But nothing worth doing ever is.は、中学生レベルの英単語の羅列ですが、瞬間的には訳せませんでした。何度か読み直して、やっと意味が分かったのですが、こういう英文は、丸ごと暗記してしまうのが一番です。そうすれば、Nothing worth fighting for ever is.のような英文にも即対応できます。下記のニュース記事の中に、問題の英文が出てきました。
What VW has been doing, since after the emissions scandal, is to try and get rid of the old unquestioning culture and give the power to the various brands to decide for themselves. Would that have been easy? Of course not. But nothing worth doing ever is.
Kate Howe: the transformation of Volkswagen shows us how to make the agency elephants dance
フォルクスワーゲンが、排ガス騒動の後以降やってきていることは、何とか、古臭い、疑問を呈さない文化を排し、多様なブランドに自決権を与えることです。そのことは簡単なことだったでしょうか?もちろん、簡単なことではありません。しかし、やる価値のあることで簡単なものは絶対にありません。
Nothing worth doing is easy.という英文は、やる価値のあるものに容易なことはないという意味ですが、要は、これに強調のeverが付いて、Nothing worth doing is ever easy.やる価値のあるものに簡単なことは絶対にないという意味に変わっただけのことです。つまり、
Nothing worth doing ever is = Nothing worth doing is ever easy.という事です。これは、Anything worth doing is never easy. と書き換えることができます。
It’s not easy, but anything worth doing never is.
Nothing worth doing is ever easy. = Nothing that is worth doing is ever easy.です。
ある意味名言とも言えるこのNothing that is worth doing is ever easyをググると、いくつかのサイトで、Ruzwana Bashir(ルズワナ バシール)氏の名言であることにしていますが、真偽の程は分かりません。
On Friday, the Wall Street Journal reported that the problem may have been operational—rather than a manufacturing or design flaw of the rocket itself. But that does not mean the case is that simple. Nothing involving rockets ever is.
SpaceX’s Mysterious Rocket Explosion Gets a Little Bit Clearer
金曜日、ウォール・ストリート・ジャーナルは、今回の問題が、ロケットそのものの製造上の欠陥や設計上の欠陥というよりは、むしろ、操作的なものであったかもしれないことを報告しています。だからと言って、今回の一件(爆発事故)が、それほど単純なものであるというわけではありません。ロケットが関わることに単純なことなど決してありません。
rocket science = ロケット科学、難しいこと、rocket scientist = ロケット科学者、天才という意味があるように、ロケットが関わって単純なわけがないということを言っています。
nothing ~ ever isで、 ~で・・・なことなど絶対にない、という意味になり、・・・の部分には前文のsimpleやeasyが入ります。上記の場合は、is ever simpleになります。