孫社長がアローラ氏退任の理由を語る、シンギュラリティ?

孫社長が、アローラ氏退任の理由を語っています。悩んでされに毛が抜けたと言っています。しかしそれにしても、最近のソフトバンクの一連の動きがかなり気になります。テンセントへのスーパーセル売却や今回のアローラ氏の突然の退任といい、何が起こっているのか?と勘繰りたくもなります。ガンホー株やアリババ株を売ったのは、米ヤフー買収のための資金繰りをしているだけという噂もありますが、本当の理由は未だ謎のままです。なので、今日はそこのところをちょっと調べてみようと思います。

ガンホー株、アリババ株売却

ソフトバンク、株売却1兆円の使途はヤフー株買収?

借入金を企業買収や出資に充てることで急成長を続けてきたソフトバンクグループのレバレッジ経営が踊り場を迎えている。今年3月末時点で11兆9224億 円という巨額の有利子負債を抱えていた同社は、「財務体質の強化のため」(ソフトバンク広報)、今月に入り保有する株の売却を相次いで発表した。

約12兆円という有利子負債はさすがにまずいと思い、有利子負債削減のために株の売却を進めているのだろうと、確かに噂はされていました。しかし、1兆円有利子負債を減らしただけでは、焼け石に水なような気もするので、やはり米ヤフーから日本ヤフーを買収するための資金なような気もします。

ついにアリババ株を売却した孫社長の胸の内

孫正義社長はいったい、何を画策しているのか。6月に入って、ソフトバンクグループがにわかに資産売却を急いでいる。

中国EC(電子商取引)サイト最大手のアリババグループホールディング株を初めて売却。同社株で3年後に償還される、「他社株強制転換証券」も発行して、巨額の現金を手に入れた。その額は合わせて88億ドルだ。

ソフトバンク、ガンホー株売却で430億円損失 TOB23日開始

ガンホーは2億4830万株を上限に、1株294円で買い付ける。市場価格(21日終値で302円)を下回る。ソフトバンクはガンホー株の発行済み株式数の26%を保有しており、TOB後は2%に低下する。

ガンホーは業績悪化中らしいので、賢い選択なのかもしれませんが・・・、ガンホー、アリババ株の売却で得られる1兆円弱と、Supercell売却で得られる7700億円の約1兆8000億円は、やはり11.9兆円の有利子負債を一桁の9.9兆円にするために使われるような気もしてきました。

ソフトバンク、株主総会の概要

売上高9兆円超、前期比8%増 ソフトバンク2015年度の業績ハイライト- 株主総会全文

ソフトバンクグループの2015年度の売上高は、9兆円を上回り、前期比8パーセントの増加となりました。 営業利益は前期比9パーセント増の9,995億円。 純利益は、前期にアリババ上場による一時益の計上があり、29パーセントの減少がありましたが、この影響を除くと、前期比23パーセントの増加となりました。 2015年度の株主還元の取り組みとして、総額6,200億円を上限とする自己株式の取得を発表。

売上高9兆円で、営業益が1兆円弱なら資金繰りに苦しんでいるようには思えないので、やはり、日本ヤフー株取得が目的なんですかねー。

ソフトバンク、泥沼スプリントから脱出できるか

孫氏は、9年間続くスプリントの赤字体質を黒転したいと人件費の圧縮等コストカットに注力、その成果も出て「著しく改善」と云っている。だが、米国内評価とは大きな乖離が発生。今年4月、米国アナリストが指摘した「子会社との取引で負債を2兆円少なく、利益は大きく見せかけていた」、「スプリントの負債は決算書にある340億ドル(3兆7000億円)ではなく509億ドル(5兆6000億円)だ」との報道が続いた。

米スプリント買収は思いっ切り失敗だったみたいです。やはりスプリントが相当やばいのかもしれません。そのための資金繰りなような気がしてきました。スプリントの負債を2兆円減らすための資産売却劇だった可能性が強いように思えます。元々は有利子負債削減のためと噂されていたので、そっちの方が正しかったということになりそうですね。

アローラ氏退任の理由はシンギュラリティー

「2年後コンピューターが人類を超える。まだ社長やめられない」 孫社長が独演会

こう打ち明けた孫社長だが、2018年にはコンピューターが人間の脳を超える「シンギュラリティ」がやってきて、30年後にはコンピューターはトランジスタの数で比較すると人間の脳の100万倍の性能を持つようになるという予測を述べた上で、

孫社長 「シンギュラリティがやってくる中でもう少しやり残したことがあるという欲が出てきた。ニケシュ(・アローラ氏)には『申し訳ない』と話をして、(社長続投の)発表に至った」と経緯を説明した。

どうやら孫社長はAI(人工知能)に魅せられてしまったようです。人工知能は今後の日本の未来の鍵を握っていると言っても決して過言ではないので、その気持は痛いほど分かります。そもそもシンギュラリティというのは何なのか?と思う人も多いのではないでしょうか?なので早速意味を調べてみました。wikiの定義によると以下の様になっています。

技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、英語:Technological Singularity)、シンギュラリティSingularity)とは、人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事とされ、テクノロジーが急速に変化し、それにより甚大な影響がもたらされ、人間の生活が後戻りできないほどに変容してしまうとする未来予測のこと。未来研究においては、正確かつ信頼できる、人類の技術開発の歴史から推測され得る未来モデルの限界点と位置づけられている。

孫氏はロボット作りに非常に力を入れているようなので、納得です。

孫正義氏に「ウチに来て、ロボットをやれ」と誘われ、0秒で「はい!」と即答した理由

トヨタ自動車で、同社初のスーパーカー「レクサスLFA」やF1などのゼロイチ・プロジェクトで経験を積んでいた林要さんに転機が訪れます。孫正義氏から 「ウチに来い。ロボットをやってほしい」と直接声をかけられたのです。ロボットは門外漢だし、トヨタで積んできたキャリアもある……。だけど、その瞬間に 「やります!」と即答。

トヨタでの自動車作りからソフトバンクでのロボット作りに転身したらしいのですが、これはトヨタも自動車作りからロボット作りに転身すべきなのを暗示しているような気がします。日本の自動車会社が、自動運転技術分野でボロ負けして、今の家電業界のような惨状になっていることは誰の目にも明らかだからです。