トランプ大ピンチ!?12.19の選挙人投票に暗雲

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12月19日にトランプ氏がelectoral college270のマジックナンバーに到達しないのではないかという懸念が出てきています。仮に、不幸にしてトランプ氏がこの数字を割り込んでしまった場合、大統領選挙の行方は、議会(下院)で決定される事になります。

トランプ氏のメチャクチャな組閣や、ビクトリーツアーでの過剰なまでの自己賛美(自画自賛)、一般投票におけるヒラリー・クリントン氏の300万票近いリード、そして、今回のロシアがトランプ氏を勝たせるために暗躍していたというニュースを受け、選挙人がいよいよトランプ氏の選挙勝利の正当性に疑問を呈し始めてきています。

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選挙人20人が反旗を翻す?

共和党の選挙人20人が既にトランプには投票しないと言っているらしいです(Harvard professor says GOP electors are close to blocking Trump win)。もし、ヒラリー氏がミシガン州で勝利できていれば、後1人でトランプ氏は270のマジックナンバーを超えることができなかっただけに、ミシガン州での負けが悔やまれます。クリントン氏が、ミシガン州とウィスコンシン州で負けるとは誰も考えていなかったはずです。

さすがに、37人の選挙人がトランプ氏に反旗を翻すとは思えないので、トランプ氏の勝ちは安泰のように思えます(RNC keeps close tabs on Electoral College vote)。それでも投票日の12月19日までの5日間で何が起こるか分からないので、まだまだ予断を許さない状況ではあると、僅かな望みに希望を託しているリベラルが多いです。

大方の予想だと、トランプ氏に反対票を投じる選挙人は、仮にいたとしても、せいぜい5人程度だろうと言われているので、トランプ氏の勝利は揺るがないように思えます。

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下院まで行った場合

奇跡的に下院に最終判断が委ねられた場合何が起こるのか?下院では、選挙人獲得票の上位3名の中から好きな人間を、1州につき1票投票できるようです。なので、Hamilton Electors(ハミルトン選挙人)と呼ばれる民主党選挙人はジョン・ケーシック・オハイオ州知事に投票することで、下院の投票でケーシック氏が大統領に選出されるようにしようと工作しているみたいです(The Last Chance to Stop Trump? Hamilton Electors’ Grand Compromise)。しかし、トランプ陣営は既に共和党選挙人に対し圧力をかけています。(Source: Donald Trump’s campaign is threatening “political reprisal” for defecting Republican electors)。トランプ大統領の逆鱗に触れるとまずいことになりそうです。

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トランプ大統領誕生は確実

結論から言うと、トランプ大統領誕生は確実です。民主党支持者は、下院議長のポール・ライアン氏がトランプ大統領を弾劾することに最後の希望を託していますが、その可能性も非常に薄いと言われています。そんな事をすれば、全米でトランプファンが荒れ狂い、トランプ氏が戒厳令を敷いて、独裁者トランプ総統が誕生してしまうからみたいです。

トランプ氏が大統領になれなかったらなれなかったで、アメリカは内戦に突入するだろうと、一部の狂信的なトランプ支持者達の間で囁かれています。将来的に、トランプ大統領が大暴走した場合、それを止められるのは、最終的に、軍事クーデターだけだろうと言われていますが、失敗したらトルコの二の舞いになることは言うまでもありません。

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