トランプ政権:穏健派と保守派の戦いが始まった!?

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トランプ政権の次期内閣人事を巡って激しい戦いが繰り広げられています。国務長官を誰にするのか?という問題が、保守派と穏健派の間に亀裂を生じさせていると伝えられています。ロムニー氏が国務長官に任命された場合、保守層からの反発は避けられないだろうと言われています。そもそも何故ロムニー氏なのか?という疑問が出てきています。

ション・ハニティ氏とニュート・ギングリッチ氏の会話を聞いていると、この二人は、ロムニー氏が国務長官候補でいる事自体、有り得ない事だと言っているので、一体全体どうなっているのかという事で、さらに、マイク・ハッカビー氏とローラ・イングラハム氏もこの人事を巡ってはかなりの不信感を抱いています。というか怒っています。

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黒幕は誰なのか?

政権移行チームの中に何故か親ロムニー派がいるみたいで、よく分かりませんが、大統領首席補佐官のラインス・プリーバス氏が裏で絡んでいる事だけは確かだと推測されています。穏健派のプリーバス氏と下院議長のポール・ライアン氏がロムニー氏を強く推していると思われ、保守派のギングリッチ氏やハッカビー氏等が推すジュリアーニ氏との間で、国務長官のポストを巡り、激しい鍔迫り合いが行われているっぽいです。

ジュリアーニ氏は議会で承認されないだろうと予測もされているので、そういった意味でトランプ氏はかなり苦渋の決断を迫られているようです。他に国務長官にふさわしい人材も見当たらないようで、結局はロムニー氏しか適任者がいないとも言われています。とは言っても、一部の民主党員も熱烈にロムニー氏を推しているので、トランプ支持者にとっては納得がいかないかもしれません。ロムニー氏はライアン氏同様、RINO(名前だけの共和党員)と呼ばれていて、トランプ氏もRINO、あるいは、クリントン家が送り込んだ民主党のトロイの木馬と言われていただけに、ロムニー氏を国務長官に選んだ場合、やっぱりトランプはRINOだったと言われかねません。まぁ、本人は気にしないでしょうが。

国務長官がロムニー氏だとすると、プリーバスーライアンーロムニーの穏健派(RINO)超強力タッグが誕生する事になります。ロムニー氏とライアン氏は、2012年の共和党大統領候補・副大統領候補コンビだったので、この二人の関係は鉄板です。プリーバス氏とライアン氏も同郷(ウィスコンシン州)の親友で、この3人がトランプ政権下でかなりの発言力を持つだろうと思われます。ライアン氏の協力を得られなければ、トランプ氏は何もできないし、かといって、大統領権限を乱発すれば、ライアン氏の逆鱗に触れ、弾劾裁判に掛けられる可能性さえあります。そうなった場合、ほぼ100%の確率でトランプ氏は罷免されるだろうと言われています。全てはライアン氏次第です。

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