前回mpir.hをWSL(Windows subsystem for Linux)にインストールしたところ、今回は、mpirxx.hがないと怒られたので、このヘッダーファイルをインストールすることにした。前回のmpirライブラリのインストールのやり方だと、どうやら、mpirxx.hはインストールされないらしい。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | #include <iostream> #include <mpirxx.h> int main() { mpz_class a, b = 123; a.set_str("123456789123456789123456789", 10); std::cout << a + b << std::endl; } |
ここから拾ってきたコードをrunしたところ、mpirxx.hがないと拒否られた。ライブラリをインストールしたばかりなのにおかしいとあれこれ調べたら、..configure
のところで、.--enable-cxx
をオプション指定しないとmpirxx.hはインストールされないと、このサイトに書いてあった。
mpirxx.hをインストールするには、前回の工程に若干の修正が必要となる。
以下のコマンドを順番に実行すれば、mpirxx.hも無事インストールされる。
1 2 3 4 | ./configure --enable-cxx make make check sudo make install |
前記のコードをコンパイルしたところ、下記のようなエラーメッセージが吐き出された。
error while loading shared libraries: libmpirxx.so.8: cannot open shared object file: No such file or directory
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libmpirxx.so.8にパスが通っていないみたいなので、ソフトリンクを作った。
sudo ln -s /usr/local/lib/libmpirxx.so.8 /usr/lib/
上記のコードをtest.cppとしてセーブして、以下のコマンドを実行。
1 2 | g++ test.cpp -lmpirxx -o test ./test |
この数値が正しいのかどうかは分からないが、一応は無事実行できた。
123456789123456789123456912
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