アーモンド、ヘーゼルナッツと共に、世界三大ナッツと称されているカシューナッツのダイエット効果が物凄いらしいです。食べて痩せられるミラクルナッツなんだそうで、カシューナッツを食べて運動をすれば、脂肪燃焼効果が凄いことになりそうです。カシュナッツと言えば、日本人に馴染み深いのが、カシューナッツと鶏肉炒めではないでしょうか?私も子供の頃からこの料理が大好きで、横浜中華街へ行くと決まってこれを注文していました。もちろん、アーモンドの方がもっと馴染み深いんですけど、カシューナッツの栄養価はアーモンドに勝るとも劣りません。米国でカシューナッツ需要拡大-コートジボワールの農業に追い風
西アフリカのコートジボワールは、インドを抜き世界最大のカシューナッツ生産国となる見通しだ。業界データによると、コートジボワールのカシューナッツ生産は過去10年間に3倍に増加しており、内戦が終了した2011年以降に急増した。
カシューナッツと言えば、インドやベトナムが有名ですが、コートジボワールが世界一の生産地になるようです。日本ではコートジボワール産のカシューナッツは入手困難なのではないでしょうか。ちょっとググっても、インド産かベトナム産しか見当たりませんでした。
カシューナッツの栄養価
他の食品に比べてカシューナッツに多く含まれる銅が脂肪燃焼には欠かせません。銅の脂肪燃焼効果については前回も書いています。カシューナッツの詳細がわかさ生活のサイトに載っていたので、引用させてもらう事にします。
カシューナッツは、ナッツの中でも最も脂肪分が少なく、筋肉をつくる植物性たんぱく質が豊富に含まれていることが特徴です。
また、骨を丈夫にするビタミンKや銅、マグネシウムを豊富に含んでいるため、成長期のお子様のおやつにぴったりのナッツです。
体重の気になる女性だけではなく、筋肉を付けたい男性や、成長期のお子様にも良いみたいです。骨粗しょう症が気になるお年寄りにも効果がありそうです。カシューナッツは老若男女に効果的な成分を大量に含んだミラクルナッツなのが頷けます。さらにカシューナッツに含まれる亜鉛とビタミンB1が疲労回復に効果があるらしく、カシューナッツを食べることで夏バテ予防になるかもしれません。7月22日がナッツの日らしいので、それを機会にナッツを食べてみるのも有りなのではないでしょうか。
カシューナッツの原産国と加工国
カシューナッツの生産国は、インド、ブラジル、タンザニア、モザンビークなどです。ほとんどは脱穀、脱皮を行う設備の郡合から穀付きのまま加工国インドへ輸出しています。インドは独自の脱殻方法を用いて、世界最大の生産・輸出国となっています。
カシューナッツはインドでほとんどが加工されて輸出されているようです。目から鱗です。それで日本で売られているカシューナッツは、そのほとんどがインド産なんですかね。でもそれだと原産国と加工国が分けて記載されるはずだし、どういうカラクリになっているのかは分かりません。ただ前述したように、コートジボワールがインドを抜いて世界最大のカシューナッツの生産国になるらしいので、そのうち日本でもコートジボワール産のカシューナッツが入手できるようになるのか、あるいは原産国インドと書かれていてもコートジボワール産なのか、その辺はところは不明です。しかし、コートジボワールはカカオの生産も世界一ということなので、ある意味凄い国とも言えるのではないでしょうか。少なくとも、チョコ好き、ココア好き、カシューナッツ好きにはそう思えても不思議はないはずです。
コートジボワールはアフリカ西部に位置する人口2,300万人の国で、リベリア、ギニア、マリ、ブルキナファソ、ガーナに隣接している。1960年代から 1970年代にかけて、年平均8%に達する高成長を遂げ、その発展は「イボワールの奇跡」と呼ばれた。その後、2002年には第一次コートジボワール内戦が勃発、さらに2010年には同年実施の大統領選挙の結果を巡り、国土を二分する混乱が生じ、政治が不安定な状況が続いていたが、2011年5月にウワタ ラ大統領が就任した後は、情勢は安定している。
同国の主要産業はカカオ、カシューナッツを含む農業で、カカオは世界最大の生産量、カシューナッツは世界最大の輸出量を誇っている。特にカカオ産業は同国GDPの15%、輸出額の35%を占める主な輸出産業である。
カシューナッツは世界最大の輸出量みたいです。アーモンドチョコやマカダミアナッツチョコはあるのに、カシューナッツチョコがないのが気になります。と思ったら普通に売ってました。カシューナッツチョコはもっとメジャーな存在になってもいいような気がします。
カシューナッツのダイエット効果
カシューナッツは豊富に一価不飽和脂肪酸のオレイン酸を含みます。また、銅、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富に含んでいます。その中でも特に銅とマグネシウムが多いことが特徴です。
オレイン酸はオリーブオイルで有名な脂肪酸ですね。動脈硬化や心臓病や高血圧に有効だと言われています。悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やしてくれるそうです。ミネラルの豊富で、まさにスーパーフードとしか言いようがありません。
カシューナッツには腸の働きを助け便通を促す働きのある食物繊維が豊富に含まれています。また、オレイン酸は便秘を解消する働きがあるといわれているため、食物繊維とオレイン酸を豊富に含んでいるカシューナッツは便秘の改善に有効であるといわれています。
カシューナッツはタンパク質だけではなく、食物繊維も豊富なようです。便秘に良いのでダイエット効果も期待できます。さらにお肌の調子もよくなりそうです。
カシューナッツのミラクルなスーパーフードっぷりを説明しましたが、今年の夏こそ、カシューナッツを食べて運動して脂肪を燃焼して、お腹の贅肉を減らしてみるのもいいかもしれません。健康のためにもナッツ類を食べることは非常に良いことです。