スマホ貧乏脱出:買い物にスマホを使わないことで無駄遣いが防げる

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

ネットショッピングは、とかく無駄遣いし勝ちで、必要ないものまで買ってしまう傾向が強いようです。カード払いをしている人がほとんどだと思われますが、それがある意味カード払いの怖いところでもあり、気が付いたらとんでもないカード請求額になっていた、なんてことが多々あるのではないでしょうか。財布の中身を確認せずの買い物は危険だとも言えます。

スマホ:phubbing (ファビング)は相当深刻な社会問題
phubbing (ファビング)が世界的に大問題となっているようです。自分はスマホを持っていないのでスマホには全く関心がないのですが、ニュースサイトを漁っていたらこの見慣れないphubbingという英単語を見かけたので気になって記事を読んでみた次第です。そもそもファビングって何ぞや?という人も多いかと思います。ファビングとは、あまりにもスマホのことが気になり過ぎてリアルなコミュニケーションを阻害してしまう現象を言うようです。
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スマホは使用者を貧乏にする

歩きスマホの問題が、昨今、世間を騒がせていますが、スマホに貴重な時間を費やすことに警鐘を鳴らしている人達もいます。スマホリックやノモフォビア (nomophobia)なんていう造語まで存在し、どちらもスマホ依存症(モバイル依存症)のことを言っています。スマホやモバイルパッド(タブレット)等のタッチスクリーン式携帯機器を使って買い物をすると、必要ない物まで買い込んでしまう可能性が高いそうです。ワンタッチもワンクリックも大して変わらないような気もしますが、マウスでクリックよりも指でタッチが危険なのかもしれません。

You are more likely to indulge in guilty pleasures when shopping online with a touchscreen versus a desktop computer, according to research from UBC’s Okanagan campus.

人は、デスクトップコンピュータに比べ、タッチスクリーンを使ってオンラインで買い物をする場合、余計な買い物をしてしまう傾向が強いことを、ブリティッシュコロンビア大学オカナガン校による研究が明らかにしています。

Studies conducted by Faculty of Management assistant professor Ying Zhu are shedding new light into consumer behaviour when it comes to touchscreen technology, a rapidly increasing sales technology.

経営学部助教授、Ying Zhu氏によって行われた研究が、急速に増え続けているセールステクノロジーである、タッチスクリーン技術に対する消費者行動に新たな光を当てています。

“Touchscreen technology has rapidly penetrated the consumer market and embedded itself into our daily lives. Given its fast growth and popularity, we know surprisingly little about its effect on consumers,” explains Zhu. “With more than two billion smartphone users, the use of tactile technologies for online shopping alone is set to represent nearly half of all e-commerce by next year.”

”タッチスクリーン技術は、急速に、消費市場に浸潤し、我々の日常生活の中に、すっかり溶け込んでいます。タッチスクリーンの急成長と人気を考えた場合、それが消費者に与える影響に関して我々は驚くほど何も知りません。世界中に20億人を超えるスマートフォンユーザーがいることから、来年までに、触覚技術を使ったオンラインショッピングだけで、電子商取引のほぼ半分を占めることになります。”

人からファブられると自らが他者をファブるようになる負のループ
自分よりも電話を優先された(ファブられた)人達が、自分達もスマホやSNSを優先するようになることをベイラー大学ハンカマービジネススクールによる新たな研究が明らかにしています。ファビング(連れ合いよりも携帯機器を優先する行為)が人間関係を台無しにし、鬱症状を引き起こす可能性がある彼等の過去の研究を足掛かりに、研究者達はファビングの被害者達が、自分達もネットの仮想現実社会に逃避して、他者をファビングするようになることで悪循環の環を意図することなく、ほぼ完成させてしまうことを見出しています。

Zhu’s study also found that participants using touchscreen technology scored significantly higher on experiential thinking than those using desktop computers. However, those on desktops scored significantly higher on rational thinking.

ズー氏の研究は、タッチスクリーン技術を使った参加者たちは、デスクトップコンピュータを使った参加者たちに比べ、経験的思考で有意に高い得点を獲得した事を発見しています。その一方で、デスクトップ利用者は、合理的思考で高得点を叩き出しています。

“Overall, what we learned is that using a touchscreen evokes consumers’ experiential thinking, which resonates with the playful nature of hedonic products. These results may well be a game-changer for sectors like the retail industry,” says Zhu. “But my advice for consumers who want to save a bit of money is to put away the smartphone when you have urge to spend on a guilty pleasure.”

”総合すれば、我々が今回学んだ事は、タッチスクリーンを使うことが、感性製品の遊び心に共感する、消費者の経験的思考を呼び起こすということです。これらの研究結果が、小売業界のような産業部門にとって、恐らく、ゲームチェンジャーになるでしょう。しかし、小銭を節約したい消費者への私のアドバイスは、つまらん物に散財したい衝動に駆られた時、スマホは何処かにしまって使わないことです。”

感性商品、あるいは、快楽商品は、チョコやマッサージ等の、消費者に喜びを与える嗜好品やサービスのことのようです。スマホ利用者は、こういった商品・サービスを好み、デスクトップ利用者は、パンやプリンターのような、もっと実用的な商品を好むようです。つまり、スマホを使ってショッピングすると、いらん物を買ってしまうということみたいです。タッチスクリーンを指でポンポンタッチするゲーム感覚が、消費者の感性製品への欲求を高めてしまうみたいです。デスクトップだと、そういったゲーム感覚はないみたいです。

ネットは子供に有害!スマホをやり過ぎると精神病発症リスクが高まる
座間市で起こった猟奇事件を見ても分かるように、子供にスマホを安易に与えることは非常に危険です。事件が発覚しないだけで、陰惨な事件に巻き込まれて行方不明になっていたり、泣き寝入りして精神病を発病したり、自殺に走ったりする18歳未満の子供が相当数いると言われています。子供にスマホは百害あって一利なしの無用の長物なので、親はそこんところをもっと真剣に考える必要があります。

スマホを使うと、スマホ使用量、ネトゲ・アプリ代、いらんもんを買ってしまう無駄遣いによる余計な出費、スマホで使う莫大な時間、歩きスマホによって起こる弊害の損害、スマホ中毒になる危険性、未成年者の場合は特に犯罪に巻き込まれる危険性、サイバー攻撃による損害等の出費で、スマホを使わない人間に比べ、貧乏になってしまう可能性があります。スマホ貧乏なんている言葉もあるので、スマホを持つ時は、本当に必要なのか一考しましょう。

参考サイトTrying to resist the urge to splurge? Ditch the smartphone

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