メタボ腹:脇腹の贅肉はとにかく危険!肥満は運動で解消すべき

ここ数十年、アメリカ人の胴回りが増大し続け、心配の種になっています。フロリダ・アトランティック大学チャールズ・E・シュミット医学部の研究者達は、Ⅱ型糖尿病の前兆である、腹部肥満、高トリグリセリド、高血圧、異常脂質、インスリン耐性のうち、3つ以上の危険因子を含むメタボリックシンドローム(代謝症候群)が、1970年代の高血圧に似た、新しいサイレント・キラーになっています。結論から言うと、love handle(脇腹ぜい肉)は致命的です。

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メタボは糖尿病の原因

Expanding waistlines and metabolic syndrome: Researchers warn of new ‘silent killer’

In a commentary published in the Journal of Cardiovascular Pharmacology and Therapeutics, the authors describe how being overweight and obesity contribute to metabolic syndrome, which affects 1 in 3 adults and about 40 percent of adults aged 40 and older. Clinicians have traditionally evaluated each of the major risk factors contributing to metabolic syndrome on an individual basis. There is evidence, however, that the risk factors are more than just the sum of their parts.

Journal of Cardiovascular Pharmacology and Therapeuticsに掲載された解説の中で、著者達は、太り過ぎと肥満が、成人の3人に1人、40歳以上の約40%に影響を与えている、メタボを引き起こす仕組みを説明しています。医師達は、昔から、個人単位で、メタボの原因になっている主要な危険因子を別個に評価していますが、しかしながら、そういった危険因子が、全体として大きなリスクをもたらしている裏付けが存在しています。

アディポカイン

For optimal health, the waist should measure less than 40 inches for men and 35 inches for women. The authors explain that the visceral fat component of abdominal obesity leads not only to insulin resistance but also to the release of non-esterified free fatty acids from adipose tissue or body fat. Lipids then accumulate in other sites such as the liver and muscle, further predisposing individuals to insulin resistance and dyslipidemia — abnormal amounts of lipids. In addition, adipose tissue may produce various adipokines that may separately impact insulin resistance and cardiovascular disease risk factors.

最良の健康のためには、胴囲は、男で40インチ(約1m)、女で35インチ(約89cm)未満である必要があります。著者達は、腹部肥満の内臓脂肪成分が、インスリン耐性だけではなく、脂肪組織や体脂肪からの非エステル化遊離脂肪酸の放出も引き起こします。脂肪は、その後、肝臓や筋肉などの他の部位に蓄積し、個人を、さらに、インシュリン耐性、脂質が異常な量の、異常脂質血症にかかりやすくします。加えて、脂肪組織は、インスリン耐性や心臓疾患危険因子に単独で影響を及ぼす可能性がある、さまざまなアディポカインを産出するかもしれません。

メタボは心臓病の原因

The authors further caution that individuals with metabolic syndrome are largely asymptomatic but have a 10-year risk of a first coronary event, based on the Framingham Risk Score of 16 to 18 percent, which is nearly as high as a patient who already has experienced a prior coronary event. Moreover, they are concerned that metabolic syndrome is both underdiagnosed and undertreated.

著者達は、メタボを患う個人が、ほぼ無症候性である一方で、冠動脈イベントの既往歴がある患者とほぼ同じ高さである、16-18%のフラミンガムリスクスコアに基づく、初冠動脈イベントの10年リスクを抱えていることを、さらに警告しています。加えて、彼らは、メタボリックシンドロームが、過小診断され、完全に治療されていない事も懸念しています。

メタボは癌の原因

The authors stress that obesity is a major risk factor for several cancers, especially colorectal, but also breast and prostate and that clinicians should not let the perfect be the enemy of the possible. For American adults, this implies the need for evidence-based doses of drugs of lifesaving benefit for those at high risk.

著者等は、肥満がいくつかの癌、特に、大腸がんだけでなく、胸の癌や前立腺癌の主要危険因子にもなっている事と、医師は、とにかく、できる事をすべきだと強調しています。アメリカの成人にとって、この事は、高リスクな人達に対する、命を救うことができる効能を持っている薬のための、証拠に基づいた投与量が必要であることを意味しています。

肥満は大腸がんはもちろんの事、その他にも、いろいろな癌の原因になっているので、肥満だからと簡単に考えず、肥満解消のための努力はすべきで、薬に頼るのではなく、食事管理や運動によって体重を落とし、特に、子供の肥満は親の責任でもあるので、健康のためにも、運動の習慣や、健康的な食習慣をつけることが、一番大切なことであるようです。

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