シンドラーのリストの赤い服の少女がウクライナ避難民を援助

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1993年に上映されたスティーブン・スピルバーグ監督の不朽の名作Schindler’s List(シンドラーのリスト)に出演していたあの赤服の少女が、現在ポーランドでウクライナ避難民の援助をしているというニュースを見て、感動のあまりキーボードを叩いている次第です。

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シンドラーのリスト

シンドラーのリストで、赤いコートの少女は決定的な役割を演じていますが、その子役だったOliwia Dabrowska(オリヴィア・ダブロウスカ)さんは、現在、ポーランドでウクライナからの避難民の援助活動に従事しています。1993年当時3歳だったそうなので、現在は32歳ということになります。正確には、今年の5月28日で33歳になります。シンドラーのリストは、ナチス・ドイツとソ連が戦った独ソ戦の最中の映画ですが、まさか、あれから77年後の2022年に、あのような悲惨な戦争が再びポーランドのお隣のウクライナで起ころうとは、一体誰が想像できたでしょうか。ロシアはドンバスでウクライナと代理戦争を8年間戦って来ましたが、ここまで多くの犠牲者を出す本格的な戦争になるとは、誰も思っていなかったはずです。そもそも、この戦争を始めたプーチン氏自身が、まさかこんな大事になるとは予想もしていなかったはずです。シンドラーのリストでは、オスカー・シンドラー氏が、ナチス・ドイツから迫害されていた多くのユダヤ人を自費を投じて救出しますが、今回のウクライナでの戦争においても、多くの人々が、ダブロウスカさんのように、ウクライナからの避難民のために援助活動を行っています。

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赤い服の少女


赤いコートを着た少女は、あのような無垢な小さな女の子でさえも、戦争(ホロコースト)の犠牲になってしまうという、シンドラーのリストのシンボル的存在になっています。今回の戦争でも多くの子供達が犠牲になってしまっています。これ以上の犠牲を出さないためにも、一刻も早く戦争を終わらせた方がいいのですが、残念ながら早期に終結する気配は微塵も感じられません。何とかしてこの戦争を終わらせようと国連が努力していますが、ドンバス戦争が8年間続いたことを考えると、延々と続く可能性も否定しきれません。しかしながら、このような悲惨な戦争の中にあっても、ダブロウスカさんのような人々の存在は一筋の光明でもあると同時に、人は助け合わなければいけないということを改めて再認識させてくれています。

参考サイト

Remember the girl in the red coat from Schindler’s List? Now she’s helping Ukrainian refugees

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