testとcultureにはさまざまな意味があるから要注意

一般的に、testはテスト、試験、cultureは文化、教養ですが、実際には、これ以外の意味を有しています。しかし、例えば、日本で言うところの期末テストは、final exam、中間テストならmidterm exam、抜き打ちテストは、pop quizのことなので、アメリカでは、testという英単語をこのような場合には使いません。testという単語は、ラボ等で、何か機器を(事前に)テスト(検査)するといったような時などによく使われていました。

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文化的受容度を試す

It admits it will ‘test cultural acceptance in one of the most sensitive areas of policing’

Scotland Yard to recruit volunteers as counter-terror officers

ロンドン警視庁は、特別警察官(市民ボランティア)の長期利用が、警察活動の最も繊細な分野の1つ(対テロ部門)で、文化的に受け入れられるか試されるだろうと言っています。

cultural acceptance = 文化(文明)受容、文化的受容(度)、test cultural acceptanceは直訳すれば文化的受容度を試すですが、この記事の場合は、(既存のプロの対テロ部隊の)気風(文化)に(ド素人集団)が受け入れられるか試されるだろうといったような意味合いです。

このケースでは、culture = 気風(文化)、test = 試す、という意味で使われています。

この記事中で使われているMet (Metropolitan Police Force)は、Scotland Yard = ロンドン警視庁のことです。

テスト文化

“But the produce-or-else testing culture that she fostered – tying portions of some evaluations to growth in scores and securing commitments from principals to hit numerical targets – created a climate of fear, in the view of many school employees.

D.C.’s exploding schools scandal — and why it has national significance

”しかし、教育監ミッシェル・リーが育んだ、結果を出すか解雇かというテスト文化(教師の評価の一部を生徒の成績上昇に結び付け、数値目標を達成するために校長達のコミットメントを確保すること)は、多くの教職員が、不安の環境を作り出していると考えている。”

in the view of = ~の(意見、評価、見解)では、climate of fearは、恐怖支配のようなものと思っておけばいい、まとめると、生徒の成績を上げられない教師は解雇という、テスト偏重主義の校風を、多くの教職員達は、恐怖支配と見なしているということです。この文で使われているtestingは中間テスト等のテスト、cultureは文化という意味で使われています。

testingには、困難な、つらい、試練の、努力を要するといった意味もあります。

culture = 教養

“The mission of the university is to create a learning environment that nurtures a sound moral and intellectual culture that attracts an excellent blend of faculty from across the world, and deploys resources to educate the total person,” she said.

See education as service to humanity, Obasanjo charges proprietors of schools – Vanguard News

”大学の使命は、世界中から様々な分野の優秀な教職員を引き付ける、しっかりした知育と徳育をはぐくみ、知・徳バランスが取れた人格を形成するための資源を有効に活用する学習環境を作り出すことです。”と、彼女は言いました。

moral culture = 徳育、intellectual culture = 知育、この場合のcultureは、教養という意味で使われていて、すなわち、それぞれ、道徳的教養、知的教養のことを言っています。

細胞培養をテストする

Researchers then tested cell cultures and mouse models by using a gene editing process called CRISPR-Cas9 to demonstrate how the presence or absence of myomaker and myomerger — both individually and in unison — affect cell fusion and muscle formation.

研究者達は、次に、myomakerとmyomergerの(個別と一緒の両方)存在や非存在が、細胞融合と筋形成にどのように影響を与えるのかを明らかにするために、細胞培養とマウスモデルを、クリスパーキャスナインと呼ばれる遺伝子編集プロセスを使ってテストしました。

test cell culturesはセルカルチャーをテストする、cell culture testは細胞培養試験

cultured cellなら培養細胞、culturedには培養された、養殖された、という意味の他、文化や教養のあるという意味もあります。cellも細胞以外に、個室、独房、セル、sleeper cellのような小集団といった意味もあります。ドラゴンボールのセルなんていうのもいます。

test = 評価[判断]基準

オンライン版ロングマン現代英英辞典に、

The ultimate test was whether a movie made the audience laugh. 映画を見て観客を笑うかどうかが最も重要な判断の基準だった。

Profits are the ultimate test of a company’s success. 利益は企業の成功度を示す最も重要な判断基準だ。

という例文が載っています。どちらも非常に紛らわしい文で、思わずultimate testを最終テストと訳してしまいそうです。最初の文は、映画を見て観客を笑うかどうかが最終的なテストだと訳しても全然おかしくないだけに、こういった意味を知らないと危険と言えます。

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