ネットの口コミレビューを参考にする時は評価内容を十分吟味すべし

楽天やアマゾンなんかのウェブ通販経由で買い物する時、必ずレビューを見てから買い物するという人が多いみたいです。逆に言えば、レビューの無い商品は売れないと言っても差し支えないかもしれません。個人がレビューを付けるとしたら、強制的(レビューを書けば送料無料とかプレゼントが付くとか)な場合を除けば、商品に余程感動したか、あるいは、その逆に商品が酷すぎた場合だと思われます。少なくとも自分はそうです。自分と同じ悲惨な思いをしなように消費者に注意喚起するのが目的の場合と、素晴らしい商品であることを他の消費者に伝えたい場合に、敢えてレビューを書き込みます。まぁ、あくまでも主観意見ではありますが。

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口コミ評価の重要性

Shoppers increasingly consult online reviews before making holiday purchases. But how do they decide which reviewers to trust?

買い物客は、休日のショッピングを楽しむ前に、オンラインレビューを見るようになってきていますが、どのレビューが信頼に値するのかを、いかにして決めているのでしょうか?

ウェブ通販だけではなく、実際に街に出て買い物する時も、スマホを使って購入を考えている商品の口コミレビュー(口コミ評価)を見てから購入に踏み切る人が増えています。そういう実態を鑑みれば、ネット上のレビューがいかに重要かが良く分かります。消費者の初動を促すためのマーケッティング云々も大事ですが、マスメディアの宣伝を除けば、口コミ評価が商品の売れ行きに多大な影響を与えると言っても、決して過言ではないでしょう。

レビューの信頼度の指標

Recently published research from the Indiana University Kelley School of Business at IUPUI shows that consumer trust in online reviews is influenced by spelling errors and typos. But how much those errors influence each consumer depends on the type of error and that consumer’s general tendency to trust others.

インディアナ大学-パデュー大学インディアナポリス校にあるインディアナ大学ケリー経営学部が最近発表した研究が、オンラインレビューに対する消費者の信頼は、レビューワーのスペルミスやタイプミスによって影響されることを明らかにしています。しかし、その種のケアレスミスが各々の消費者に与える影響の度合いは、そのエラーの種類と、各消費者の他者を信用する一般性向に左右されるということです。

レビューを見る時、スペルミスやタイポなどはあまり気にせずに、レビューワーの商品に対する批評に正当性があるのかどうかを一番重要視すべきでしょう。いろいろなサイトで評価1の批判的なレビューを何百何千と読んでいますが、気になるのは、商品の批判ではなく、配送会社や販売店に対する批判が多々あり、肝心の商品の評価はされていないということです。ひどいのになると、実際に商品を使ってないのにもかかわらず最低評価を付けていたり、非常に良い商品と言いながら評価1だったりするので、そんなんで商品の総合評価が下がったら商品の製造業者にしたらたまったもんじゃありません。低評価と高評価のバランスも大事で、高評価が何千も付いている一方で、低評価が全体の3%(評価数2000なら60)程度なら、その評価はノイズ程度に考えるのがいいかもしれません。商品は製造・生産時期やロットが違えば、当然多少の差異は出て来るし、人の嗜好にも左右されるし、値段相応であるということをきちんと考慮に入れているのかということも重要になってきています。値段相応とは、例えば、10kg3000円程度の米とその倍の6000円の米を比べてはいないか?といったような意味です。

個人の信用性向

他者への信用性向が高い個人は、綴ミスを知識の誤りであると判断し、それによって評価者の信頼度を下げることはしませんが、タイプミスはケアレスミスと判断して、評価者に対する信頼度を大きく下げます。対照的に、他者をあまり信用しない個人は、綴ミスもタイプミスのどちらに対しても、大した関心は払わないようです。他者を信用しやすい人は、タイプミスを評価者の全般的な誠実性の欠如や軽率な人間のサインと考え、そのレビューワーの評価の内容に注意を払わなくなります。レビューがいい加減というレッテルを貼られるんでしょうね。

口コミ評価は諸刃の剣

Online reviews are a mixed blessing, Anthony Cox said: “They are a source of not only information but also misinformation. You don’t know the reviewers. You don’t even know if they are who they say they are, if they’ve actually used the product or if someone paid them to write the review.”

オンラインレビュー(ネット上の口コミ評価)は諸刃の剣であると、アンソニー・コックス氏は言います。”ネットの口コミ評価は、有益な情報源で有る一方で、いい加減な情報のソースでも有り得ます。口コミ閲覧者達は、レビューワーの出自、彼等が実際にレビュー商品を使っているのかどうか、あるいは、業者のさくらかどうかさえも知らないのです。”

口コミを信じるか信じないかは、個人の他者への信用性向に影響され、他人をあまり信用しない人間が口コミも信用しない一方で、他者を信用やすい人間は口コミを真に受けやすい傾向があると言え、しかし、口コミにタイプミスがあると、口コミに対する信用度が一気に下がるということのようです。なので、口コミを書く時は、スペルチェックのあるソフトを使ってタイプした文章を、口コミ蘭にコピペするのがいいかもしれません。消費者心理としては、口コミがないと不安になるし、悪い評価が多くても不安になりますが、口コミに書かれた内容を吟味することが要求されていて、まず、レビュー内容を疑ってかかる必要がありそうです。

参照サイトResearchers examine how errors affect credibility of online reviews

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