ホクロを目視で自己診断して悪性黒色腫(メラノーマ)を見分ける方法

真夏のカンカン照りによる累積的な日焼けの後で、肩にできた新しいほくろに過剰に反応してしまう人が多いのではないでしょうか?不安から皮膚がんの兆候をググって、死亡率の統計データや皮膚がんのおぞましい画像を次から次へと見ていくうちに、皮膚癌への不安はさらに増していきます。

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皮膚癌(メラノーマ)の自己診断法

Wondering if that mole is cancerous? Look at illustrations, not photos

Nearly 75 percent of melanomas are initially detected by patients or other laypeople, so promoting effective skin self-examination (SSE) is a top priority for dermatologists and the U.S. Preventive Services Task Force. Problem is, studies show current SSE training materials — whether in brochure or online form — are often ineffective.

メラノーマのほぼ75%は、患者自身もしくは他のド素人達によって最初に発見されるので、効果的な皮膚の自己診断(SSE)を促進することは、皮膚科医と米国予防医療専門委員会にとっての最優先事項になっています。問題は、現在のSSE訓練資料が、冊子もしくはオンラインにかかわらず、たいていの場合、ほとんど何の役に立っていないということです。

“Dermatology is a highly visual field, so we need to look more closely at our visual training,” said Brigham Young University communications professor Kevin John, who used eye-tracking technology to show that illustrations are actually more effective than photos in helping people spot problematic moles.

”皮膚科学は高度な視覚分野なので、我々は、より厳密に、現在の我々の視覚トレーニングに着目する必要があります。”と、写真よりも図解の方が、実際に、人々が問題のあるほくろを発見するのに役立つことを証明するのに、視標追跡技術を使っている、ブリガムヤング大学コミュニケーション教授ケビン・ジョン氏は言いました。

The two primary SSE methods both offer visual or illustrated examples of moles and have patients look out for specific mole characteristics. The ABCDE method teaches people to look at asymmetry, border, color, diameter and evolving features of their mole to get a sense of whether it might be cancerous. More straightforward is UDS, or ugly duckling sign. “That basically says look at all of the moles on your body and if you see one that looks different from the others, get it checked out,” John said.

2つの主要なSSEメソッドは両方ともに、ほくろの視覚的な例もしくは図解例を提供し、患者に特異的なほくろの特徴に注目させます。ABCDEメソッドは、人々が、自分のほくろが癌性の可能性があるかどうかを見極めるために、ほくろの非対称性、境界、色、直径、症候の進行に注目するように教えています。もっと簡単なのが、UDSメソッド、あるいは、醜いアヒルの子サインです。”これはようするに、体の全ほくろを観察して、もし、他のほくろと異なるほくろがあった場合、医者でそのほくろを診察してもらいましょうと言っています。”

Regardless of the method, John and his co-authors found that photographs helped participants become more confident in telling whether a normal mole is normal. On the flip side, illustrations led participants to fixate on atypical moles longer than photographs did.

方法にかかわらず、ジョン氏と彼の共著者達は、写真が、参加者たちが、より自信を持って、正常なほくろが正常であるかどうかを見分けるようになることを発見しています。一方、図解は、参加者たちが、写真を見るよりも長く、異型ほくろに注目するようにさせました。

米国内では、55人に1人がメラノーマを発症し、30年前の120人に1人から増加し、世界中で、毎年5万人以上の人々が、悪性黒色腫の犠牲になっています。早期発見が、劇的な予後の向上につながるのですが、人々が、自身の皮膚にそれほど関心を持たないことと、あまり皮膚科には行かないことが早期発見を困難にしています。なので、ほくろを自己診断することで、メラノーマの早期発見につなげることを、今回の研究では強く訴えています。まぁ、確かに死角(首や背中や臀部)の皮膚にあるほくろを観察するのは至難の業ですが、デジカメで撮影したり、配偶者や恋人にじっくり観察してもらうのも1つの手かもしれません。醜いアヒルの子の話はうろ覚えですが、確か、黄色いアヒルの雛鳥の中に、薄汚い白鳥のヒナが一匹混じっていたという話だったと思います。つまり、醜いアヒルの子サインとは、体に無数にあるほくろの中に、一つだけ他とは違う醜いホクロがあるかどうかを見つけ出す方法です。この手法を用いた目視自己検査で、少しでも怪しい黒子があった場合は、速やかに皮膚科へ直行するのがいいかもしれません。特に日焼けしまくっている人は要注意ですが、日本人は白人と違って、皮膚癌になり難いとも言われているので、そんなに深刻になる必要もないのかもしれませんが、こういう方法があるということも知っておいても損はないはずです。

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