甘党に超朗報!甘味料のステビアがⅡ型糖尿病に効果的!?

何がステビアをそんなに甘くしているのか?そして、その甘味料は、如何にして、人の血糖値をコントロールしているのか?ルーヴェン・カトリック大学の研究者達は、ステビアが、人の味覚に必須であるタンパク質を活性化させ、食後にインスリンの放出に関わっている事を発見しています。こういった発見は、新しい糖尿病の治療法の可能性を作り出すでしょう。

甘味料のステビアが糖尿病に効果があるとは非常に意外です。つまり、砂糖を使うより、ステビアを使った方が健康的ということになります。まじかよ!って感じです。

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甘味料ステビア

KU Leuven researchers unravel how stevia controls blood sugar levels

Stevia extract is very popular as a non-caloric substitute for sugar. The plant-based sweetener is also believed to have a positive effect on blood sugar levels, although nobody understood why. Koenraad Philippaert and Rudi Vennekens from the KU Leuven Department of Cellular and Molecular Medicine have now revealed the underlying mechanism. They collaborated with other KU Leuven scientists and with researchers from Université catholique de Louvain and University of Oxford.

ステビア抽出物は、砂糖のゼロカロリー代替品として非常に人気があります。その植物由来の甘味料は、血糖値にもプラスの効果をもたらすと信じられていますが、それが何故なのかは誰も理解していません。ルーヴェン・カトリック大学細胞分子医学部の研究者達が、その基本となるメカニズムを明らかにしています。彼らは、同大学の他の研究者達や、ルーヴァン・カトリック大学とオックスフォード大学の研究者達と、共同で今回の研究を行いました。

イオンチャネルTRPM5

彼らの実験は、ステビア抽出物の活性成分である、stevioside(ステビオシド)、steviol(ステビオール)が、イオンチャネルTRPM5を活性化する事を発見しています。イオンチャネルとして知られているタンパク質は、極小の荷電粒子が、細胞を出入りするのに通過する極微の経路の一種です。こういったチャネルは、体内の多くのプロセスに関与しています。

TRPM5 (Transient receptor potential cation channel subfamily M member 5) = 一過性受容器電位チャネルサブタイプM5、melastatin-5 (メラスタチン-5)とも呼ばれるらしい。

“TRPM5 is first and foremost essential for the taste perception of sweet, bitter, and umami on the tongue,”

TRPM5は、何よりも先ず、舌の、甘み、辛味、旨味の味覚認識には欠かせません。

“The taste sensation is made even stronger by the stevia component steviol, which stimulates TRPM5. This explains the extremely sweet flavour of stevia as well as its bitter aftertaste.”

味覚は、TRPM5を活性化するステビア成分のステビオールによって高められてさえいます。この事が、ステビアの極甘フレーバーだけではなく、苦い後味も説明しています。

TRPM5は、膵臓が、食後に十分なインスリンを放出することも保証し、その結果、異常に高い血糖値と2型糖尿病の発症を防ぐ手助けをします。この症状は、大抵、不摂生な生活スタイルの結果として、膵臓が不十分量のインスリンを放出する場合に起こります。

もし、ネズミが、長期間、高脂肪食を摂取すると、糖尿病を発症します。しかし、日用量のステビオシドを与えられたネズミにはあまり発症しません。つまり、ネズミ達は、ステビオシドによって保護されている事になります。ステビアは、TRPM5なしで、ネズミに対して、この保護効果を与えませんでした。この事は、異常に高い血糖値と糖尿病に対する保護が、ステビア成分によるTRPM5の活性化によることを示唆しています。

ステビア療法は先の話

The study opens up perspectives for the development of new treatments to control or possibly prevent diabetes. “But we must not get ahead of ourselves,” warns Philippaert. “This is fundamental research, and there is still a long way to go before we can think of new treatments for diabetes. For one thing, the dosages that the mice received are much higher than the amount of stevioside found in beverages and other products for human consumption. Further research is necessary in order to show if our findings readily apply to humans. All this means that new treatments for diabetes will not be for the very near future.”

本研究は、糖尿病をコントロールしたり、潜在的に防止するための新しい治療法の開発に道を開いていますが、先走りするべきではないと、Philippaert氏は警告しています。本研究は基礎研究で、糖尿病用の新しい治療法を考えるのは、まだまだ先の話です。一例を挙げると、ネズミに投与された用量は、人が摂取する、清涼飲料水や他の製品に含まれるステビオシド量よりはるかに大量です。さらに、我々の発見が、すぐに人に対して適用できるのかどうかを明らかにするための研究が必要です。この事全てが、糖尿病のための新しい治療法が、今後しばらくの間は、開発されることがないことを意味しています。

ステビアが糖尿病に効果があるかどうかは、ネズミを使った実験段階なので、その結果がそのまま人間に当てはまるかどうかについては、今後のさらなる研究が必要なようです。とは言っても、ステビアが糖尿病に効果的の場合、甘党にはかなりの朗報かもしれません。ステビアの大量摂取の問題もありますが、その点についても、今後どんどん研究されていくはずです。

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