目的語が不定詞/動名詞で意味が違う動詞には要注意

基本的に、不定詞は未来のことを言い、動名詞は過去のことを言っていると思っていい。例えば、

I stopped to smoke. 煙草を吸おうと立ち止まった。stopは自動詞なので立ち止まるの意味。

I stopped smoking. 煙草をやめた。stopは他動詞なので、~するのをやめるの意味。

不定詞の方は、煙草を吸うためという未来のことを言っていて、動名詞の方は、喫煙という過去の習慣のことを言っている。これから煙草を吸うという行為と、今までの行為の違いが意味の違いになっている。

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try, regretの場合

I tried to do it. 私はそれをやろうとした。

I tried doing it. 私はそれをやってみた。

この場合、不定詞の方は、やろうとしただけで、実際にやったかどうかについては言及していない。動名詞の方は、実際にやったと言及している。つまり、不定詞は未来、動名詞は過去と言える。

regret, remember, forgetも、不定詞は未来、動名詞は過去について言及している。

I regret to say I can’t help you. 残念ながらお役に立てない。(これから言うことに対して)

I regret saying such a thing to you. そんな事をいったのを後悔している。(過去の発言に対して)

remember to ~ = ~することを覚えている、remember ~ing = ~したことを覚えている

forget to ~ = ~することを忘れる、forget ~ing = ~したことを忘れる

不定詞が未来を、動名詞が過去を言及していると覚えておけば、両者の違いは明白だ。

prefer, likeの場合

I prefer to stay at home. 私は(今はどこにもいかずに)家にいたい。

I prefer staying at home. 私は家にいるのが好きだ。

この場合も、不定詞の方は、今どこかへ行くよりはという未来の事を言っていて、動名詞の方は、過去から続く習慣のことを言っている。動名詞が一般論で、不定詞は今回の特定の場合に言及している。

I like to swim. 泳ぎたい。(今この特定の場合において泳ぎたい)

I like swimming. 泳ぐのが好き。(習慣として泳ぐことが好き)

のような違いがあると、いくつかの文法書には書いてあるが、しかし、このスレッドを見ると、少なくともこのスレの中では、何人かの米語ネイティブは、この2つの文には何の違いもないと言っている。さらに、不定詞の方には、泳ぎたいなどという意味はないといい、その場合は、I would like to swimやI want to swimを使うだろうと言っている。米語では、I like to swim = I like swimming = 泳ぐことが好きだと言っている。

このスレッドを見ても、動名詞が習慣を述べ、不定詞がある特定の場合を述べるという文法は、あくまでもイギリス英語文法であると、数人のアメリカ人ネイティブ達が異議を唱えていて、アメリカ英語にはそのような細かいニュアンスの違いは全くないと言っている。

I like boxingは、見るのが好きなのか、やるのが好きなのか曖昧であり、I like to box.なら、私は殴り合うのが好きと、曖昧さが一切なくなると米語ネイティブは言っており、つまり、I like boxing = I like to box = 私はボクシングをやるのが好きの公式が成り立つことが分かる。

さらに1人の米語ネイティブが、Do you like to play basketball?とDo you like playing basketball?の違いを説明している。前者は、質問者は、聞き手がバスケをやるのかどうかは知らず、後者は、質問者は聞き手がバスケをやるのは知っている上で、バスケをプレイするのは好きか?と聞いていると言っている。これも結局のところは、like playing basketballが、聞き手が習慣的にプレイしているバスケが好きかどうかを聞いている一方で、like to playの方は、単純にバスケをプレイするのが好きかどうかを聞いている。疑問形にだけ関して言えば、米語にも、このようなニュアンスの違いが存在すると、このネイティブは言っている。

like, love prefer, hate, dislikeは、不定詞はある特定の場合を意味し、動名詞は一般的なことを述べるのに使われるというのは、少なくとも、上記のスレッドにおいては、イギリス英語文法だと指摘されている。

最も、どの文法書を見ても、そういった傾向があると書いてあるだけで、必ず使い分けなければならないとは一言も書いていないことからも、特に、厳格なルールが存在しないことだけは確かなようだ。

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