フィッチが日本格下げ、超少子高齢化で借金大国/貧困大国の末路

フィッチが日本のcredit outlook (信用力見通し)をnegativeへ格下げしました。これは消費税増税延期のせいなのですが、消費税増税を2年間延期することで、日本の財政が悪化し、結果として国の借金が増えるということらしいのですが、日本の借金は今さら騒ぐレベルの問題ではないので、消費税増税延期への脊髄反射的な反応とも言えます。他の格付け会社がどう動くかは分かりませんが、為替がほとんど反応していないことからも、大した問題では無いことがよく分かります。日本の未来が果てしなく暗いことは、格付け会社に指摘されるまでもなく、日本人なら誰でも分かっていることで、それがそもそも超少子化の一番の原因にもなっています。

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フィッチが日本を格下げ

Fitch Cuts Japan’s Credit Outlook To Negative

Following Abe’s decision to delay the April 2017 increase in the consumption tax, warnings about Japan’s rating (recall that Japan’s consolidated debt/GDP ratio is the highest in the world at 400%) were inevitable, and moments ago Fitch was the first to come out and while “affirming” Japan’s AA rating, it was the first major agency to cut its outlook from Stable to Negative. Expect the other two big agencies to do the same, followed inevitably by downgrades.

For now, however, the market does not care the tiniest bit about Japan’s ruinous fundamentals, and instead just wants to frontrun the BOJ inevitable easing, as a result yields across the Japanese curve have dropped to fresh record lows.

「安倍ちゃんが2017年の4月に実施予定だった消費税増税延期は格付け会社による格下げを招くだろうと警告されていましたが(日本の先進国の中でも突出した対GDP比公的債務を考えれば当然)、そしてちょっと前にフィッチが、日本のAA格付けは据え置きましたが、見通しを安定からネガティブに格下げした最初の格付け会社になりました。他の2大格付け会社(ムーディーズ、スタンダード&プアーズ)がフィッチ同様に日本を格付けすることが既に予想されています。今のところは、とは言っても、市場は日本の壊滅的なファンダメンタルズなんかにはこれっぽちの関心も持っていません、その代わりに、日銀の必然的な追加緩和の先行をしたく、結果として、日本国債の利回り曲線は総じて記録的な下げ方をしています」

日本国債の金利が短期、中長期とその全てで下がっています。これは日銀の追加緩和を先取りしているわけですが、未達が目立ち始めたことで、これ以上の量的緩和には限界があることははっきりしていて、残る手段は、マイナス金利の拡大、ETF, REIT購入枠の拡大、為替市場介入の3つとなっています。ヘリコプターマネー、国債の直接引き受けという手もありますが、それはやらないみたいです。

日本の本当の失業率は相当悲惨

アメリカの失業率がデタラメなことは誰もが知っていることですが、日本の失業率がそれに輪をかけてデタラメなことは意外と知られていません。そもそも完全雇用の社会において、現在の出生数と未婚率は考えられません。本当は正社員で働きたいのに、非正規雇用に甘んじていたり、求人がブラック企業だらけなので就活を諦めたり、もう何年(何十年)も無業者だったりと、実質失業率はアメリカよりも相当高いはずです。個人的な意見では、日本の本当の実質失業率はとんでもない事になっていることだけは確かでしょう。そうでないと、この異常な低成長、異常な低出生数、異常な未婚率、異常な貧困率、異常な借金、異常な財政赤字、異常な金融緩和、の説明がつきません。これら全てが、失業率が相当やばい事になっている事を如実に物語ってしまっています。

超々少子化・高齢化社会

日本の超々少子化社会はもう完全に手遅れです。手の施しようがありません。どうする事もできません。超少子化が日本の失われた20年の元凶と言っても決して過言ではありません。景気が悪いから未婚率が上昇して出生数が激減したのか、未婚率が上昇して出生数が激減しているから景気が悪いのか、どっちとも言えますが、この2つを延々と繰り返す悪循環に陥ってしまっているのが今の日本だとも言えます。氷河期世代を放ったらかしにしたのが諸悪の根源なのですが、氷河期世代を放置した事が、最終的には国を滅ぼす結果になったとも言えるのです。zerohedgeや他の多くのブログやニュースサイトが指摘するまでもなく、この国は確実に終わりに向かって坂道を転がっています。異次元緩和(異常な緩和)のドーピングで何とか体裁だけは保てていますが、それが切れた時が日本が終わる時で、どういうカオス状態に陥るかは分かりませんが、今のベネズエラのような国になる可能性は十分に考えられます。日本が豊かなのではなく、ごく一部の企業と日本人だけが豊かだという事を、その他大勢の日本人は自覚する必要があります。日本人が海外で活躍しているからと言って、その他の日本人が凄いわけではなく、その活躍している日本人だけが凄いのと一緒です。その反面、日本が貧しくなれば、確実にほとんどの日本人が貧しくなります。非常に悲しい現実であると同時に、避けようのない未来でもあるのです。

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