1人で運動するよりも集団で運動した方が生活の質は大幅に向上する

1人で運動するより、グループでエクササイズすることで、ストレスを26%多く減らせ、生活の質を有意に向上させることを、The Journal of the American Osteopathic Associationに掲載された研究の中で、研究者たちが明らかにしています。1人だけのエクササイズは、運動量は多くなるのですが、ストレスレベルに有意な変化は見られず、生活の質の向上も、グループエクササイズに比べると、それほどの改善は見られないようです。

孤独より集団が精神的に良い

Group exercise improves quality of life, reduces stress far more than individual work outs

“The communal benefits of coming together with friends and colleagues, and doing something difficult, while encouraging one another, pays dividends beyond exercising alone,” said Dayna Yorks, DO, lead researcher on this study. “The findings support the concept of a mental, physical and emotional approach to health that is necessary for student doctors and physicians.”

“友達や同僚達と協力して、お互いに励まし合いながら、何か困難なことを達成することの集団で行うメリットが、1人で運動する以上の利益をもたらします。”と、本研究の研究主任で整骨医学博士のデイナ・ヨークス医師は言いました。”本発見は、学生医師や医師に必要な健康への心理的・身体的・情緒的アプローチコンセプト(治療概念)を裏付けています。”

集団運動でストレス大幅解消

Those participating in group exercise spent 30 minutes at least once a week in CXWORX, a core strengthening and functional fitness training program. At the end of the twelve weeks, their mean monthly survey scores showed significant improvements in all three quality of life measures: mental (12.6 percent), physical (24.8 percent) and emotional (26 percent). They also reported a 26.2 percent reduction in perceived stress levels.

グループエクササイズに参加した人達は、少なくとも、週30分間、CXWORX(体幹強化・機能的フィットネストレーニングプログラム)に時間を費やしました。12週間後の、参加者達の平均月次調査スコアは、精神的(12.6%)、肉体的(24.8%)、感情的(26%)と、全3種の生活の質指標において有意な改善を示しました。また、ストレスレベルも26.2%減っていました。

孤独な運動は健康効果が低い

By comparison, individual fitness participants were allowed to maintain any exercise regimen they preferred, which could include activities like running and weight lifting, but they had to work out alone or with no more than two partners. On average the solitary exercisers worked out twice as long, and saw no significant changes in any measure, except in mental quality of life (11 percent increase). Similarly, the control group saw no significant changes in quality of life or perceived stress.

これに対して、個別運動の参加者達は、自分の好きなランニングやウェイトリフティングのような活動を含む運動療法を続ける事を許されましたが、自分1人か2人以内のパートナーと共に運動しなければなりませんでした。平均して、孤独に運動した人達は、2倍長くトレーニングをしましたが、心理的生活の質が11%上昇したことを除けば、どの指標にも有意な変化は見られませんでした。同様に、統制群は、生活の質、もしくは、自覚ストレスレベルにおける有意な変化は観測されませんでした。

何でも1人でやるのは寂しいし、やる気もあまり出ません。キャッチボールも1人で壁相手にやるよりも、2人でやった方が楽しいし、やり甲斐があります。散歩も1人より大勢とした方が楽しいし、ランニングもまた然りです。中学時代に、1人で校庭を何周も走らされた時の孤独感ときたら、未だにゾッとするレベルです。仲間とみんなで和気藹々、苦しい時はお互いに励まし合いながら走るのが最高でした。1人の練習ほど辛いものはありません。留学時代もトレーニングルームで1人でウェイトリフティングをやると危険だし、寂しいし、怖いし、周囲の目も気になりました。やはり1人より2人以上でやった方が安全で楽しかったです。

聖書にも人が1人でいるのは良くないと書いてあるし、小人閑居して不善をなすという格言もあるように、人が1人でいるのはとにかく不健全です。食事も1人より、大勢で食べた方が楽しいし、社会の最小構成単位である家族は、2人以上なので、やはり、人が1人でいるのはよくありません。社会に貢献するには、先ず家族を持つことです。今回の研究からも、1人で運動するよりも、集団で、互いに励まし合ったり、切磋琢磨しながら運動するのが良いことが分かります。人も所詮は猿の一種なので、集団生活が本来の在り方だということです。