期的な運動が、普段運動不足の女性に対しても、減量の手助けや、火照り等のうざい症状緩和になる可能性がある事を明らかにしています。本研究は、北米更年期学会(NAMS)の定期刊行物である、Menopause誌に本日オンライン掲載されています。

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運動で更年期を乗り切る

Weight loss actually possible after menopause

Decreased estrogen levels during the menopause transition often create an array of physical and mental health issues that detract from a woman’s overall quality of life. The article “Improvements in health-related qualify of life, cardio-metabolic health, and fitness in postmenopausal women after a supervised, multicomponent, adapted exercise program in a suited health promotion intervention: a multigroup study” reports on 234 Spanish postmenopausal women aged 45 to 64 years who had at least 12 months of sedentary behavior and engaged in a supervised 20-week exercise program for the study. After the intervention, the participants experienced positive changes in short- and long-term physical and mental health, including significant improvements in their cardiovascular fitness and flexibility. In addition, they achieved modest but significant reductions in their weight and body mass index, and their hot flashes were effectively managed. This is especially good news for women who are reluctant to use hormones to manage their menopause symptoms and are looking for safe but effective nonpharmacologic options without adverse effects.

更年期移行過程で減少したエストロゲン濃度は、しばしば、女性達の全般的な生活の質を落とす数々の身体的・精神的健康問題を生み出します。論文”順応健康増進治療介入によるスーパーバイズされたマルチコンポーネント適応エクササイズプログラム終了後の、更年期後女性における健康関連の生活の質、心臓血管代謝健康、フィットネスの向上:マルチグループ研究”は、少なくとも12ヶ月間あまり動かない生活をし、研究のためにスーパーバイズされた20週間の運動プログラムに従事した、234人のスペイン人更年期後女性(年齢45歳~64歳)について報告しています。介入後、参加者達は、心臓健康とフレキシビリティの著しい改善を含む、短期・長期の身体的・心理的健康において好ましい変化を経験しています。加えて、彼等は、僅かではあるのですが、体重と肥満度指数の意義のある減少を達成し、体の火照りも効果的にマネージすることができました。この事は、更年期症状をマネージするためにホルモン剤を使うことに抵抗を持っていて、安全かつ有害な副作用のない効果的な非薬物的選択肢を捜している女性達にとっては、特にグッドニュースです。

”ますます増え続ける裏付けが、定期的な運動を伴ったアクティブなライフスタイルが、更年期以降の女性達の、健康、生活の質、フィットネスを高める事を示唆している”と、NAMS事務局長ジョアン・ピンカートン博士は言っています。”文書化された結果が、ホットフラッシュの減少や、ムードの改善、さらに、総合的に、女性達が、健康リスクが減ると同時に、気分的にも改善されていることを明らかにしています。”

ホルモン剤は色々とリスキーな副作用があるので、出来れば、運動だけで、更年期を乗り切るのがベストな選択かもしれません。そもそも、運動不足は、心臓病、糖尿病、癌の原因になるだけではなく、40代の運動不足はアルツハイマー病やパーキンソン病の原因にもなると言われているので、何れにしても運動をセざるを得ません。人間は動くようにできているそうです。

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