more than ever before/than ever beforeの意味・用法

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イディオム、more than ever before = 今まで以上に、かつてないほどに、than ever before = これまでより、従来にも増してという意味で、more important than ever beforeなら、今まで以上に重要、これまでになく重要という意味になります。more famous than ever beforeは、従来に増して名が知れるといったような意味になります。

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more now than ever beforeの訳し方

We know more now than ever before about ~は、直訳すれば、我々は、これまで以上に、今は、~について知っているとなります。訳し方は、文脈によって臨機応変に変えていけばいいでしょう。下の例文を試しに訳してみます。

Americans eat out more now than ever before. In fact, one study indicated that almost one-half of every dollar Americans spend on food is spent at restaurants.

Foodborne Illnesses Rise While Regulations Tighten. Are We at Break Even?

live another dayの意味・用例
live another dayというイディオムは、another dayにさまざまな意味合いがあるので、文脈次第で色々な解釈が可能です。例えば、スカーレット・オハラの不朽の名作である風と共に去りぬの名台詞Tomorrow is another day. (明日は明日の風が吹く)のanother dayは、今日とは違う別の日という意味で、明日という字は明るい日と書くのね、みたいな意味合いです。

アメリカ人は、現在、これまで以上に外食しています。事実、ある調査が、アメリカ人が使う食費のほぼ半分がレストランで消費されていることを示唆しています。

この場合は、現在これまで以上に程度に訳しておけば十分だと思います。次に、変則型の訳し方の例を載せておきます。

“The United States is at present the world’s market for motor cars and trucks. An agent for the U.S. Bureau of Foreign and Domestic Commerce reports a prosperous condition of affairs prevailing in Japan, which is buying more automobiles, especially large cars, than ever before. There are about 2,400 automobiles in Japan at present, 600 of which were imported during the first nine months of last year, as against 218 during all of 1916. Japanese roads are very narrow and the bridges weak, but the Government is spending $2,000,000 on the road from Tokio to Yokohama, and has ordered the provinces to improve their roads and bridges.”

Buying into Nuclear Power; Selling American Cars in Japan; Advocating for Nitroglycerin

”アメリカは、目下、自動車とトラックの世界の市場になっています。海外国内通商局の職員は、好景気に沸く日本が、これまでよりも多くの自動車、特に、大型車を買っていることを報告しています。1918年当時、日本には2400台の車が存在し、そのうち600台は、1916年全体の輸入数218台に対して、1917年1月~9月の間に輸入されています。日本の道路は、非常に狭く、橋は脆いのですが、政府は、東京から横浜までの道路の整備に200万ドルを費やし、地方政府に対して、道路と橋を改善するよう命じています。

この場合は、従来[今まで、これまで]よりも多くのと訳すことができます。この時代の背景に付いてもう少し補足したいと思います。

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1918年当時の日本の概況

1918年(大正7年)は、奇しくも、松下幸之助氏が松下電気器具製作所を創設した年でもあります。1914年から始まる第一次世界大戦による戦争特需で、日本は好景気に湧いていました。1918年、日本は債務国から債権国に成り上がる一方で、貧富の格差は深刻化し、各地で暴動や米騒動が勃発していました。それから100年の月日が流れ、2400台しかなかった車は、今は、1億台以上に膨れ上がり、日本が世界に冠たる自動車大国にのし上がろうとは、当時の日本人達には、想像すらできなかったに違いありません。

参考サイト100年前に創業した松下幸之助氏~1918年はどんな年だったのか

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