過剰サービスの陰で薄給労働者達が搾取されまくっている

朝から晩まで、極寒・猛暑の中、過酷な重労働に耐え偲んで、国の経済に貢献している薄給労働者達が、便利さの追求と過剰なサービス要求の陰で多大な犠牲を払っています。冷暖房の効いた部屋で、ぶっつわりながらほとんど仕事をしない生産性ゼロの経済に何の貢献もしていない人間達(例えば地方公務員とか)が、そういう人達よりも高給を得ている矛盾が、この国をダメにしていると言っても過言ではないと、そう言い切っている人達をかなり多く見受けます。

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便利さはタダであるべきではない

宅配便は便利ですが、その便利さの陰で、宅配ドライバーや、長距離ドライバー、荷物の仕分けをする人達等の運送会社の薄給労働者達が、低賃金で過酷な労働を強いられています。この人達の給与は、本来ならば、公務員よりも高給であるべきです。しかし、実際は、公務員の方が遥かに高給で、これがこの国の経済を蝕んでいると指摘している識者もいます。納税者の税金で養われている人間達が、納税者よりも高賃金を得るのは大きな間違いで、例えば、親の小遣いが子供の小遣いより少なかったら、親は納得できないように、そういう矛盾した非道なことを、公務員達は薄給勤労納税者達に押し付けている図式だそうです。この国の給与所得者の圧倒的大多数が、公務員の給与をはるかに下回る、ワーキングプアだと言われています。

話は逸れましたが、宅配便の便利さの対価があまりにも低いことが問題みたいです。通販宅配サービス享受者は、買い物に行く手間と交通費、重い荷物を持たずに済む便利さに対する、適正な対価を払うべきだと指摘されています。つまり、宅配料は最低でも1000円以上は徴収されるべきで、現在、宅配荷物一個口160円程度で配達している宅配ドライバー達に、その倍以上の対価を払う必要があるそうです。個人的には、宅配荷物1件につき500円は支払われるべきだと思っています。これだと、宅配ドライバーは、30件で1.5万円の収入になり、かなりの労働環境の改善につながるはずです。通販の送料は最低1500円でいいんじゃないかと思います。それだけ多くの送料を徴収すれば、送料を嫌って通販利用者が減り、それによって、運送会社の人手不足も自然と解消されるはずで、まさに一石二鳥です。便利さはタダでは買えないし、買えるべきではないことを、消費者達は知る時に来ていると言っている人達もかなりいます。

もちろん、送料が高騰して通販利用者が激減すれば、通販会社をかなり苦しくなりますが、それでも、今後本格化する高齢化社会が進んでいけば、金を持っている年寄り連中は、送料が多少割高でも通販を利用するので、通販不況のような事にはならないと言われています。

過剰サービスを要求しない

薄給で重労働を課せられているサービス業従事者達の負担を少しでも減らすためには、消費者達の意識改革が必要だと言われています。過剰なサービスは要求せず、対価に見合ったサービスに甘んじるべきだと指摘されています。ワンコインランチなら、サービスなどを期待してはいけません。ちゃんとしたサービスを受けたかったら、ちゃんとした店に行けばいいだけだからです。かつて、エコノミークラスの乗客たちを家畜の豚扱いしたフライトアテンダントがいたように(エコノミー客への食事を豚の餌と言っていた)、サービス対価の低い、いわゆる安い客は、従業員達にとっては、緒戦その程度の存在でしかないということみたいです。

個人的には、日本も欧米のようなチップ社会になるべきだと思っています。つまり、感動的なサービスを受けた場合、多額のチップを置いておくみたいにすれば、サービス業に従事する薄給勤労者達もやる気が出て、サービスが向上するはずだからです。時給800円でも、チップが1時間で500円出れば、時給が1300円になり、チップは非課税なので、従業員達には相当な経済効果があります。消費者達も、チップを期待する従業員のサービス向上による利益を享受できるので、客と従業員の間に、まさにwin-winの関係を築くことができます。

日本人は守銭奴が多過ぎる

日本人はとにかくドケチがやたらと多過ぎると、内外からの批判が噴出しています。日本人にはそもそも、チャリティー精神とか、ボランティア精神が異常に乏しく、それは、宗教的なことも絡んでいるそうなのですが、ネット上では、日本人は、道徳心に著しく欠けているからだと言っている人達が多く。もちろん、その道徳心にしても、宗教から派生している部分が多いらしいので、信仰心が全くないか、あっても異常に薄い日本人が多いので、道徳心がないのも当然だと、彼らは指摘しています。日本人の中には、ケチと質素・倹約を混同してしまっている人が多くいるとも指摘していて、自分に対しては質素・倹約を常としても、他者に対しては施しの心を忘れないのが、本来、人としてあるべき姿であるらしく、困っている他者に対しても金を出さない人間は、ただドケチなだけで、そういったさもしい人間達の事を、金の使い方を知らない金の亡者、あるいは強欲守銭奴だと糾弾しています。人間は、お金を愛するのではなく、他者を愛するべきだと訴えています。聖書にも、金を愛することが、全ての悪の根源であると書いてあるように、拝金主義は百害あって一利なしで、人の心と生活を破壊します。

日本人は、自分達の生活を著しく便利で快適にしてくれるサービスは、決してタダでは買えないという事を肝に銘じるべきで、享受したサービスに対する適正な対価を払い、対価に見合ったサービスを、例えそのサービスが劣悪なものであったとしても甘んじて受け、きちんとしたサービスが受けたければ、それ相応の金を出すことを覚える時に来ています。いつまでも、薄給勤労者達を搾取している場合ではないし、過剰サービスの要求はとにかく慎みましょう。

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