バイオフィルム形成を阻害するタンパク質が海に存在!

バイオフィルム(生物膜)は、台所や風呂場の滑りや、歯垢なんかの事を言うらしいのですが、要するに菌が蔓延りまくって、膜を形成してしまっている状態のようです。ヌルヌルは触っただけでやばそうな雰囲気を醸し出しているので、台所にしても風呂場にしても、あるいは、歯にしてもすぐに磨くのが懸命です。

歯のヌルヌルは特にやばいので、ヌルヌルしないようにオーラルケアが大事です。バイオフィルムを形成させないのが虫歯予防でもあります。健康を守る意味でも、バイオフィルムを破壊することは非常に重要でもあります。

バイオフィルムは細菌天国

Molecular troublemakers instead of antibiotics?

They may be slimy, but they are a perfect environment for microorganisms: biofilms. Protected against external influences, here bacteria can grow undisturbed, and trigger diseases.

「それらはスライミーかもしれませんが、それらは微生物にとっては完璧な環境です。それらとはバイオフィルムの事です。外部の影響から保護され、ここではバクテリアは邪魔されないで、繁殖でき、病気を引き起こす事が可能になります。」

スライムみたいなバイオフィルムですが、バクテリアにとっては天国です。誰にも邪魔されずに好き勝手に繁殖でき、人間にとっては、放っておくと歯垢のように、虫歯や歯肉炎、歯周病、齲歯など、とにかく悲惨な状況を引き起こします。

バイオフィルムの形成

A thin layer floating on water, dental plaque, or slimy black coatings in the washing machine detergent drawer: biofilms originate when cells attach to surfaces, and organise themselves into coordinated three-dimensional consortia, embedded in an extracellular matrix. It becomes problematic when biofilms form on medical devices or implants. Pathogenic bacteria, which trigger deseases, pose a particularly serious threat, as they cannot be treated with normal antibiotics when growing within a biofilm. Therefore: “One way to prevent illnesses is to stop biofilms forming in the first place,”

「水に浮かぶ薄い層、歯垢、あるいは、洗濯機の洗剤入れの粘着性の黒い被覆物であるバイオフィルムは、セルが表面に付着して、それら自身、細胞外基質に組み込まれている3次元の共同体へ編成します。バイオフィルムが医療機器やインプラントに形成すると、厄介な問題になります。病気を引き起こす病原性バクテリアは、バイオフィルム内部で繁殖すると、通常の抗生物質で治療できないので、特に深刻な脅威をもたらします。従って、”病気を防ぐ1つの方法が、まず第一に、バイオフィルム形成を止めることです”」

菌が寄り集まってバイオフィルムを形成するらしいですが、雑多な菌の寄せ集めがマトリックスを形成して、病気を引き起こすみたいなのですが、菌同士がどのようにして連携しているのかが、バイオフィルム形成を妨げる方法のようです。

細菌同士がコミュニケーション

In order to coordinate themselves and establish consortia on surfaces, the bacteria must communicate with each other via signal molecules (so-called “autoinducers”). If this communication is disrupted, no biofilm can be formed. This cell-to-cell communication, known as “quorum sensing” (QS), can be influenced by disruptive biomolecules (“quorum quenching” or QQ proteins). “Proteins can break down these signal molecules, or modify them in such a way that they are no longer functional,”

「それら自身を協調させて、表面に共同体を構築するために、バクテリアは、信号分子(いわゆる、自己誘導因子)を通してお互いにコミュニケートする必要があります。もし、このコミュニケーションが妨害されれば、バイオフィルムは形成されません。クオラムセンシングとして知られているこの細胞間の交信は、破壊的な生体分子(クオラムクエンチング、あるいは、QQタンパク質)に影響される可能性があります。”タンパク質はこれらの信号分子を破壊することができ、あるいは、それらをもはや機能しなくなるように修正する事ができます。”」

細菌同士の交信を司る信号分子を破壊するタンパク質が存在するみたいです。このQQタンパク質を使えば、バイオフィルムの形成を妨げることができ、病気予防が可能なようです。

“In contrast, the QQ-2 protein is orientated towards a ‘universal language’, and can disrupt the communication of different bacteria. This makes it a ‘general troublemaker’.”

「対照的に、QQ-2 タンパク質は、汎用言語向けに方向づけられていて、多種多様な細菌の交信を妨害する事が可能です。この事が、QQ-2タンパク質を全般的なトラブルメーカーにしています。」

QQ-2タンパク質という非常に優秀なクオラムクエンチングタンパク質が存在するようです。海藻に含まれるタンパク質なようですが、これを使ってさまざまな雑菌によって構成されているバイオフィルム形成を妨害できるみたいです。素晴らしい発見ではないでしょうか。