ココア(チョコ)に含まれるフラバノールが体に良いらしい

これからはココアが恋しくなる季節でもあります。寒い日の一杯の甘いホットミルクココアほど、美味しくて体を芯から温めてくれるものはありません。生きてて良かったと思える瞬間です。匂い、味、健康効能、ココアを超える飲み物は存在しないと言っても過言ではないと言えます。ミロも美味しいですが、やはりココアには勝てません。

ホワイトチョコ風味のホワイトココアアーモンドミルクは恐らく史上最強の美味しい健康ドリンクである可能性があります。それにマシュマロや生クリームなんかをトッピングすれば、健康的にはあれですが、味、見た目的には完璧です。

フラバノール

Cocoa compound linked to some cardiovascular biomarker improvements

To the tantalizing delight of chocolate lovers everywhere, a number of recent studies employing various methods have suggested that compounds in cocoa called flavanols could benefit cardiovascular health. Now a systematic review and meta-analysis of 19 randomized controlled trials (RCTs) of cocoa consumption reveals some further pieces of supporting evidence.

「世界中のチョコラバーのための朗報として、さまざまな方法を用いた多くの研究が、フラバノールというココアに含まれる物質が、心臓血管の健康に有益である可能性を示唆しているということです。現在、ココア消費に関する19の無作為化比較試験の系統的レビューやメタ分析が、いくつかのさらなる補強証拠を明かしています。」

カカオにはテオブロミンやカフェインが多く含まれるので、飲み過ぎ食べ過ぎは禁物ですが、さらにカドミウム等の重金属、残留農薬、アフラトキシン(カビ毒)等も注意が必要なようなので、毎日ガバガバ飲まないのがいいのかもしれませんが、甘いし高カロリーでもあるので、1日一杯程度で十分なような気もします。

“Our meta-analysis of RCTs characterizes how cocoa flavanols affect cardiometabolic biomarkers, providing guidance in designing large, definitive prevention trials against diabetes and cardiovascular disease in future work,”

「我々のRCTメタ分析が、ココアフラバノールがどのようにして心血管代謝のバイオマーカーに影響を与えているのかを明らかにし、糖尿病と心疾患の将来の研究に対して、大規模かつ明確な予防試験をデザインするための指針を提供しています。」

心疾患と糖尿病予防に効果的

“We found that cocoa flavanol intake may reduce dyslipidemia (elevated triglycerides), insulin resistance and systemic inflammation, which are all major subclinical risk factors for cardiometabolic diseases.”

「我々は、ココアフラバノールを摂取することが、全てが心血管代謝疾患に対する主要な潜在性危険因子である、異常脂質血症(トリグリセリド上昇)、インスリン耐性、全身性炎症を減らす可能性があることを発見したのです。」

しかし、甘いココアを飲むことがそんなに体に良いとは思えません。あくまでも甘くないココアやチョコを食べた時の話だと思います。

The greatest effects were seen among trial volunteers who ate between 200 and 600 milligrams of flavanols a day (based on their cocoa consumption). They saw significant declines in blood glucose and insulin, as well as another indicator of insulin resistance called HOMA-IR. They also saw an increase in HDL, or “good,” cholesterol. Those consuming higher doses saw some of the insulin resistance benefits and a drop in triglycerides, but not a significant increase in HDL. Those with lower doses of flavanols only saw a significant HDL benefit.

「最大の効果が、1日200mg~600mgのラバノール(被験者のココア消費量に基づく)を摂取した試験志願者に共通して見られました。血糖とインスリンのほか、インスリン抵抗指数と呼ばれる別の指標の著しい減少を目撃しました。彼等は同様に、HDL(善玉コレステロール)の増加を確かめました。高投与量を摂取した被験者は、若干のインスリン耐性メリットやトリグリセリド減少を経験しましたが、顕著なHDL増加はありませんでした。低用量フラバノール摂取グループは、著しいHDL効果を享受しました。」

HOMA-IR = Homeostasis Model Assessment of Insulin Resistance (インスリン抵抗性指数、HOMA指数、HOMA-R指数)

HDL = High Density Lipoprotein (高密度リポ蛋白質)、善玉コレステロール

甘くないココアをいっぱい飲むと、HDLはそんなに増えませんが、血糖値なんかが著しく減少するようです。逆に適量のココア摂取が善玉コレステロールを劇的に増加させるみたいな感じです。とにかく飲み続けることが大事なようです。

無添加純粋ココア・チョコ

“The treatment groups of the trials included in our meta-analysis are primarily dark chocolate — a few were using cocoa powder-based beverages,”

「我々のメタ分析に含まれる試験の治療群は、主にダークチョコで、ココアパウダーベースの飲料を使っているのは少数でした。」

ダークチョコ、ビターチョコはあかん人が多いですね。日本人に人気なのはクランチやアーモンドチョコ、ピーナッツチョコ、マカダミアンチョコ、ホワイトチョコのように甘くて美味しいチョコレートなので、健康的には効果薄かもです。

“Therefore, the findings from the current study apparently shouldn’t be generalized to different sorts of chocolate candies or white chocolates, of which the content of sugar/food additives could be substantially higher than that of the dark chocolate.”

「従って、最近の研究からの発見は、ダークチョコよりも、砂糖や食品添加物などの含有率が大幅に高い可能性がある、異なる種類のチョコキャンディー、ホワイトチョコレートに当てはめるべきでないことは明白です。」

砂糖を含めた添加物を含むものはダメで、純粋なチョコやココアだけが、体に良い可能性があるということのようです。苦くて美味くない物を無理して飲み食いするよりは、多少体に悪くても美味しい物を食べたいのが人間です。