ビタミンB群が大気汚染による健康被害を減らしてくれるらしい

コロンビア大学メールマン公衆衛生学部の研究者達による新しい研究が、大気汚染が人の健康に及ぼす後成的影響をより一層明らかにし、ビタミンBが、大気汚染がエピゲノムに与える影響を減少させる可能性があることを示しています。今回の研究は、大気汚染が、潜在的自動マーカーに及ぼす悪影響を防止したり最小化する介入治療を開発するための研究過程の詳細に述べている初めての研究で、その結果は、PNAS誌にオンライン掲載されています。

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PM2.5は健康に有害

Taking B vitamins may reduce epigenetic effects of air pollution

The study, conducted with colleagues at Harvard’s T. H. Chan School of Public Health, in Sweden, China, Singapore, Mexico and Canada, reveals how individual-level prevention may be used to control the potential pathways underlying adverse effects of the particles PM2.5, particles with an aerodynamic diameter of <2.5 μm. These findings could have a significant public health benefit in regions of the world with frequent PM2.5 peaks.

スウェーデン、中国、シンガポール、メキシコ、カナダで、ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院の同僚等と共同で実施された本研究は、個々のレベルでの予防が、2.5μm未満の空気動力学的直径を持つ粒子である、PM2.5に内在する有害影響の潜在的経路をコントロールするのに有効かもしれない仕組みを明かしています。こういった発見は、PM2.5ピークが多発する地域において、非常に大きな環境衛生効果をもたらしてくれる可能性を秘めています。

”大気汚染の健康への影響に関する分子的根拠は、感染には理解されてはいませんし、個人レベルでの予防オプション不足が、致命的なknowledge gap(ナレッジギャップ、知識格差)に表れています。”と、メールマンスクール環境健康科学の教授でチェアのアンドレア・バッカレリ博士は言いました。”我々の研究は、大気汚染が、潜在的力学的マーカーに及ぼす有害影響を最小化する予防介入を開発するための一連の調査を始めています。環境影響仲裁における後成的修飾の中心的役割により、我々の発見は、他の有毒物質や公害病にも有効かもしれません。”

世界保健機関(World Health Organization, WHO)は、現在、世界人口の92%が、大気環境水準がWHO制限の10 μg/m3を越える場所に住んでいると見積もっています。

Ambient PM2.5 pollution is one of the most prominent air pollutants because they deposit in the respiratory tract resulting in both lung and systemic inflammation and stress. While there has been substantial lowering of ambient PM2.5 achieved through large-scale emissions control policies over the past few decades, exposure peaks with adverse health consequences are still frequently recorded.

環境PM2.5汚染は、それらが呼吸器官に堆積して、肺炎症・ストレスと全身性炎症・ストレスの両方をもたらすことから、最も突出した大気汚染物質の一つになっています。過去数十年間にわたる大規模な排出物規制法案を通して、環境PM2.5の大幅な削減が達成されてはいるのですが、健康に有害な影響を及ぼす暴露ピークは、それでもなお頻繁に記録されています。

”大気汚染の人の健康への影響や、それがどのように人の健康に影響を及ぼしているのかについては、多くの複雑な問題を提起しています。”と、環境健康科学部のポスドク研究官で、研究責任者のジャー・ツォン氏は言いました。”我々が、個人レベルで問題に取り組むことができるようになるまでは、公衆衛生に関わる課題に十分に取り組むことからは程遠いと言えます。”

ビタミンB群の効果

The researchers administered one placebo or B-vitamin supplement (2.5 mg of folic acid, 50 mg of vitamin B6, and 1 mg of vitamin B12) daily to each adult recruited for the trial. To take part in the intervention, volunteers were required to be healthy non-smokers, 18 to 60 years old, who were not taking any medicines or vitamin supplements.

研究者達は、1個のプラシーボかビタミンBサプリ(葉酸2.5mg、50mgのビタミンB6、1mgのビタミンB12)を毎日各被験者に投与しました。今回の介入治療に参加するために、ボランティアたちは、何の薬剤もサプリメントも服用していない、18歳から60歳までの健康な非喫煙者であることが要求されています。

Plasma B vitamin measurements taken before and after placebo and supplementation showed that B-vitamin supplements significantly increased the median plasma concentrations of folic acid (56 nmol/L; IQR: 13; P = 0.02), vitamin B6 (428 nmol/L; IQR: 321; P = 0.004), and vitamin B12 (511 pmol/L; IQR: 85; P = 0.01). For those who took placebos for 4 weeks, their median plasma concentrations were similar: 39 nmol/L (IQR: 24 nmol/L) for folic acid (P = 0.82), 37 nmol/L(IQR: 18 nmol/L) for vitamin B6 (P = 0.75), and 262 pmol/L (IQR: 214 pmol/L) for vitamin B12 (P = 0.42). All exposure experiments were conducted at the same time of the day.

プラシーボとサプリの摂取前と摂取後に測定された血漿中ビタミンB濃度は、ビタミンBサプリメントが、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12の中央血漿濃度を著しく増加させていることを示しています。プラシーボを4週間服用した人達に対しては、中央血漿濃度はほとんど変化が見られませんでした。全ての暴露実験は、その日の同時間帯で行われています。

実験手法

Ambient particles were drawn from an inlet next to a heavily trafficked street in downtown Toronto with more than 1000 vehicles passing through each hour. Particles were delivered via an “oxygen type” facemask. Blood samples were collected and measured using the Infinium Human Methylation 450K BeadChip.

環境粒子は、毎時間1000台以上の車が通るトロント中心部の混雑の激しい通りの隣にある吸気口から集められました。粒子は、酸素型フェイスマスクを通して供給されました、血液サンプルは、Infinium Human Methylation 450K BeadChipを使って採取され試験されました。

ビタミンB介入予防

“While emission control and regulation is the backbone of prevention, high exposures are, unfortunately, the rule still in many megacities throughout the world. As individuals, we have limited options to protect ourselves against air pollution. Future studies, especially in heavily polluted areas, are urgently needed to validate our findings and ultimately develop preventive interventions using B vitamins to contain the health effects of air pollution,”

”排ガス規制が予防のバックボーンではあるのですが、不幸なことに、世界中の多くの大都市においては、高暴露は今もなお当たり前のように起こっています。各個人として、私達は、大気汚染から身を守るための選択肢が限られています。今後の研究、特に、ひどく汚染された地域に限っては、我々の発見を至急認証する必要があり、最終的には、大気汚染の健康への影響を抑制するために、ビタミンB群を使って予防介入を開発する必要があります。”

ビタミンBサプリは健康には必須みたいな感じになっていますが、やはり、サプリの効果は馬鹿にできないようです。サプリに効果があることは多くの研究で立証されているので、飲まないよりは飲んだ方がいいに決まっているとも言わているので、個人的には飲むようにしてます。

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