優秀で高給取りだらけの東芝の体たらくっぷりが今の日本の現実

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

高給を提示しないと良い人材が集まらない。これ程の思考停止した戯言はないと言っている人達がいます。彼らは、本当に良い人材は給与にはこだわらないし、そもそも金に釣られるような奴にろくな人間はいないと言っています。うちの婆ちゃんも金に細かい奴にろくなのがいないと言っていましたが、金に執着する人間は、平気で人を裏切るし、重大な犯罪にも非常に簡単に手を染めるし、最終的に雇用先に多大な被害を与える傾向が強いようです。

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本当に優秀な人材とは?

本当に優秀な人材が欲しければ、喫煙者を雇うのは避けるべきだと言われています。私が以前働いていた会社でも、喫煙者は、煙草休憩と称しては、1日2~3時間は、所定の休憩時間以外に休憩していました。生産性が非常に悪いし、何度かバルコニーで喫煙しているのを、その建物の管理者から咎められたこともあります。喫煙者にはろくなのがいないと、某掲示板で言われているのも頷けます。初任給も低目に設定する必要があるらしく、薄給でも喜んで働いてくれる人を集めるためらしいです。高給を出さないと来ないような人間は、もっと高給を出す職場が見つかれば、さっさと転職してしまうみたいです。金に執着する人間は地雷とも言えます。

面接で口が上手いやつを雇うのではなく、口下手・面接ベタでも、人柄で雇うべきで、そのためにも、企業は、SPIよりもEQやPQを重視すべきで、サイコパス的な人間は絶対に雇ってはダメだと言われています。営業職なら当然口下手よりもコミュ力がある奴を雇うべきなのは言うまでもありませんが、技術職や事務系の職種なら、人柄重視で雇う必要があるみたいです。職場の雰囲気が悪いと、生産性が著しく落ちるだけではなく、パワハラ問題等で、部署全体がブラック化してしまい、悪貨が良貨を駆逐するで、良い人材が逃げ出してしまうとの事です。

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企業にスター選手はいらない

スポーツや芸能の世界では、スター1人の活躍で、所属チームの勝利に貢献したり、所属事務所全体を引っ張っることができます。しかし、企業の場合、そのようなことはまずないし、そういう超が付く優秀な人材は、そもそも自分で起業するか、雇われの身であったとしても、最終的には、起業するか世界へ出て行ってしまいます。ほとんどの企業が必要なのは、スター社員などではなく、薄給でも文句を言わずに働いて、企業の一歯車としてきっちりと自分の役目をこなせる人間だそうです。ずば抜けた社員が企業を引っ張るのではなく、社員全員で力を合わせて企業を引っ張っていくのが理想で、そのためにはチームワークが必要となり、その一番重要なチームワークは、職場環境が良くないと育たないと言われています。職場環境が良いということは、その職場で働く人間全ての質が問われていて、やたら傲慢な奴や、職場の和を乱すサイコパス、パワハラ野郎(女も含め)は邪魔な存在でしかないと言うことになるようです。

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東芝問題が教えてくれた事

東芝にはなんと20万人近い正社員がいるらしいのですが、当然高給取り揃いなのは言うまでもありません。しかし、20万人近い優秀な高給取り正社員がいながら、今の東芝は何ともぱっとしません。20万人も高給取りの優秀な正社員がいれば、さすがに1人や2人、個人の力で東芝を今の苦境から救い出してくれるスーパースター社員がいてもよさそうなもんですが、現実はそんなに甘いもんじゃないようです。この事が、優秀なんて言っても、所詮はその程度の存在でしかなく、高給を出すだけの価値のある社員なんて実際にはいないということを、今回の東芝問題が教えてくれています。東芝の稼ぎ頭だった半導体部門を売る以外に経営の再建はないと言われているわけですが、唯一の稼げる事業を売って会社が成り立つのかとも指摘されているぐらいで、お先真っ暗状態のようですが、ソニーの例もあるので、復活もあるかもです。

他人に雇われようなんて言う人間に優秀な人間がいるわけがない、かつてこう宣っていた人を私は知っていますが、まさにその通りだと思います。起業するよりも、人に雇われていた方がノーリスクで楽だし、取り敢えず、自分がどんなに無能でも、食いっぱぐれだけはないので安心なことだけは確かです。例え、優秀な人間がいても、会社を踏み台にして、やがては起業するだろうし、企業内起業もあるので一概には言えませんが、最終的に企業にとってのメリットはあまりないとも言われています。なので、高給を出さないと優秀な人間が集まらないなんて言うのはアホの戯言でしかなく、優秀な社員など存在しないので、高給を提示するだけ全く無駄だし、本当に企業に取って価値が認められた場合だけ、本来は高給を提示すべきで、優秀でも何でもない、ただの一歯車に高給を払うのは愚の骨頂と言えます。換言すれば、企業ブランドに釣られて入社してくるような人間に高給を払うのは無駄とも言えます。うちの会社に入れてやるんだから、薄給でも喜んで働けや的に扱えば十分で、嫌なら代わりは幾らでもいるわけなので、そういったブランド企業は、人間性の良い人間だけを薄給で雇うべきで、真に優秀有能な社員だけを優遇すればいいと言う人達も存在します。個人的にもその通りだと思います。

結論としては、20万人の正社員を高給で雇っていても、どうにもならんもんは、どうにもならんということで、高給で雇うだけ無駄ということになります。東芝問題は、当時は国策だった原発事業(安倍ちゃんが原発のトップセールスマンと言われていた時期も)に手を突っ込んだのがいけなかったとも言われていますが、20万人の高給取り社員達はその間何をしていたのかとも言われています。20万もいて原発事業の失策をカバーできなければ、もちろん、半導体事業がその損失をカバーして余りあるとも言われていますが、20万人もいて、半導体だけしかないというのが、そもそもおかしな話であると言っている人達もいて、本当にその通りです。

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