若者の浮世離れは本当に貧困だけの問題なのか

若者の~離れとここ数年言われ続けている。車、バイク、活字(新聞、本、雑誌)、テレビ、ラジオ、旅行、留学、米、野菜、お菓子と例を挙げれば枚挙にいとまがない。おまえは仙人かよ!と思わず言いたくなるぐらい、まさに若者の浮世離れと言った感がある。とは言っても、恋愛、結婚にまで興味を無くしてしまっている昨今の若者の現状は危惧されるべきだろう。今の若者は働かないから金が無いだけと一蹴するのではなく、働いたら負けな風潮を日本社会が創り出してしまっている現実を真摯に受け止めなくてはならない。失われた20年の間、若者達が無気力で貧しいのは若者のせいではなく、国や社会が若者達を貧困に追い込んでしまった事が原因だという事を、そういう社会システムを作り出した人間達は自省する必要がある。少子化問題を真剣に考えるなら、この部分から本気で取り組んでいかないと、この問題は永久に解決しないように思われる。

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竹中平蔵の問題発言

「みなさんには貧しくなる自由がある。何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」これはあまりにも酷い発言だろう。学校で虐められている生徒に「みなさんには虐められる自由がある。虐められたいなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに虐められるので、虐められる事をエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張っていじめた人の足を引っ張るな」と言っているに等しい。好きで貧しくなる若者はごく少数、誰だって幸せになりたいはずだし、金だけが幸せの尺度ではないが、金が無いから恋愛も結婚も幸せな家庭作りも出来無いのが現実。成功者の足を引っ張るなと言うが、例えば、ネトゲブームに乗って巨万の富を築いた人間達は社会の足を思いっ切り引っ張っていると言えないのだろうか?頑張って成功した者達が常に社会の為になるとは限らない。若者が貧しいのは若者の責任ではなく、バブル経済を作り出しバブルを潰した当時の日銀、大蔵官僚の責任+その後20年間の政府の無策のせい。

ブラック企業問題

ブラック企業問題が声高に叫ばれている。未だ解決策は見つかっていない。ブラック企業は若者から就労意欲を奪い去る元凶の一つと言える。ブラック企業で働くぐらいなら働かない方がましなのは確かだ。まさに働いたら負けの世界が創出されてしまっている。これは悲劇としか言いようがない。従業員を奴隷か何かと勘違いしている人間達がブラック企業を作り出していて、ブラック企業は本来淘汰されるべきなのに、何故か生き残ってしまっている不思議。働かない、働かせない、求人させない、の三ない運動を推進すべき時に来ているが、学校でのイジメが無くならないのが公務員の怠慢が原因であるように、ブラック企業が無くならないのも公務員の怠慢が原因と言っても決して過言ではない。働かない公務員が日本をダメにしたとも言えるのかもしれない。かと言って、公務員を批判しているわけではないのであしからず。言いたいことは、ブラック企業問題は政治的解決が必要だということなのだ。

ワープア救済

ワープア救済無くして日本の未来はない。生活保護以下の生活水準を強いられているワープア世帯の救済が急務だ。額に汗して一生懸命に働いている若者達よりも、朝からパチンコをやっているという、非常に悪い噂のある生活保護受給者の方が手厚く保護されている。働いたら負け以外の何物でもない。こういう狂った事が平然と行われている社会では、勤労青年達が結婚に夢を見出だせなくなるのも当然の結果と言えなくもない。そもそも子供に自分の夢を託すどころの話ではない。皆が貧しかった昭和の時代と違い、今は貧しい人間が子供を持てるような時代ではない。国の無策が少子化を加速させ、若者達から未来を奪ってしまっているのだ。出生数が100万人を割り込むのも時間の問題、年寄りが爆発的に増え続ける異常な人口構成のこの国に未来があるはずがない。1億人の日本人の家計を圧迫させる異次元緩和で輸出企業は救っても、異次元政策で結婚して普通の家庭を築きたい若者達を救済する気はさらさらない政府には閉口させられる。やはり政治は金とコネが全てというわけだ。

サイレントテロ

貧しい若者達は無駄遣いを一切しないで貧しさをエンジョイしている。消費をギリギリまで抑えて、労働する事なく生活費を捻出している若者も少なくない。中には、CB乞食、転売乞食、クーポン乞食という言葉があるように、携帯、スマホの一括ゼロ円+キャッシュバックを逆手にとって儲けたり、特売商品、レア商品を転売して儲けている若者もいる。貧しさから出た悪知恵と言ってもいいだろう。副業で乞食をやっている輩もいると思われるが、異常なシステムを逆手にとって儲ける事は良いことだろう。社会の足を引っ張っているわけでもないし。働けるのに働かないで生活保護を受けている人間や、民間の倍以上の賃金を得ている公務員に比べれば、十二分に社会の為になっている。サイレントテロというのは、無駄遣いを一切せず、親と同居したりして働かずに合法的に生活していく道を模索する事で、自分達を貧困に追いやった国と社会に対する復讐方法の事である。若者達の~離れというのはぶっちゃけそういう事なのかもしれない。何も買わない、結婚もしない、子供も作らない、何故ならこんな国はさっさと滅んだ方がいいからだ、という若者達の精一杯の抵抗なのだろう。悲しいことである。

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