12年ぶりに復活したゴジラ(シン・ゴジラ)が凄いらしい

12年の沈黙を破って先月29日に公開されたシン・ゴジラが凄い人気のようです。公開2週目にして、観客動員数は既に100万人を突破、興行収入も20億円を突破、興収50億も射程圏内らしいです。名探偵コナンの純黒の悪夢に匹敵する快挙と言えるのではないでしょうか。ゴジラシリーズの累計観客動員数も一億人を突破したらしく、ゴジラの愛されっぷりがよく分かります。1954年の初公開以来、実に62年間も愛され続けた事になります。その人気は国内だけではなく、海外でも高いので、ゴジラは日本を代表する存在にもなっています。

2004年に公開された、ゴジラ FINAL WARS(ゴジラ ファイナル ウォーズ)から実に12年ぶりの復活となった今回の新作ゴジラは、新しく生まれ変わったゴジラという意味でシン・ゴジラなんだろうとは思うのですが、神ゴジラ、真ゴジラとも言われているみたいです。新ゴジラだと確かにネーミングセンスが疑われてしまう気もするので、シン・ゴジラは正解だったかもしれません。Shin Godzilla, Sin Godzilla, New Godzilla, Godzilla Resurgenceは海外でも人気が出るのではないでしょうか。

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公開2週で興行収入20億円突破

‘Godzilla Resurgence’ Has Earned Over 2 Billion Yen In Its First Two Weeks In Japan

The recently released Godzilla Resurgence has earned 2.1 billion yen in its first two weeks in Japan.

「最近公開されたゴジラ復活は、日本国内で、公開2週で21億円を稼ぎ出しました。」

公開2週で興行収入21億円は素晴らしいです。ゴジラ人気の根強さを感じさせてくれます。迷探偵コナンの純黒のナイトメアの62億円超えは無理でしょうが、50億円台はいくだろうと、個人的に思っています。アメリカでどれだけ人気を博すか楽しみでもあります。

That’s equivalent to around $20.51 million and the film is projected to make around 40 billion yen at the Japanese box office (or approximately $39 million).

「これは、米ドル換算だと約2010万ドルで、この映画は最終的に、興行収入を約40億円(約3900万ドル)稼ぎ出すだろうと予想されています。」

興収予測が40億円とは随分弱気なような気もします。50億円は余裕で超えるはずです。

ハリウッド版ゴジラ

For a Japanese domestic release these are very good numbers indeed and if this continues on Godzilla Resurgence will easily outpace the Japanese earnings for the 2014 version of Godzilla.

「日本の国内公開にしては、この数字は本当に上出来で、もしこのペースが続けばシン・ゴジラは、簡単に2014年のハリウッド版ゴジラの日本の興行収入を越えるでしょう。」

ハリウッド版ゴジラは日本国内の興行収入はたったの30億円だったのですが、アメリカだけでも、その興行収入は200億円を軽く超えていて、全世界だと530億円に達しています。そういう事もあって、ゴジラ2やゴジラ対キングコングが今後、それぞれ2020年と2019年に公開予定になっています。ゴジラは稼げるみたいです。日本も今回の大成功で、東京オリンピックに合わせて、続編が制作公開される事はほぼ間違いないでしょう。ゴジラの子供のミニラが成長して日本の首都東京を襲う!みたいなのを期待しています。

政治的色彩が濃過ぎる?

Godzilla Resurgence is also quite a political film, as it deals with how the current government copes with natural disasters and that has apparently resonated very strongly with Japanese audiences.

「ゴジラ新生は、現在の政府がどう自然災害に対処するのかを扱っていて、非常に政治的な映画でもあり、その事が、日本の観客の心に強く共鳴しているのは明らかです。」

ゴジラによる厄災が自然災害かどうかは置いておくとして、自衛隊の扱いや、首相や内閣府、官僚、閣僚などのゴジラや国民への対応が、政治的過ぎると言った声が、ネット上で多々見受けられます。見ていないので何とも言えませんが、ゴジラを原発に例えている記事が有ることからも、人の見方によってはそう見えるのかもしれません(「シン・ゴジラ」はあの大災害がエンタメにかけた「呪い」の憑物落としである)。

しかし、ゴジラが、アメリカのビキニ環礁での水爆実験による、当時の日本のマグロ漁船の第五福竜丸の被爆が動機になって作られたという話もあるので、政治的な色彩が濃いのも当然なのかもしれません。アメリカの核兵器によって目覚めたはずのゴジラが、何故かアメリカではなく、日本で放射能を撒き散らすのは、日本が世界史上において、最初で最後の被爆国だったからなのでしょうか(ドナルド・トランプ氏が大統領にならない限り)。ウルトラマンの怪獣が何故か日本ばかり襲撃するのと同じ理由である事は言うまでもありません。

海外では難しい?

The flip side of this is that this narrative effectively land locks the movie to Japan, as culturally much of the political side of things won’t have the same context abroad.

「これの裏側は、この政治的な物語が、政治的側面の多くが、文化的に海外と隔絶されている事もあり、事実上、シンゴジラを日本にしか受け入れられなくしています。」

land lockは、陸封する、陸に固定するという意味で、ガラパゴス化みたいな感じです。日本の携帯電話が日本人にしか受けなかったので、ガラ携、ガラケー(ガラパゴス携帯)と揶揄されているように、今回の新ゴジラも日本だけでしか受けないだろうと言われています。

Funimation are planning to bring this movie Westward later this year but they face a stiff challenge. Godzilla Resurgence’s appeal is a unique one rooted in a current Japanese cultural context, handling that in terms of marketing will not be straightforward at all.

ファニメーションは、今年後半にこの映画を西側へ持ってくる予定ですが、彼らは非常に厳しい挑戦を強いられます。新ゴジラのアピールは、最近の日本の文化的事情に根差している独特なものなので、マーケッティングの点から見て、そのような事を扱うのは、そんなに単純なことではありません。」

日本特有の文化的事情に訴えかけている映画だとしたら、確かに海外では受けないかもしれません。とは言っても、翻訳次第でどうにでもなる問題なので、英語訳を政治色の薄いものに変えれば、無問題のような気がします。ぶっちゃけ、見ていないので何とも言えません。

日本映画が海外で成功すること自体がほとんど奇跡的な事なので、この映画が海外でどう受け取られるのかは全く分かりませんが、IMDBを見る限り、前評判は相当高いので、成功する可能性は非常に高いとも言えます。2014年のハリウッド版の成功が、新ゴジラを海外で成功させる可能性が非常に高いとも言え、期待をしてもいいのではないでしょうか。

IMDBに載っている批評が面白いというか参考になります。会話シーンが多過ぎて、肝心のゴジラのシーンが少ないのと、ゴジラの犠牲者の心情や、登場人物間の展開が乏し過ぎる事に不満を感じているのと、政治的色彩については、サブタイトルを見てみないと何とも言えないと言っています。面白いのは、日系アメリカ人の役を演じているはずの、石原さとみの英語があまりにも下手くそ過ぎて、英語を話しているとは思わなかったらしいです。この人は母国語がフランス語らしいので、なおさらそう感じたのかもしれませんが。

日本には英語ペラペラな日本人が腐るほどいると思うのですが、何故英語がまともに話せない役者を使ってしまったのか理解に苦しみますが、まぁ、海外上映の場合は、現地語に吹替されるので、問題ないだろうと思ったのかもしれません。

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