水だけで走る車(水燃料車)が可能になるかもしれない!?

水だけで走る車が将来的にできれば、エネルギー問題は解消されると言われています。水蒸気以外の副産物が何も生じないので、環境に超優しい、究極のエコカーでもあります。今のところは完全に夢物語ですが、発生した水蒸気を再利用すれば、永久に燃料の補給なしに車を走り続けさせる事が可能になります。まさに夢の車と言えるでしょう。

過去に多くの人間が水だけで走る車を作ったと主張していますが、現在そのような車が1台も存在しないことが、その主張の全てを物語っています(Water-fuelled car)。

水燃料車

Plastic ‘leaves’ turn water into fuel

Monash University researchers have developed a new plastic material that can extract hydrogen from water. It could be the start of a water-fuelled energy revolution.

「モナッシュ大学の研究者達は、水から水素を抽出する事が可能な新しいプラスチック材質を開発しました。この事が水を燃料にしたエネルギー革命の始まりになるかもしれません。」

水燃料革命のきっかけになるかもしれないらしいので、かなり期待が持てるのではないでしょうか。水燃料車ができれば、太陽さえあれば車が走るので、現在のハイブリッド車のような感覚で、車を走らせる事ができるようになるかもしれません。太陽が出ている間は水燃料車として走り、太陽がない時は電気自動車として走るという意味です。

水から水素を取り出す

The idea of splitting water (H2O) into hydrogen and oxygen is not a new one. If the two can be split efficiently enough, that hydrogen becomes a valuable potential fuel.

「水を水素と酸素に分割するアイデアは新しいものではありません。もしその2つが十分効率的に分割できれば、その水素は貴重な潜在力のある燃料になるでしょう。」

水を電気分解すれば分割できますが、その電力が故に、とても効率的と言えるような代物ではなく、その電力で車を動かした方がはるかにましです。

When light is shone onto this plastic, the energy from the light is harnessed to reduce the overall energy requirement to split water into hydrogen and oxygen.

「光がこの樹脂に照らされると、光のエネルギーが、水を水素と酸素に分割するのに必要な総体的なエネルギーを減らすために利用されます。」

この樹脂は、炭素系素材で電気を通すことができるみたいです。人工光合成と同じ仕組みなような気もしますが、どこが違うのかは分かりません。何れにしても、従来の方法とは比較にならないほど、安価で、持続可能で、高効率な水分割システムみたいです。

This hydrogen can then react with oxygen to produce ‘clean’ energy, with the only emissions being , which can then be put back into the cycle and used again.

「この水素は、その後、唯一の排出物が、半永久的にリサイクル可能な、水蒸気であるクリーンなエネルギーを作り出すために、酸素と反応させる事ができます」

水を水素と酸素に分割して、水素と酸素を反応させてエネルギーを発生させ、そのサイクルで発生する水蒸気を再びサイクルに戻して再利用することで、このサイクルを永久に持続することが可能になるらしいです。まさに夢の水燃料エネルギーです。素晴らし過ぎます。

実用化には程遠い

It’s early days yet – currently, only small amounts of hydrogen have been produced. But this could be the spark of new cheaper, renewable energy.

「まだ時期尚早ではあります。今現在、少量の水素が生産されただけです。しかし、これが新しい割安な再生可能エネルギーの火付け役になる可能性があるのです。」

実用化されるかどうかも全くの未知数ですが、これを叩き台に、水燃料エネルギーの開発が促進されれば、それだけで御の字とも言えます。太陽光がなければ使えないので、車を動かすには無理がありそうですが、太陽が当たっている間に発電された電気を充電するシステムと併用すれば、いけそうな気もします。

今回の研究が、どのような仕組みで水を水素と酸素に分離しているのかは分かりませんが、過去にも似たような研究がされているようなので、恐らく、触媒が変わっただけで、原理は同じなのかもしれません。まだ少量の水素が作られている段階なので、他の研究同様に、今後のさらなる飛躍に期待するしかないみたいです。