日本人の約半数が自分の英語力を小学生以下だと思っているらしい

自分の英語力は、英会話力だけならpreschooler(未就学児)レベルだと自負しています。アメリカでホームステイをしていた時、4歳の子供の方が私より英語をうまく話せていました。字の読み書きもできない子供以下の会話力で、当時アメリカの大学に通っていた私はかなりの衝撃を受けていました。私の英語力も小学生レベルでしょうね。

留学中は喉から手が出るほど欲しかった英語力ですが、結局望むレベルの英語力を得ることは出来ず仕舞いでした。外国語を学ぶのは非常に難しいです。特に会話力は如何ともし難いです。こればかりは才能が必要です。努力だけではどうにもなりません。

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英語の重要性は増していく

日本人の英語力、半数近くが「自分は小学生レベル」と回答

講談社は1月5日、「純ジャパ(留学や海外生活の経験がなく、日本の学校で英語を学んだ人)」を対象とした「インバウンド2000万人時代のおもてなし英会話力調査」の結果を発表した。調査期間は2016年10月28~30日、有効回答は20代~60代の個人1,000人。

1000人はサンプル数としては十分でしょう。人口3.3億人のアメリカの世論調査のサンプル数がそんなもんなので。今後、訪日観光客数を2020年までに4000万人にしようと目論んでいるので、国際標準語の英語は増々重要になってくると言われています。とは言っても、大事なのはあくまでも会話能力であって、こればかりは子供でない限り簡単には習得できません。大人が英会話力をマスターするのは至難の業だし、ある程度の才能が必要です。なので、自分に才能がないと思ったらすぐに諦めましょう。時間と金の無駄になるからです。アメリカに30年以上暮らしていて、アメリカ人の奥さんと子供達がいても、英語がまともに話せない大学教授がいた事がそれを証明しています。

日本人は英語下手を自覚している

そこで、英語4技能別に英語レベルを自己評価してもらったところ、4技能とも「小学生レベル」(各4割超)が一番多く、特に「話す力」は「小学生レベル」と答えた人が最多(49.9%)となった。

小学生レベル=全く話せないという意味なんでしょうけど、そういう人が5割いるというのは正直な解答でしょう。確かに英語力が中学生レベルだと敷居が高いかもしれません。ビジネスレベルの英語力を持つと答えた人は5%らしいのですが、これが多いのか少ないのかよく分かりません。ただ、ビジネスで英語を使う人がそんなにいないということを証明する数字になっているのではないでしょうか。つまり、ほとんどの日本人は英語を学んでも意味がないということです。もちろん、趣味で英語を勉強するなら話は別です。

英語が苦手な事を自覚している日本人が多いことは英語ビジネスには良いことで、そこには潜在的なマーケットが眠っているからです。英語の重要性を煽れば、勉強しなくちゃいけない!と思う日本人が増え、それだけ英語ビジネスが潤います。それが経済の活性化にもつながるのでいいことです。新聞の折込み広告にも、2020年から小学生で英語が必修科目になるので、今から子供達に英語を勉強させましょうといったものが増えてきています。商魂たくましいというか、先走り過ぎというか、学習塾も色々大変みたいです。

小学生で英語は意味があるのか?

2020年から、小学3年から英語活動を必修化、5・6年から英語を教科化するらしいですが、どうなんでしょうか。英語がまともに話せない教師が英語を教えれば、百害あって一利なしだし、ネイティブか、ネイティブ並みに流暢に英語が話せる人間が教える立場にいないのなら、小学生から英語を教える意味が全くないとも言われています。一番いいのは小学校1年から英会話だけやればいいんではないでしょうか。小学生の間は、会話以外は何もやる必要がないということです。ネイティブの未就学児が字の読み書きもできないのに会話だけはできるのと一緒で、取り敢えず、小学生の間に、ネイティブの未就学児並の会話力を培うという意味です。6歳ぐらいからやれば、かなり効果があるはずです。

英会話をチョロっと6年間続けるだけなので、日本語の習得や他の学習の妨げにはならないだろうし、とにかく、ちゃんとした発音で英語が話せるようになるには6歳ぐらいから英会話をやり始めないと手遅れです。6歳でも遅いぐらいで、本当にネイティブ並の英会話能力を子供に付けさせたかったら、2歳ぐらいから始めるべきとも言われています。

日本人の7割が英会話をしたい

外国人と上手にコミュニケーションをとりたいかと尋ねたところ、68.3%が「とりたい」と回答

これが一番大きな数字なのではないでしょうか。ここには潜在的なビジネスが眠っていることを意味しているからです。政府や民間企業が英語の重要性をメディアを通して煽りまくれば、英語ビジネスは大化けする可能性があります。ほとんどの日本人は英語をビジネスに活かせないと言いましたが、今後猛烈な勢いで増え続けると予想されている訪日観光客相手に商売をするには、ある程度の英語力が必須になってきます。中国語の方が重要と言う人もいますが、一応英語が国際共通語らしいので、それを学ぶのが一番でしょう。

英語ビジネスは難しいと言われています。駅前留学の失敗からも明らかなように、理由は英会話は難しいからの一言に尽きます。留学中に100人単位の日本人と接しましたが、英語が流暢に話せる留学生は皆無でした。学部留学生ですらそうなのですから、語学留学など話になりません。語学留遊と言った方が正しいでしょう。小学生相手の英語ビジネスが今後の主流になるのでしょうけど、生憎の超絶少子化、さらに子供の貧困の増大で、潜在需要はかなり限定されています。親子で英会話と銘打てば、それだけで市場は3倍になりますが、そういった顧客獲得のための企業努力が必要になってきます。

2020年に小学校で英語教科化と東京オリンピック、さらに、インバウンド5000万人時代を謳い文句にして、国と企業がタッグを組んで、英語の重要性を煽りまくって、英語ビジネスを拡大させる事が、日本経済の活性化にもつながることだけは確かです。

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