イディオム coal mine canary 炭鉱のカナリア、カナリヤの意味

“Coal Miner’s Daughter”(炭坑夫の娘)は世界的に有名ですが、炭坑カナリアは炭坑に住むカナリアのことかな?と誰もが思うはずです。炭鉱にカナリアがいるのかどうかは別として、coal mine canaryと言うからには、炭鉱のカナリアという意味に違いないはずですので、本当にそういった意味なのかどうかを調べてみました。

英単語stabには刺す以外にも色々な意味が存在するので要注意
stabというと、He stabbed me in the back. あいつは俺の背中を刺したのように、刺すという意味が最も一般的だと思われますが、この英文は、あいつは俺を裏切ったのようにも訳せます。もちろん、どっちの訳を付けるかは文脈によるのですが、stabという単語には他にも、中傷、挑戦、ジャブや、さまざまな意味合いがあり、複数かのイディオムが存在するので注意が必要です。
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coal mine canary 炭鉱のカナリアの意味

The index is now in “contractionary” territory below 50, but this is not a coal mine canary signaling a recession. businessinsider.com

「インデックスは、今現在、50以下で収縮領域にはありますが、これは景気後退を警告する炭坑のカナリアではありません。」ISM製造業景況指数が50を割り込むと景気後退局面にあると言われています。

このニュース記事のタイトルのcoal mine canary (炭鉱のカナリア)は、何かを警告するものという意味で使われています。そもそも、”coal mine canary”は炭坑夫達に危険を知らせるためのガス探知機や酸欠警報機みたいな存在だったらしく、このカナリアが弱ると、一酸化炭素中毒や酸欠の危険性を意味し、炭坑夫達が地上へ避難する仕組みとなっていたようです。このフレーズは、金融市場でも比喩的によく使われていて、炭坑カナリア(経済指標)が弱くなると、投資家達は一斉に安全資産へ避難する仕組みになっていると言われています。炭坑カナリアが寓話なのか実話なのかはググってもいまいち分からなかったのですが(実際に一度ガス漏れ検査のために炭坑に送られたことはあるらしいです)、これが比喩的に使われるようになったのは1915年のようです。

熟語 - giveの慣用句 - イディオム 意味 用法
動詞giveには慣用句が非常に多く、その意味を知らないで英文を和訳した場合、訳文が本来の英文の意味とは掛け離れた意味になってしまいます。giveという単語自体は中学生レベルの基礎中の基礎の英単語なのですが、慣用句の種類の多さにgiveという英単語の本質的な難しさがあります。例えば give up という、ある意味、日本語化したとも言える

The earliest figurative use that I have found came from the famous Chautauqua circuit of public lectures. Chautauqua lecturers went from town to town, and according to a 1915 article in the Herald and News of Newberry, S.C., one of their circulars included the canary story as a kind of parable.

“A Chautauqua is to a town what a canary is to a coal mine,” the circular read. “If the intellectual and moral atmosphere of this is such that a Chautauqua can’t live in it, then we must change the atmosphere or get out.” - http://www.wsj.com/

「私が見つける事ができた最も古い比喩的な使用は、有名な公開講義だったシャタークワ巡回に由来していた。シャタークワ講演者は町から町へと巡回し、サウスカロライナ州ニューベリーのヘラルドアンドニュース新聞の1915年に書かれた記事によると、講演者の宣伝用ちらしの一つに、カナリアの話が寓話として含まれていた。”文化講演会は町にとって炭坑のカナリアと同じです。もし、町の知性・道徳の空気が文化講演会を開催出来るような状態でないなら、我々は空気を変えなければならないし、あるいは、そんな町からは出ていかなければならない”とそのちらしに書かれていた。」”Coal mine canary”は警告、警鐘と訳される事が多いようです。

イディオム The lowest common denominator 意味 例文
the lowest common denominator = the least common denominator (LCD)は、最小公分母という意味になります。the lowest common multiple = the least common multiple (LCM)は、最小公倍数のことです。例えば、2と3と6の最小公倍数は6です。

この記事では、銅価格=世界経済の健全性に対する炭鉱のカナリアと定義しています。

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canary in a coal mine, canary in the coal mine

coal mine canaryは、canary in a coal mine、もしくは、canary in the coal mineとも言います。このニュース記事”Rosenberg: Corporate credit will trigger another financial crisis within four years“から用例を1つ示しておきます。

“Look at the spread between CCC-rated credit and BBs: the spread has widened out dramatically and it looks a lot like the mortgage spreads in [2007],” he said. “When you think about ‘what should I have been looking at, what was the canary in the coal mine in 06-07,’ it was the junkiest parts of the mortgage market. Those spreads widened out before the stock market peaked.

「CCC・BB格債間のスプレッドに注目してみれば、このスプレッドは劇的に拡大しており、2007年のモーゲージスプレッドによく似ています。」と彼は語った。 「2006年〜2007年に自分は何を見るべきだったのか、何が炭鉱のカナリアだったのかを考える場合、」、それは住宅ローン市場で最も信用格付けの低い部分でした。 これらのスプレッドは、株式市場がピークに達する以前に拡大していました。

モーゲージスプレッドは住宅ローンスプレッドのことです。この場合の炭鉱のカナリアは、リーマンショックのような大イベントを知らせる前兆という意味で使われています。その前兆が、ジャンクMBS (mortgage backed securities:不動産担保債)、もしくは、サブプライム住宅ローン債券のスプレッド拡大だったということです。いわゆる、サブプライム問題というやつです。リーマンブラザーズの破綻(リーマンショック)が世界の金融市場を震撼させたわけですが、サブプライム住宅ローン危機→世界金融危機→世界同時大不況の流れは重要なので押さえておくといいかもしれません。ローゼンバーグ氏は、ジャンク債スプレッドの拡大が将来来たるべき経済危機を知らせる炭鉱のカナリア(経済危機の前兆)であると言っています。

イディオム Pyrrhic victory ピュロスの勝利 意味
えれば、第三次ハリコフ攻防戦でのドイツ軍による東部戦線における最後の勝利に当たります。Pyrrhic victory、この単語を初めて知ったのは、NBCの人気法廷ドラマ"Law and Order (ロー&オーダー)"を見ていた時に、主人公の地方検事補長Jack McCoyが"
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