名言:No one should be above the law (誰もが裁かれるべき)

No one should be above the lawは、直訳すれば、何人たりとも法を超越してはならない、法の上に立つということは、要は、独裁者であるということで、独裁者のみが、何をしても許されるということだ。法の下の平等の精神は、法の上に存在する人間が存在しないことを意味し、どんなに偉い人間でも法を犯せば裁かれなくてはならないことを謳っている。つまり、悪いことをすれば誰もが裁かれるということだ。

No one should be above asking for help once in a while.なら、どういう意味になるだろうか?

直訳すれば、何人たりともたまに助けを求めることと無縁であるべきでないという意味になる。

オンライン版ロングマン現代英英辞典に、aboveという英単語には、(態度・行動などについて) …のようなことはしない、 …とは無縁で、とう意味があり。not be above (doing) somethingは、<…>(すること)を平気でやると出ている。~のようなことをしないは、~のような真似はしない、つまり、プライドが邪魔をしてそうさせないような意味合いになる。そこから転じて、~するのを恥とするとも訳せる。上記の英文は、誰であろうとも時に助けを求めることを恥とすべきではない。と訳せる。年がら年中助けを求めるのは別として、たまに助けを求めることを恥と思わない方がよいのは言うまでもない。困ったときはお互い様だからだ。

aboveのイディオムの中に、above suspicion / reproach / criticism = 疑われる[非難される,批判される]ことはないというのがあるが、above reproachには、申し分ない、非の打ち所がないという意味もある。

他にも、get above yourself = 英 〘インフォーマル〙 つけ上がる, 思い上がるという意味が、オンライン版ロングマン現代英英辞典に載っている。above oneself = 思い上がると覚えておけばよい。

No one is above the law and no one is beneath the law.

法より上の人間も下の人間もいない。と訳すと、法の下の平等とは何だったのか?となるが、この場合の法より下の人間とは、法に値しない人間のような意味合いがある。身分が卑しいとか、貧乏とか、不法移民のような人間のことを指す。権力のある人間が法を超越しやすいのに対し、あまりにも身分が低い庶民は逆に法の保護からもれる可能性が高い。例えば、権力があれば警察は全力で保護するが、権力を全くもたない99%の庶民は、警察に保護を求めても、危害を加えられてから来てねで終わる。どんな人間でも法律によって保護され得ることを言っている。不法移民であっても、due process(正当な法の手続き)なしには国外退去させられないように、全ての人間が法律によって平等に守られるべきということだ。

しかし、実際には、地位の高い人間ほど、法の裁きは受け難い一方で、法の保護は受けやすく、それとは対照的に、地位の低い人間ほど、法の裁きを受けやすい一方で、法の保護は受け難い。これが世の中の悲しい現実と言えるだろう。警察は国民の安全を守るために存在するのではなく、特権階級の既得権益を守るためだけに存在すると言った人間がかつていたが、全くその通りであると言えよう。

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