子供を真夏の炎天下に車内に放置してしまうのは脳の責任らしい

夏の猛烈に暑い車内に子供が置き去りにされるといった、非常に痛ましい事件や事故が後を断たない。こういった悲劇は、殺人事件と死亡事故の線引きが難しいのは、平気で我が子を手に掛ける親が五万といるので、必ずしも不幸な事故とばかりは限らないからだ。しかしながら、この記事”Why the brain can be blamed for children unknowingly being left to die in a hot car“の中に書かれている説によると、故意でない限りは脳に責任があるらしい。

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全ては脳が悪い

この記事に全ては脳が悪いと以下のように書かれている。

“The brain memory systems that fail when people forget children in cars are the same as those systems that cause us to forget to shut off the headlights when we arrive at a destination,” said Diamond. “Just as auto manufacturers have built-in systems that shut off headlights, we must have built-in systems that detect a forgotten child in a car.”

「人々が車に子供を置き去りにする時に機能しなくなる脳の記憶系は、目的地に到着した時に前照灯を消し忘れるのと同じ記憶系なのです。前照灯を自動に切る装置を自動車メーカーが内蔵しているのと同じように、車に置き去りにされた子供を検知する装置を内蔵する必要があります。」

車に子供を置き去りにして死なせてしまうのは、車のヘッドライトを消し忘れるのと同じうっかりミスらしい。うっかりミスなら仕方がないだろうが、気になるのは、この記事の以下の一節だ。

法律上の責任の行方

Many of the parents that forget children in cars have been charged with manslaughter, and even murder. Diamond has worked with defense attorneys and legal scholars to address the legal ramifications for child deaths in hot cars. His study included a review of an absence of mens rea, in which harm caused by an individual without intent or awareness, should negate prosecution of cases where parents and caretakers unknowingly and unintentionally leave a child in a car.

「車に子供を置き去りにした親の多くは、過失致死罪、さらには殺人罪にさえ問われている。ダイアモンド氏は、弁護人と法学者と共に、子供の車内での熱中死に対する法律への波及に取り組んでいる。意図や自覚が無い個人によって引き起こされる危害である、犯意無きのレビューを含む氏の研究は、親や子守りが、無意識・無意図的に子供を車に放置する事例の訴訟をなくしてくれるはずである。」

うっかりミス、もしくは、ど忘れで子供を死なせてしまった場合、親や子守りは裁かれるべきではないという論調であるが、この論調は、Kenneth Parksの弁護人が使ったsleepwalking defense (夢遊病弁護)を思い起こさせる。真夏の炎天下に子供を車内に放置する行為が、ヘッドライトの消し忘れと何ら変わりはないと言われても、ほとんどの人間は納得しないだろう。数分や数十分ならそれも有りかもしれないが、数時間となるとかなり無理があるように思えるのは私だけではないはずだ。犯意が無いとしても(犯意のあるなしは、嘘発見器や周囲の聞き込み調査、親の犯罪歴等で判定すると思われる)、子供がいてもいなくてもどうでもいいと普段から思っているとしか思えない。子供を宝物のように大切に育てていれば、そんなことは絶対に起こり得ないからだ。子供よりパチンコが大事な親が現実にいるわけで、パチンコに夢中になって子供のことをど忘れしていたから無罪では済まされないだろう。

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