marry up/marrying up(玉の輿、逆玉)男の逆玉は女の貧乏くじ

多くの女性達は、自分より高学歴で高収入の男性との結婚を望んでいます。いわゆるmarry upというやつで、結婚によって小金持ちになるプチ玉の輿から、大金持ちになる本当の玉の輿まで、成金度合いによって玉の輿レベルも違ってきますが、基本は一緒で、自分より少しでも上の人間と結婚することにあります。これは何も女性だけの特権ではなく、男性も、自分より少しでも格上の女性と結婚することによって、この階級の階段を登ることが可能です。学歴も職歴も何の能力もない出自(家柄)の悪い男でも、例えば、イケメンという理由だけで、社会的な成功を収められるという事です。

逆玉増加は玉の輿減少を意味

As the number of highly educated women has increased in recent decades, the chances of “marrying up” have increased significantly for men and decreased for women, according to a new study led by a University of Kansas sociologist.

ここ数十年、高学歴女性の数の増加に伴い、男の玉の輿のチャンスが増えているのに、女の玉の輿のチャンスは減少していることを、カンザス大学の社会学者主導の新しい研究が示唆しています。

男の逆玉が増えれば、女の玉の輿が減るは道理で、言い換えれば、男の逆玉婚は、女性達には貧乏くじを引くことを意味します。誰も貧乏くじは引きたくないので、高学歴の女性であっても、自分より高学歴・高収入の男との結婚を望んでいます。しかし、高学歴女性が増えることは、高学歴男性が減ることを意味するので(受験戦争で男が女に敗れるため)、当然、女のプチ玉婚や玉の輿婚のチャンスも減少します。一番の問題は、高学歴・高収入同士が結婚してしまうことで、これが増えると、玉の輿のチャンスも、逆玉のチャンスも同時に減ってしまいます。つまり、勝ち組同士の婚姻数が増加していくと、負け組同士の結婚(ワープア世帯誕生)が増え、貧富の差が拡大し、格差社会に拍車を掛ける結果になります。結婚による社会的ステータスアップは、負け組の最後の手段なので、それまで奪い取られてしまっては、たまったもんじゃありません。それが、例え、男の逆玉婚=女性の貧乏くじであったとしてもです。それに、逆玉に乗ることは、世の男たちのロマンでもあります。

“Now women are more likely to get married to a less-educated man. What is the consequence of this?”

”現在、女性達は、低学歴男と結婚する可能性が高く、これがどんな結果をもたらすのか?”

女性の教育費のリターン

“Previously, women received more total financial return to education than men, because their return in the marriage market was high. However, this female advantage has deteriorated over time despite women’s substantial progress in education and labor-market performance,” Kim said.

”これまでは、女性達は、結婚市場でのリターンが大きかったことから、男性に比べ、教育に対する金銭的なリターンを多く受け取っていました。しかし、この女性の利点は、彼女たちの教育と労働市場パフォーマンスの大幅な向上にもかかわらず、時間と共に低下しています。”

女性の学歴が高ければ高いほど、より条件の良い男と結婚できる可能性が高く、例えば、給料と社会的ステータスの高い企業に入れば、そこで働く男と結婚する可能性が高くなります。もちろん、その種の企業に入社するには、超一流の学歴・容姿が要求されます。女は顔が命と言われるように、人間社会は、容姿端麗でないと、女性が生き難い社会になってしまっています。世界的な大富豪であるビル・ゲイツ氏の嫁さん(メリンダ・ゲイツ夫人)が、元マイクロソフトの社員だったことや、フェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグ氏の奥さん(プリシラ・チャン夫人)が、ハーバード大学で氏と出会ったことを考えると、女性にとって、学歴と職歴は玉の輿には非常に重要であると言えます。

低スペックな男との結婚は無理

専業主夫になりたい野郎が急激に増えているので、そういった意味からも、逆玉婚は男の夢であるとも言えます。男にとって、嫁さんが高給を稼ぎ、自分はその嫁さんの金で、夢を追いかけ続けるのが理想です。例えば、医者や弁護士になりたければ、嫁さんの金で浪人生活を送り、嫁さんの金で大学に通い、晴れて医者や弁護士になれれば、世帯の収入とステータスも一気にアップします。失敗したとしても、専業主夫としての人生を歩めばいいわけです。専業主夫=ヒモみたいな言われ方をする時もあるようですが、育児や家事をしっかりやれば、ヒモではないはずです。男女平等社会が進めば進むほど、女との戦いに敗れた低スペックな男達が街に溢れ、受験戦争と就職戦線で。男達に勝利した高学歴高収入女性達も結婚難民になり、結婚したくても相手にされない男たちと、結婚したくてもふさわしい相手がいない女性たちが、街に溢れる結果になっているのが今の日本の現状です。

参考サイト‘Marrying up’ is now easier for men, improves their economic well-being, study finds