base 2のbaseを日本語訳すると何になるのかググっていたら、まず最初に目についたのが底2という訳でした。さらに調べると基数2という訳も出てきました。どっちが良いのか悩むところですが、検索ヒット数で比較したい場合、底2の方が基数2よりも若干多かったので、底2の方がいいのかもしれません。ベース2、基数2、底2のどれを使っても無問題なんでしょうが、ただ基数はradixと表されているケースが見受けられるので、そう考えると底やベースが無難なような気もしてきます。基底と訳している学術サイトもあるので、訳し方も人それぞれなのかという気もしてきます。そのままbase2とするのがもしかしたら一番無難であるのかもしれませんが、やはり好みの問題なような気もします。
base 意味
A Mathematical Birthday Life Hack
Binary (base 2) and hexadecimal (base 16) are popular options due to their utility in computing, but you can pick any number you want.
「2進数(基数2)と16進数(基数16)は機械演算で役立つので人気な選択肢ですが、どんな好きな数でも選択することが可能です。」
ググってみると、base 2は基数 2と訳すのが無難ぽかったので、基数と訳しておきます。2進数と16進数はコンピュータープログラミングでは必須なので、覚えておいた方が何かと良いかもしれません。自分も留学中にテストで、C++で10進数を2進数に変換するプログラムを組めという問題が出た時は、頭の中が真っ白になって、自分がコンピュータサイエンス学科には向いていないことを痛感させられた、非常に苦い経験があります。
No muss, no fuss 意味
You’re turning 28? That’s 10 in base 28. You’re turning 87? That’s 10 in base 87. No muss, no fuss.
「28歳になったの?それは基数28だと10歳です。87歳になったの?それは基数87だと10歳です。とっても簡単です。」
No muss, no fussはこの場合とても簡単と簡単に訳せます。muss = 混乱、fuss = 大騒ぎ、細々と手が掛かること、という意味なので、直訳すれば、混乱なければ大騒ぎなしのようになります。No risk, no returnの、リスクなければリターンなしと一緒です。No muss, no fussは前後の文脈から適当に意味を考える(意訳する)のが一番です。
Sarcasm aside 意味
Sarcasm aside, I’ve just always enjoyed writing numbers using alternative bases, and why should my birthday be any different?
「皮肉は脇へ置いておいて、私はただいつも別の基数を使って数を書くことを楽しんでいて、何で誕生日だけが違う必要があるのでしょうか?(否ない)」
Sarcasm = 嫌味、皮肉、当てこすり、aside = ~は別にして、わきへ、余談、という意味なので、Sarcasm asideを直訳すれば、皮肉は別にしてとなりますが、意訳すれば皮肉は脇へ置いておいてみたいにも訳せます。意訳なら嫌味抜きでみたいにも訳せます。
whole number 意味
I can write it as 25 in some base. (No matter what base you use, “25” will always represent an odd number because it is 5 more than twice a whole number.)
「いくつかの基数でそれを25として書くことが可能です。(例え何を基数に使っても、25は整数の2倍よりも5多いので、常に奇数を表します。)」
whole number = 自然数、整数となっていますが、自然数と整数は一緒なのかという問題が生じます。調べてみると、whole numbers = ゼロを含めた整数、counting numbers = 自然数とするのが一般的なようですが、整数と自然数の違いを調べてみました。
Some people (not me) say that whole numbers can also be negative, which makes them exactly the same as integers.
And some people say that zero is NOT a whole number. So there you go, not everyone agrees on a simple thing!
「一部の人は、whole numbersはマイナスにもなり得ると言っています。そしてそのことはそれらを整数と全く同じにします。そして、一部の人達は、0はwhole numbersではないと言っています。そういうことなのでやはり、全ての人が単純なことに同意しているわけではないということになります。」
このサイトの主張によると、whole numberはゼロを含みますがマイナスは含まない数字で、counting number (natural number、自然数)はゼロを含まないプラスの整数で、整数はゼロもマイナスも含んでいます。つまり、whole numberとcounting numberの違いはゼロを含むか含まないかです。しかし、人によっては、whole numberにゼロは含まないと言っているので、whole numbersとcounting numbersは全く一緒ということになります。さらに人によっては、whole numbersにはゼロどころか負の整数も含むと言っているので、そうなると、whole numbersとintegersが全く同じということになってしまい、counting numberとは違うということにもなります。定義的に曖昧であるとも言えるようですが、3つの数字に区別を付ける意味でも、何らかの区分けが必要になるかと思います。実際には、whole number = 整数で、counting number = 自然数ということになります。整数はゼロもマイナスも含んでいますが、自然数はゼロを含まない+の整数を指します。