環境汚染、環境有害物質が子供達の脳の発達を阻害!?

環境有害物質については、過去の4大公害(水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそく)の経験から日本人は相当敏感になっています。

それに今は福島原発の問題も抱えているので、なおさら環境有害物質に対して、かなり神経質になっているのではないでしょうか。

あるいは、むしろ気にしていない日本人の方が、今は圧倒的に多数派なのかもしれませんが、何れにしても、子を持つ親達には、自分達の子供達を蝕んでいる環境破壊物質に対しては、もっと真剣に考えて欲しいものです。

多くの日本人があらゆる問題に対して、我関せずといった空気を醸し出していて、しらけているというか、他人事というか、思考停止というか、現実逃避というか、斜陽の国の国民というのは、何時でも何処でも、そういうものなのかもしれませんが、子供達のために少しでも明るい未来を築いていこうという気概が全く感じられません。

国の未来が無くなれば、自分の子供の未来も無くなるという事を、そろそろ自覚した方がいいんじゃないでしょうか。自分の子供さえ良ければそれでいいという考え方は、今はもう許されないし、温暖化にしても、他の環境問題にしても、子供や孫を持つ人間達がもっと動いていかないと、自分達の子孫に禍根を残すことになってしまいます。

環境問題は他人事では済まされない

Scientists, physicians and advocates agree: Environmental toxins hurt brain development

An unprecedented alliance of leading scientists, health professionals, and children’s and environmental health advocates agree for the first time that today’s scientific evidence supports a link between exposures to toxic chemicals in air, water, food and everyday products and children’s risks for neurodevelopmental disorders.

「1流の科学者、医療従事者、子供と環境の健康擁護者の前例のない同盟は、初めて、今日の科学的証拠が、空気、水、食べ物、日用品の中の有害物質とのエクスポージャーと、神経発達障害に対する子供達のリスクの間の因果関係を立証することに同意しています。」

アメリカミシガン州でも水道水に鉛が混入していたり(Higher lead levels in blood of Flint’s young children)、中国でも大気汚染が深刻です(Air pollution linked to increased rates of kidney disease)。世界中で多くの幼気な子供達が汚染物質にさらされています。

この問題は今に始まったことではないのですが、いつまで経っても解決されないところに、人類の限界を感じざるを得ません。他人事で済ませてしまっているから、いつまで経っても解決されないんですけどね。

子供達が環境汚染の一番の被害者

Neurodevelopmental disorders include intellectual disability, autism spectrum disorder, attention-deficit/hyperactivity disorder, and learning and other disabilities.

「神経発達障害は、知的障害、自閉症スペクトラム障害、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、学習障害や、他の能力的障害を含みます。」

日本でも発達障害児が増えていると前回も書きましたが、その時は貧困が原因だろうと書いたのですが、貧困家庭ほど外国産の安全性が疑われる、安い食材や日用品を買わなければならないので、それが子供達の脳を蝕んでしまっているのかもしれません。

何れにしても、子持ち世帯の深刻な貧困は早急に解決される必要があります。

環境汚染物質

The chemicals and pollutants highlighted in the consensus statement as contributing to children’s learning, intellectual and behavioral impairments are:

* Organophosphate (OP) pesticides

* Polybrominated diphenyl ethers (PBDEs) used as flame retardants

* Combustion-related air pollutants, which include polycyclic aromatic hydrocarbons (PAHs), nitrogen dioxide and particulate matter

* Lead, with primary sources of water pipes and paint

* Mercury

* Polychlorinated biphenyls (PCBs), industrial chemicals that were commonly used in electrical equipment and now pollute landfills and water

「子供達の学習障害、知的障害、行動障害の原因として、総意声明の中で強調されている化学物質と汚染物質は、有機リン殺虫剤、ポリ臭化ジフェニルエーテル(難燃剤)、多環式芳香族炭化水素、二酸化窒素、粒状物質を含む燃焼関連大気汚染物質、水道管と塗料が主要源の鉛、水銀、ポリ塩化ビフェニル(電気機器に一般的に使われ、今現在埋立地や水を汚染している工業用化学薬品)です。」

PM2.5なんかは燃焼関連の大気汚染物質ですね。今日も光化学スモッグ警報が発令されましたが、日本も大気汚染は一部の地域では深刻です。近所でも雑木林がどんどん伐採されていってますが、何で人口が減り続けて、若年人口も激減し続けているこの期に及んで、これ以上環境破壊をする必要があるのか理解に苦しみます。子供達のためにも、少しでも多くの緑を残し、大気汚染を改善していく事が、子や孫を持つ人間達がすべき事なのではないでしょうか。