慢性歯周炎とラクナ梗塞には因果関係があるらしい

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慢性歯周炎が脳血管に悪影響を与える可能性があることが、今回の新たな研究で分かったみたいです。歯が痛くなると頭まで痛くなるのはこのせいなのかもしれません。虫歯を放っておくと大変な事になるという理由が良く分かります。歯と歯茎の健康維持は、身体全体の健康維持のためには必須のようです。日本人のほとんどが歯周病を患っているという話も聞くので、オーラルケアは本当に大事だという事が分かるはずです。

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歯周病と脳血管病に因果関係

Study reveals new link between periodontal and cerebrovascular diseases

A new study has revealed a relationship between chronic periodontitis and lacunar infarct, two common diseases in the elderly. Chronic periodontitis is an inflammatory disease of the gums, whereas lacunar infarct is a type of cerebral small vessel disease that can lead to a stroke.

「新しい研究は、2つの高齢者によく見られる病気である、慢性歯周病とラクナ梗塞に因果関係があることを明らかにしました。慢性歯周炎は歯茎の炎症性疾患である一方で、ラクナ梗塞は、脳卒中を引き起こす脳小血管疾病の一種です。」

慢性歯周炎というのがどういう病気なのか詳しく調べてみました。慢性歯周炎

歯周炎の約9割以上を占めるもので、歯周病原細菌によって生じる付着の喪失および歯槽骨吸収を伴う慢性疾患である。発症時期は35歳以降であることが多い。

歯周炎の9割が慢性歯周炎のようです。35歳以上の日本人のほとんどが患っています。

歯周病の原因は複合的なものなので、歯周病にならないように規則正しい生活、食生活を心掛けることと、日々のオーラルケアが非常に重要になってきます。口臭のきつい女性には幻滅させられる男性が多いので、若い適齢期女性は特にオーラルケアが必要だと言えます。男は不潔で口が臭いのがデフォなので諦めましょう。

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さらなる調査が必要

Additional research is needed to understand this link. It is hypothesized that periodontitis leads to systemic inflammation and, as a result, the health of the blood vessels could be affected. On the other hand, chronic periodontitis and lacunar infarct may share common vascular risk factors such as hypertension, diabetes, and high cholesterol.

「この因果関係を理解するための、さらなる調査が必要です。歯周炎が全身性炎症を引き起こし、その結果として、血管の健康に影響を与えている可能性があるという仮説が立てられています。他方では、慢性歯周炎とラクナ梗塞は、高血圧、糖尿病、高コレステロール等の、一般的な血管のリスクファクター(危険因子)を共有しているのかもしれません。」

因果関係は分かっても、理由は分かっていないみたいです。今は仮説の段階で、今後のさらなる研究で、歯周炎と脳血管の病気の関係がはっきりするようです。

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歯周病と糖尿病の怖い関係

血糖コントロールがうまくいかない原因かも 歯周病と糖尿病の怖い関係

最近、歯周病が注目されています。たかが歯周病では済まされません。歯周病患者は脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化による病気になる確率が3~4倍となるばかりでなく、糖尿病を急速にかつ確実に悪化させることが分かってきました。

歯周病は確かに色々な病気の原因になるので危険です。

われわれは、上顎に16本、下顎に16本、計32本の歯を持っています。一番奥の「親知らず」を入れないと28本になります。

中高年になって歯を失う最大の原因は「歯周病」です。

入れ歯の原因が歯周病なので、オーラルケアはしっかりと!

歯茎の毛細血管から歯周病菌が血液中に入り込んで、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くするのです。インスリンが働きづらくなることを「インスリン抵抗性」と表現します。膵臓(すいぞう)が、がんばってインスリンを分泌しても血糖値は下がらないため膵臓は疲労困憊、ついにはインスリンが分泌されなくなります。

当然、糖尿病は悪化するわけです。おそろしいことに、同時に歯周病も進行していく「負のスパイラル」に陥るのです。

歯周病菌が毛細血管から全身にばら撒かれたら、心臓が一番やばいような気もします。何れにしても、たかが歯周病と侮ってはいけません。髪や頭皮の手入れを怠って髪が薄くなっても身体に害はありませんが(精神的なダメージは計り知れませんが)、横着してオーラルケアを怠れば大変な事態を引き起こす可能性があるからです。

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