子供の偏差値を上げるには緑の多い環境で育てるのが良い

緑地を含む自然環境は子供の脳の発達に有益である可能性がありますが、残念ながらまだ十分な科学的根拠は存在しません。過去のISGlobal研究が既に学校内や学校周辺の緑の空間が、7歳~10歳の子供の認知発達を高める可能性があることを示唆しています。今回の研究の中で著者等は、誕生からの子供の全ての自宅周囲の緑の影響を評価し、幼少期の認知発達を特徴付ける事でこの知見を広げています。

家の半径300m以内に緑地があることは精神衛生上非常に良い!
我が家の近所でも貴重な雑木林が猛烈な勢いで消滅していってます。雑木林の跡地にはアパートや住宅が次々と建てられ、人口の増加と共に周囲の環境も悪化の一途を辿っています。秋津に淵の森という雑木林があるのですが、この雑木林も伐採されてマンションが建つところだったのですが、宮崎駿監督の尽力により保全に成功しています。
スポンサーリンク

家の周囲に緑が多いと賢い子が育つ

Child and green spaces

The analysis, published in Environment Health Perspectives, was based on data from 1,500 children of the INMA – Environment and Childhood Project cohort in Sabadell and Valencia, collected during 2003-2013. The ISGlobal team analysed residential surrounding greenness – at 100, 300 and 500 metres distance- at birth, 4-5 years and 7 years of age. Two types of attention tests were performed at 4-5 and 7 years of age. The research shows that children with higher greenness around their homes had better scores in the attention tests.

Environment Health Perspectivesに掲載された本分析は、2003年~2013年に収集されたINMA(サバデルとバレンシアにおける環境と幼少期プロジェクトコホート)の1500人の子供達のデータに基づいています。ISGlobalチームは、出生時、4~5歳時、7歳時の自宅の100m、300m、500m県内の緑地を分析しています。本調査によれば、家の周りに緑が多い子供達は、注意力テストにおいて好成績を収めていることを示しています。

注意力が高いということは学校や授業の講師の話もきちんと聞けるし、集中力も高まるので学校の成績も当然良くなります。最終的に一流大学からのエリートコースに乗れるはずです。

スポンサーリンク

子供の健全な発育に都市部の緑地は必須

Payam Dadvand, ISGlobal researcher and first author of the study, emphasizes “this is the first time that the impact of lifelong residential exposure to green spaces on attention capacity in children has been studied.” These results “underline the importance of green areas in cities for children’s health and brain development,” says Dadvand.

ISGlobalの研究者で本研究の筆頭著者パヤム・ダッドバンド氏は、”本研究は、生涯にわたる家の周囲の緑地との接触が、子供の注意力に与える影響を初めて調査しています。これらの結果が、子供の健康と脳の発達に、都市部の緑地エリアが欠かせない事を訴えています。”と言っています。

1日20分自然と接するだけで溜まりに溜まったストレスが解消される
現代はストレス社会だと言われています。多くの人達が日常的にストレスにより肉体的・精神的に苛まれています。過度のストレスにより精神を病んだり体を壊す人も大勢います。大人だけではなく、ほとんどの子供達にとっても現代はストレスフルな社会になってしまっている現代人にとって、日々のストレス解消は非常に重要な課題になっています。

近所に緑がない場合は、極力、緑のある環境へ行くことが望ましいようです。旅行やハイキングをすることで、親と子の絆が深まるだけではなく、子どもたちが精神的に健全になり、頭まで良くなるのですから、家族旅行は少しでも多くするべきではだいでしょうか。

スポンサーリンク

緑地は市民の憩いの場でもある

“Green spaces in cities promote social connections and physical activity and reduce exposure to air pollution and noise, and are therefore essential for the development of the future generations’ brains” adds the study coordinator.

”都市部にある緑地は、人とのつながりや身体的活動を促進し、大気汚染と騒音への暴露を軽減してくれるので、次世代を担う子どもたちの脳の健全な発達には欠かせません。”

家族と一緒に自然の中を少し散歩するだけで家族の絆が深まる
非常に悲しいことに、現在の日本は家族の絆が相当に希薄になってきてしまっています。そんな希薄になった家族関係に嫌気が差した多くの若者たちは、昨今、家族を持つことすら否定し始めています。その若者達の家族に対する絶望感が、超少子化・超未婚社会の原因にもなっています。日本の家族の絆が希薄になるということは、人間関係自体が希薄になってしまっているということで、それが、息が詰まりそうなこの国特有の閉塞感や、末期的な孤立社会・孤独死社会を作り出してしまっています。

緑地公園は確かに重要だと思われます。人とのつながりは日本人の場合はまず有り得ませんが、緑の中を歩くと癒されるのは確かです。都会の喧騒から離れるには絶好の場所だし、夏でも涼しいし、鳥のさえずりを聞きながら、森林の匂いを嗅ぐと、生き返るような感じがします。森の中を遊歩道を何周かすれば、運動にもなるし、直射日光や暑さも避けられるし、大気汚染とも無縁なので、散歩をするには最適な空間です。ただ、まむしとスズメ蜂だけは気を付けないと非常に危険です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク