ダイエット、スイーツ等の高カロリー食品への渇望を抑えるサプリ?

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

脂っこい物やスイーツなどの高カロリーな食品への渇望を抑え込むサプリが開発されるかもしれないとの事です。

高カロリー食品ばかり食べて、それに見合った運動をしなければ当然太ります。

激しい運動をして過剰摂取分のカロリーを消費するか、低カロリーの食事に切り替えるかの選択です。ほとんどの社会人は激しい運動などはまずしないでしょう。

なので、必然的に低カロリーの食事を心掛けるべきなのですが、そう上手くは行かないもので、どうしても高カロリー食品への欲求を抑えることができない時が多々あります。

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粉末補助食品

Cravings for high-calorie foods may be switched off in the brain by new supplement

Eating a type of powdered food supplement, based on a molecule produced by bacteria in the gut, reduces cravings for high-calorie foods such as chocolate, cake and pizza, a new study suggests.

「腸内バクテリアが生産する分子を基にした一種の粉末補助食品を食す事で、チョコレート、ケーキ、ピザのような高カロリー食品への渇望が減退します。」

腸内バクテリアが人間の食欲をコントロールしているような事は知っていましたが、それを逆手に取った手法で新たなダイエットサプリが開発されそうな予感がします。しかし、寄生バクテリアが宿主をある種の化学物質を使ってコントロールするとかあるんですかね~。

Scientists from Imperial College London and the University of Glasgow asked 20 volunteers to consume a milkshake that either contained an ingredient called inulin-propionate ester, or a type of fibre called inulin.

「インペリアル・カレッジ・ロンドンとグラスゴー大学の科学者は、20人のボランティアにイヌリンプロピオン酸エステルかイヌリンと呼ばれる食物繊維の一種のどちらかを含有しているミルクシェークを飲んでもらうようにお願いしました。」

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イヌリン

イヌリンという植物繊維について調べてみました。

ダイエット&美肌に効果的! 来年注目のスーパーフードはトピナンブール

注目したいのが、「イヌリン」。砂糖や他の炭水化物と比較して3分の1~4分の1程度のカロリーしか含まず、脂肪と比べても6分の1~9分の1程度。さら に、カルシウム、マグネシウムの吸収も促進するので、様々な食品の中の砂糖や脂肪、小麦粉の代わりに用いられる事が多いのだそう。栄養学的には食物繊維の一種で、小腸に届いたらオリゴ糖に変わり、ビフィズス菌、乳酸菌、枯草菌、納豆菌などの善玉菌が元気になって腸内環境を整えてくれます。

イヌリンは腸内でオリゴ糖に変わり善玉菌の餌になるみたいです。ヨーグルトとオリゴ糖を一緒に食べると効果が増幅されるというのはこのためです。

スーパーフードのトピナンブールが今年流行るかもしれないと、去年の12月の段階で言われていたようです。注目されているスーパーフードがあまりにも有り過ぎで、一点に絞れないので爆発的に流行る物が無さそうな気がします。関心があっちこっちに分散されてしまい、これはというスーパーフードに焦点が定まり難くなってしまっているからです。

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イヌリンプロピオン酸エステル

Previous studies have shown bacteria in the gut release a compound called propionate when they digest the fibre inulin, which can signal to the brain to reduce appetite. However the inulin-propionate ester supplement releases much more propionate in the intestines than inulin alone.

「以前の研究が、腸内細菌はファイバーイヌリンを消化する時に、脳に食欲減退の信号を送るプロピオン酸塩と呼ばれる化合物を放出することを証明しています。しかし、イヌリンプロピオン酸エステルのサプリはイヌリン単体よりもより大量のプロピオン酸塩を腸内で放出します。」

プロピオン酸塩が食欲と関係しているみたいです。イヌリンという食物繊維を摂ることで、腸内細菌がそれを消化する過程で、プロピオン酸塩を放出して、食欲を減退させるらしいので、朝にイヌリンを含む食事をとっておけば、夜はそんなに食べなくなるんじゃないでしょうか。イヌリンを多く含む食品(キクイモ、ごぼうにら)はおならが出る食品でもあるので、出勤前や登校前にはちょっと無理があるかもしれません。サプリで摂るのが一番無難なのかもしれません。イヌリンプロピオン酸エステル入りのダイエットサプリが出れば、それを飲むのが痩せる近道になることだけは確かなような気がします。ググってみると、この研究はかなり前から実施されているらしく、未だにサプリが出てこないのは何故なんでしょうか?2014年12月14日に同じような記事が出ています。Inulin-propionate Ester Ingredient Will Make You Feel Fuller

何れにしてもイヌリンを含む食品を摂取することがダイエットになるようです。ごぼう茶なども一時期大ブームになりましたし、サポニンを含むごぼうが健康にもいいんじゃないでしょうか。菊芋サプリなんていうのもあるようですが、どうなんでしょうか。

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