適度に運動していても同じ姿勢をし続けるとエコノミー症候群になる

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

米国心臓学会の2017年学術会議でプレゼンされた予備研究によると、例え、推奨量の運動をしていても、テレビの視聴時間とともに血栓リスクが増加するとのことです。あまりにも動かなさ過ぎると、エコノミー症候群になると言われているように、普段から必要量の運動をしているからと思って油断していると、とんでもないことになる可能性があるみたいです。

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長時間同じ姿勢は体に悪い

Risks for blood clot in a vein may rise with increased TV viewing

“Watching TV itself isn’t likely bad, but we tend to snack and sit still for prolonged periods while watching,” said Mary Cushman, M.D., M.Sc., co-author of the study and professor of medicine at the Larner College of Medicine at the University of Vermont in Burlington.

”テレビを見ること自体は悪いことではないのですが、テレビを見ている間、長時間、お菓子を食べたり座ったままになりがちです。”と、本研究共著者でバーリントンにあるバーモント大学ラーナー医学校の内科教授のメアリー・クッシュマン博士は言いました。

たいていの日本人は、テレビを見ている時、ソファーなんかに寝っ転がりながら、カップ麺やお菓子を食べたり、清涼飲料水なんかを飲みまくったりしていますが、これを何時間も続けているのが健康に良くないみたいです。勉強と一緒で、例えば、1時間やったら、休憩して気分転換に少し体を動かすとか、そういう工夫が必要なようです。後は、テレビを見ながらお菓子を食べたりジュースを飲んだりしないことです。学生の場合、ながら勉強(テレビを見ながらラジオを聞きながらお菓子を食べながら勉強)をする人が多いですが、これは最悪で、最もやってはいけないパターンのようです。勉強だけに集中することが大事だと言われています。

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テレビ鑑賞が静脈血栓塞栓症の危険因子

Prolonged TV viewing has already been associated with heart disease involving blocked arteries, but this is the first study in a western population to look at blood clots in veins of the legs, arms, pelvis and lungs known as venous thromboembolism or VTE.

長時間のテレビ鑑賞は、動脈閉塞性心疾患と既に関連付けられていますが、本研究は、静脈血栓塞栓症として知られている四肢、骨盤、肺の静脈における血栓を調査するために、欧米人口に対して行われた最初の研究となっています。

テレビをよく見る人は、テレビをほとんどか全く見ない人と比べて1.7~1.8倍、初めて静脈血栓塞栓症を患うリスクが高まるとのことで、驚いたのは、運動している人の方が、そのリスクが高い(1.8倍)ということです。これは、恐らく、運動しているからと油断するのが原因だと思われます。テレビをよく観る人に肥満が多いらしいのですが、肥満は、リスク上昇の25%の原因にしかなっていないので、他の75%は、いろいろな要因が考えられるっぽいです。

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運動しながらテレビ鑑賞

一番いいのは、ルームランナーで走りながらテレビを見たり、アエロバイクを漕ぎながらテレビ鑑賞をするのがいいみたいです。家にトレーニング器具がない人は、テレビを見るのを30分遅らせて散歩するとか、どうしても見たい番組がある時は、ビデオにとってCMを飛ばして時短鑑賞するのがいいみたいです。まぁ、本当に一番いいのはテレビを見ないことです。日本のテレビ番組は糞つまらん番組ばかりだし、百害あって一利なしの番組を見るより、家の中を綺麗に掃除したり、勉強したり、読書したり、家族や恋人、友人と語り合ったり、家のペットの世話をしたり、近所を掃除したりするなどのボランティア活動をしたり、もっと、有益なことをして時間を過ごすのがいいでしょう。名探偵コナンは別として、馬鹿の娯楽と揶揄されている日本の低俗で下衆で糞つまらんテレビ番組を見ることほど時間の無駄はありません。

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パソコンのやり過ぎも良くない

“Health professionals should take the time to ask patients about their fitness and sedentary time, such as prolonged sitting watching TV or at a computer,” Cushman said. “If you are at heightened risk of venous thromboembolism due to a recent operation, pregnancy or recent delivery, cancer or a previous clot, your doctor may prescribe blood-thinning medication or advise you to wear compression stockings.”

”医療専門家達は、患者に対して、ちゃんと運動しているかとか、テレビ鑑賞もしくはパソコンの前で長時間座りっぱ等の、じっとしている時間について尋ねるべきです。もし、最近の手術や現在妊娠中、あるいは、最近の出産や癌罹患、もしくは、過去の血栓などの理由で、VTEの発症リスクが高い場合、あなたの主治医は、あなたに、抗凝血薬を処方するか、圧迫ストッキングを着用するように勧める可能性があります。”

パソコンのやり過ぎも良くないみたいです。スマホの場合は、歩きスマホがあるので、座り続けるということはありませんが、首を痛めたり、ひどい肩こりになったり、歩きスマホで自己や事件に巻き込まれることも多々ありますし、眼にも悪いので、スマホが必ずしも体に良いとは言えません。テレビ、パソコン、スマホなんかの文明の利器に依存せずに、自然の中で動き回ることで、野生の勘を取り戻したり、命の洗濯(リフレッシュ)をしたりして、精神的にも肉体的にも健全になってみてはどうでしょうか。心に少し余裕が出てくるかもしれません。

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