睡眠不足が認知機能を低下させるので4当5落ではなく6当5落

昔から受験生のマントラになっている、4当5落6番街地という言葉がありますが、実際には、睡眠を十分取った方が、学習効率が高いみたいです。睡眠不足が、脳が持っている徐々に情報を統合する能力を台無しにする可能性があり、長時間覚醒の間に観測される、認知能力の低下の原因になっている可能性があることを、JNeurosci誌に掲載されたネズミを使った研究が示唆しているからです。

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睡眠不足と神経回路網の関係

Information processing breakdown in sleep-deprived rats

Information processing is thought to depend on reverberating brain that supports the integration of information over extended time periods and across different brain regions. In their study of male rats, Christian Meisel and colleagues found that the long timescales characterizing persistent activity of neural networks while awake breaks down during sleep. Sleep-deprived rats, which the researchers kept awake by providing them with novel objects like blocks and balls, exhibited rapid transitions between wake- and sleep-like states associated with brief pauses in individual neuron firing. These “offline” periods led to a progressive disruption of the ongoing activity traces and their long timescales. Long timescales in network activity were restored after a consecutive recovery sleep period.

情報処理は、長時間にわたって、異なる脳領域にまたがる情報の統合を支援している、反射脳に依存していると考えられています。彼等の雄ネズミを使った研究の中で、クリスチャン・マイゼル氏と同僚たちは、長いタイムスケールを特徴とする、覚醒中のニューラルネットワークの持続活動が、睡眠中は停止することを発見しています。研究者達が、ブロックやボールのような、目新しい物体を与えることで、覚醒させ続けた睡眠不足のラットは、単一ニューロン発火の短い遮断に付随する覚醒・睡眠様状態間の急速な変化を示しています。こうしたオフライン期は、進行中の活動軌跡とそれらのロングタイムスケールに対する、進行性障害をもたらします。ネットワーク活動におけるロングタイムスケールは、連続的な回復睡眠期間後に回復しています。

睡眠が神経回路網活動をリセット

These findings suggest that different vigilance states exhibit varying degrees of information integration capabilities and that one function of sleep may be to reset the activity of neural networks to support optimal information processing while awake.

こういった結果が、種々の覚醒状態が、さまざまな度合いの情報統合能力を示し、睡眠の持つ1つの重要な働きが、覚醒中の最良の情報処理をサポートするために、ニューラルネットワークの活動をリセットすることであるかもしれないことを示唆しています。

人は寝不足になると、脳の神経回路網活動に変調をきたし、それが認知機能を低下させてしまうみたいな感じです。なので、受験生は寝不足にならないことが重要で、4当5落ではなく、6当5落だと再認識して、一日最低6時間は寝た方がよさそうです。子供は一日8時間睡眠が必要であると言われているので、小学生や中学生なら8時間、高校生なら6時間(女子は7.5時間)睡眠を心掛けるようにした方がいいのかもしれません。まぁ、何事も無理は禁物というやつです。

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